「モテない問題を考える会HP」


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「メール」



 善良な純潔派市民は性を語ることを拒絶する。

 マスコミは広告と一体となり性に関わる強迫観念を煽り商売を続けている。

 フェミニズムは「資本主義社会」をわざわざ「男社会」と言い換えた後に、資本主義社会での「負け組」男を一所懸命叩き、グローバル(アメリカン)・スタンダードの通る道を舗装している。

 メンズ・フェミニズムはフェミのタイコを持てば女にモテると勘違いし、「男はダメだ」と熱弁する。もちろん、自分たちだけは「名誉女性」のつもりらしい。

 僕らが性・恋愛・コミュニケーションなど、モテに関わる諸問題をショボく冷静に考えてみるには、世の中には有害な情報ばかりが流通しているように見えます。

 「モテないことは悪いことなんだろうか?」「独り身は寂しいことなんだろうか?」という素朴な疑問から「モテない問題を考える会」は始まりました(本当は編集長の失恋がきっかけですが)。
 モテ問の中心テーマは、世に溢れる「どうすればモテるのか?」という問ではありません。モテるに越したことはないでしょうけれども、「モテない」人々が抑圧される社会というものを第一に問題にしていきたいと思っています。
 もちろん、全てを社会のせいにするのではなく、個々人の成長も課題としていきたいです。

 セクハラ問題、ストーカー問題、童貞・処女問題とテーマは限りなくありますが、みなさんからの投稿や感想──素朴な疑問、体験からの知恵なんかを集めて、「モテ問」は成り立っています。

 結局のところ、「モテ問」を通じて何が解決されるわけでもないかもしれません。ただ、ぶっちゃけた投稿たちから元気をもらえるかもしれません。

 ということなんだけど、結局「モテ問」とは何なのでしょう? それはメンズリブなのかもしれないし、脱資本主義な運動なのかもしれないし、まー「負け組」男女のための何か、情報交換みたいなものかな?(2003年7月)



このホームページ(サイト)は、基本的には「モテ問(モテない問題を考える会)」が発行しているミニコミ(一般書店非流通の手作り小冊子)「モテない問題を考える会通信」の紹介ページです。そして、ミニコミでは難しいやりとりのために掲示板を設置しました。
 管理人は、「モテ問通信」編集長の名木太です。よろしゅー。



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