![]() 森の恵みと沢にひたるツアー |
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きのことその食べ方 top 1 採るとき 2 そうじ 3 料理 4 保存 |
天然きのこの保存方法 たくさん採れるとうれしいんだけど、すぐに食いきれない分は保存しよう。 採ってきてすぐそうじできないときも冷蔵庫でしばらくもつが、虫やナメクジがついていると食い進んでしまったり、きれいなきのこに広がったりする。葉っぱや木屑も取れにくくなるので、そうじは早いに越したことはない。そうじしてもだんだんいたんでくるので、以下のような保存処理をしておいた方がよい。 冷蔵 冷凍 塩蔵 乾燥 味付け(佃煮など) |
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冷蔵 | そうじして冷蔵庫に入れれば、3日はもつ。乾いたキノコなら1週間ぐらいもつものもある。晩生のヒラタケは半月以上もつ。きのこの種類、状態によるので一概に言えない。 虫が生きていると虫食いが進むので注意。 |
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冷凍 | そのまま冷凍するのが手間がかからないが、きのこによっては食感が悪くなるし、かさばる。マツタケ、ヤマドリタケモドキなど。意外や、ナメコがイケる。 以下に、汁物用にゆでて冷凍する方法を紹介する。 |
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(ゆでて汁ごと冷凍)![]() |
少量の水で煮て(熱湯にきのこを入れてから再沸騰でOK)、さましてから汁ごとフリーザーパックに入れる。汚れや虫が気になるときは、浮いた虫やゴミを除き、きのこをすくい取り(網杓子が便利)、汁は不織布キッチンペーパーで漉すとよい。塩水による虫出しの後も煮ていると虫が出てくるので、虫出しにもなる。 汁物に合うキノコに適する。ナメコ、ムキタケ、ハナイグチなど。 解凍は、少し部屋に置いて中身が動くようになったら、煮立ったきのこ汁に冷凍のまま入れるのがよい。このやり方だと一袋全部使うので、冷凍するときにサイズを考えておくこと。 |
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塩蔵 生のまま、塩漬けにする。樽にキノコを入れ、塩をたっぷり振り、そうじしたきのこを入れ、塩を振り、を繰り返し、最後は塩でフタをする。重石をのせる。きのこを洗ったときに水を吸っていれば容易に水が上がる。きのこが表面に出るとカビるが、沈んでいればいいので、いったん水が上がれば重石は軽くてよい。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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食べるときは、必要量を取り出して水に漬けて、完全に塩を抜く。目安としては、3回水を替えて1日ぐらい(塩蔵が短いと塩抜きも短くなる)。 塩蔵で虫が出てくるし、塩抜きのときに(見逃した)葉っぱが取れたりするので、仕上げのそうじにもなる。慣れれば簡単だし、大量に処理するときは場所を取らない。ゆでてから塩蔵すると味も色も抜けてしまうので、生のままの方がよい。 |
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ナメコを持ち帰ったときの作業例 | 韓国風和え物とゆで汁ごと冷凍を同時にやる場合 | ||
まず水に浸けてからゴミ取り(そうじページを参考に) | |||
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少量のお湯を鍋に沸かす ナメコが大きければ柄から裂いて2つとか4つにする 和え物の漬け汁をボウルかびんに作っておく(しょうゆ2、ごま油1、酢1、砂糖1、好みで唐辛子) |
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お湯が沸騰したらきのこを投入 鍋肌にナメコが張り付くので、鍋をゆすってやり、均一に火が通るよう、はしやおたまでかきまぜてやる |
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再沸騰し始める もうちょっと |
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これで火を消す。ナメコはぬめりのせいか、ぶくぶくが激しいので消し遅れないように。「ゆでこぼす」といっても、吹きこぼしたら掃除が大変です。 ゴミや虫が浮いていたら、おたまか網杓子ですくう。 |
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和え物の分のきのこをアミですくい、水気を切る。 | ||
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和え汁にきのこを入れる。 | ||
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軽く混ぜてこんな感じ 食べる前に、ネギみじん切りとすりゴマを加えて混ぜる。熱々でも冷めてもOK。 もちろん大根おろし合えなどでも構わない |
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すぐ食べない分はびんに入れて、冷めたら冷蔵。 | ||
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鍋に残ったきのこと汁が冷めたら冷凍用ジップロックバッグに入れて冷凍保存する。 もちろん冷凍ではなく、すぐきのこ汁などに使ってもよい。 |