最近、歯が無く、しっかり物が噛めない状態の高齢者と痴呆症との関係が研究されていますが、やはり、しっかり物を噛める状態のお口ということがからだ全体の健康にもつながってきますので、歯の健康管理ということは大事なことになります。 義歯にもさまざまなタイプのものがあります。磁石式義歯や金属床義歯、無口蓋の状態でも装着のできる総義歯とありますので、ご相談下さい。 また義歯も作ってそれで終了ということではありませんので、定期的なメンテナンスということも大事になります。
この場合、部分的な入れ歯(パーシャルデンチャー)で補います。これは取り外し式の入れ歯です。床という土台の上に人工歯が並んでいて、床についている。バネで支えとなる歯に取り付ける仕組みになっています。どんな形が最も適切かはあなたのお口と歯の状態などで決まります。
この場合、総入れ歯(フルデンチャー)があります。床の上に人工歯を並べた仕組みのものがあなたのからだの一部となります。
義歯のうち、床を金属でつくったものが「金属床義歯」です。金属は、その性質から、薄くしかも歯肉のでこぼこにピッタリ適合するようにつくることができるので、口の中での違和感があまりない安定した良い義歯をつくることができ、熱を良く伝え、味覚があまり損なわれません。