森の恵みと沢にひたるツアー
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ナメコ


2008 dec.3 myoko 
小さく見えるが、傘は5cmぐらいあり、しかもぬめりが破れていない最高級品
多くはないが見つかると群生している。ぬめっていておいしい。ブナ・ナラの倒木、枯れ木に生える。
主に紅葉期から後。

紅葉期に枯れ木に生えるきのこで茎があり傘が茶色で裏がひだだと毒のものは少ない。コレラタケ(毒)は深い茶色でひだも同色。ナメコも乾くとぬめりはなく、クリタケと似ることもあるが間違えてもOK。チャナメツムタケも似るがこれもおいしい。カキシメジは地面に生える。



ナメコは群生を見つけるとうれしいが
採るのは面倒なので複雑な気分だ。
土や木屑が付いていると袋じゅうに
広がり、ぬめりに付くのだ。
(特に小さいものは)
きれいに採らないとそうじが大変。
小さい傘の中に入ると最悪。

生育状態がよくても汚れてしまうものはあきらめる。さっと洗えばいいものと、たんねんにそうじするものと2つ(3つ)に分けて袋に入れる、など工夫したい。

はさみで切り落とし、ざるで受けるときれいだ
こんなちっこいのは手間がかかるだけなのでパス。
大きくて腐ったり虫が多いのは、採らずに胞子を飛ばしてもらおう。他の人が持ち帰らないよう踏んづけるとか枯れ木にすりつけるという人もいるぐらいだ。
めずらしい巨大株ナメコ
ひとつの石突から成長。柄がすばらしく、どう料理しても食いごたえ十分。
食べ方
きのこらしい風味がよく、ボリュームもあり、ぬめりも魅力。味噌汁、鍋、すき焼き、パスタ、おろしあえ、韓国風和え物、佃煮、網焼き、ソテーなどいろいろ使える。
たれをつけて焼いてもうまい。
おろしあえもゆでてからネ。
生のナメコは消化に悪いし歯ざわりもよくない。
ゆですぎは味が薄くなるので注意。
 芋虫、トビムシ
芋虫が柄から入る。気になるときは柄から裂いてみる。柄から傘に進入したらあきらめる(捨てるか目をつぶって食べる)。ヒダに入っているものもあり、これは塩水につけて出すか、煮ながら除く。
採るとき・そうじに詳細あり
灰色で3mmぐらいのぴょんぴょん飛ぶ虫(トビムシ)は、屋外で広げておいて逃がす。水で洗い、またゆでる間に少しずつ出てくる。
少々なら食べても気にならないが、右のようにひどいのもあり、こりゃ捨てました。すごい群生だったんだけど。
保存
数日なら冷蔵。たくさん採れたらゆでて冷蔵。さらに多いときは生で塩蔵がオススメ。
こんな感じ。
作り方は保存参照。