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スロベニアはヨーロッパで一番自然保護の行き届いた国
7月7日 午後 ブレッドの町 ブレッドはオーストリアの国境に近い美しい町。ヨーロッパを旅して何時も感じるのは花の飾り方がとても上手だということ。この町でも家々の窓に鉢植えの花が沢山飾られていたし、町の中にもごく自然な感じで大型プランターが置かれていた。そして何より花たちが活き活きと咲誇っていた。この国の人達の花を愛する心が感じられ感動! リュプリャーナからバス移動の途中、リピッツァの村を通る。牧草を食む馬の首の辺りとか腹に白い模様が有る。ここでは ウィーンの宮廷パレードで衛兵が乗馬する白馬リピツァーナーの生産地だそうで馬小屋を併設した農家が多い。馬は始から白いのではなくて3歳ごろから次第に白くなるのだと聞かされ驚く。 アルプスの瞳・ブレッド湖 目の前にそびえるリトグラウ山の雪解け水を集めたブレッド湖は深い緑色をしていた。もっとも深い所では水深100メートルにも達するという。湖の中心にはブレッド島がありバロック様式のマリア教会が聳え立ち神秘的なたたずまいを見せている。 ブレッド島へはプレトナゴンドラというボートに乗って渡る。船着場から教会までの99段の石段はきつかったがここで結婚式を挙げる新郎は花嫁を抱いてこの階段を上る慣わしになっているのだとか。まあ、ボートの船頭さんの腕を見てあれ位なら出来るかもしれないと感心する。またこの湖は町の人みんなの共有物だそうでみんなが協力して自然の保護をしているのだという。だからこんなに綺麗なんだと納得する。美しさを象徴するように此処には故チトー大統領の別荘があり、現在も豪華ホテルとして利用されている。社会主義国の大統領は贅沢だったのだといま最も身近な社会主義国家北朝鮮と比較してしまう。湖の周りにはかなりの数のホテルが建ち、ヨーロッパ人のセカンドハウスが密集している。どの家もこじんまりとまとまった庭に真っ白い壁とダークブラウンの屋根でとっても可愛いく窓辺にはよく手入れされた真っ赤なゼラニュームが飾られていた。 また、そうした建物を取り囲むように農家の納屋が有ったり、農家に続く分かれ道で見つけた地蔵さん(?)は以外にも男性に抱かれた男の子だった。この場所で一体何が有ったのだろうか。湖畔の散策は意外な発見があったりして結構楽しかった。 |
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リュプリャーナの日本人向けレストラン<春>で取った初めての昼食 左からマッシュルームのスープ、鱒のバター焼きとジャガイモと 野菜の煮物とサラダ、ティラミス。料理はどれも美味しかったが デザートのケーキは大きさも甘さも日本の3倍はあり食べ切れなかった。 |
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ブレッドの街の様子 道に飾られた円形のプランターが美しい それにしても非常によく手入れされている |
民家に飾られた花 バスの車窓からなので綺麗に撮れない(-_-;) |
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車窓から見る農村の風景 緑の山と豊かな畑が続いている。 昔オスマントルコがこの国を戦略した時 この豊かな緑を欲しがったという説明に 頷いてしまう。 |
ブレッド湖畔の民家 窓辺の花の写りがいまいちなのが残念 |
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何とこの青蛙はゴミ箱だった。 日本の無粋な金網籠に比べ何とユーモラス |
分かれ道に有ったお地蔵さん 手向けてある野花から地元の人達の思いが 伝わってくるようだった |
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リトグラウ山を背景に 湖畔にそびえるブレッド城(左手) |
これもセカンドハウス 奥に見えるのは農家の納屋 |
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ブレッド湖のブレッド島に建つマリア教会 | ブレッド島へ渡るボートの船頭さんは 筋肉隆々とした若い船頭さん バランスを保つため前の方から座っていき 降りる時は後ろから順番にお行儀良く |
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ブレッド島の船着場 お父さんと娘さん時々見つめ合いながら演奏 していました曲名は解らなかったけれど とっても優しい曲に魅了されて 思わず200sitをあげちゃいました |
湖にいた白鳥の子供 とても人懐っこくて手を出すと突付きに 寄って来た。灰色だったけれど みにくいアヒルの子ではなかった |