慶良間日記
私が、ダイビングを始めたのは、去年の夏のことでした。最初は水中で呼吸をすることに多少の不安があったのですが、始めて見ると、運動神経の鈍い私でも楽しむことが出来るということがわかりました。もちろん、それには、インストラクターの人やたまたま私とバディになってしまった不運な方の心優しい気遣いがあったからこそ、そう思うことが出来たと感謝気持ちを片時も忘れてはいけないと思っています。
去年、オープンとアドバンスと習得して、今年は是非フォトSPを取りたいと夏の初めに計画していたのですが、生憎なかなかフォトのツアーの人数が集まらず、延び延びになって、ようやく海に潜ることが出来たのが、9月の中旬で、約1年ぶりのダイビングとなりました。そして、そのツアーは、ダイビングの沢山の知人から一番海の美しさに感動した場所として勧められていた慶良間でした。入浴剤とは違う本当のエメラルドグリーンの海と珊瑚と沢山の魚達。もしかすると、竜宮城の入り口は慶良間のどこかにあるのかもしれません。ダイビングはまだまだ初心者で中性浮力を取るのは難しいし、酸素がなくなるのも早いけれど、台風にでも出会わない限り慶良間に行って後悔する人なんて絶対に一人もいないでしょう。