向丘歯科クリニック 医院案内 一般歯科 小児歯科 歯周病予防 審美歯科 インプラント治療 矯正案内 入れ歯

小児歯科
お母さまのお子さまの歯に対する意識が大事です

 泣いて、歯医者さんをどうしても怖がるお子さまの場合、怖がるままに無理に歯科治療を行うのも良くないと思いますので、まず歯医者さんに慣れてもらいます。そして歯医者さんに慣れてもらい、じょじょに歯の治療をはじめます。
 歯医者は恐いというイメージだけが残る治療ですと、大人になった時に虫歯治療が遅くなるということになります。
 また、お母さまのお子さまの歯に対する意識というのが大事になると思います。
 お母さまに気をつけていただきたいことは正しいブラッシングを覚えていただきたいということです。歯磨き粉をつけて磨けば汚れは落ちると思っていられる方が多くいられます。汚れはブラシで落としますので、ブラシと歯の角度が大事です。汚れが溜まるのは歯と歯茎の間や歯と歯の間ですので、正しい歯ブラシの使い方で磨いてもらいたいですね。みなさん良く磨いて来ましたといいますが、染め出しをしますと真っ赤になることがよくあります。お子さんが嫌がるからやらないっていうのも困ります。

スポーツドリンクとむし歯

 スポーツドリンクはスポーツをして汗をかいたあとに水分を早く補ってくれますが、糖分の補給のためにブドウ糖などもたくさん加えられています。そのうえpHが4ぐらいと低いため(pH5.5以下で歯がとけはじめます)むし歯をつくりやすいのです。けれども小児科では発熱、脱水症状があるときなどの水分補給のために、赤ちゃん用のイオン飲料を飲むよりはいいのではと、元気なときも日常的に飲ませていることがあります。だらだら飲ませると当然むし歯の原因になります。
 習慣にならないように病気が治ったらすぐにやめましょう。からだにいいと思って飲ませても、むし歯をつくっていては何もなりません。
 また、乳酸菌飲料も約1%の乳酸と多量の糖分を含んだ清涼飲料水の一種です。当然むし歯の大きな原因となります。