第1話「摩天楼の疾風(かぜ)」 | →エピソード紹介 |
1号編には当たりますが、実質的な主人公は滝和也。FBI に戻った滝が戦友である仮面ライダーの伝説を語り継ぐ話かと思わせて…? 現代に甦るライダーを見事に魅せてくれます。生身の人間でありながら「仮面ライダー」の魂を受け継ごうとする滝=ファンを代表する立場であり、そんな滝に向けてのセンターカラーでの1号の台詞…感無量です。 | 登場ライダー: 1号、スカルライダー? |
決め技: 電光ライダーキック |
第2・3話「たった一人の戦場」 | →エピソード紹介 |
一文字隼人の消息を追って、滝は内戦状態にある東南アジアの国へ向かう。明るく振る舞う一文字が心に秘める改造人間としての苦悩や、“子供達のヒーロー”であろうとする姿を描いた、『〜SPIRITS』屈指の名エピソード! 後編の「仏の変身シーン」は村枝先生も気に入っているシーンだそうで。また、石森版原作コミックとのリンクや敵戦闘員がZXの伏線となっているなど見所多し。 | 登場ライダー: 2号、ZX試作型 |
決め技: ライダー卍キック |
第4・5話「熱砂のプライド」 | →エピソード紹介 |
これまでの滝の視点から離れ、エジプトで戦う風見志郎のエピソード。ピラミッドと死者という題材から、風見の家族への想いと改造人間の宿命が焦点に。逆Wタイフーンによる変身不能、変身前はボロボロにされるなど、V3のポイントもしっかり押さえています。前回のような現代的な舞台でない分、少々違和感も? | 登場ライダー:V3 |
決め技: V3マッハキック |
第6話「右腕の記憶」 | →エピソード紹介 |
ライダーマンのプルトンロケット自爆から再登場までの空白を補完するタヒチでのエピソード。連載時には冒頭に「これは仮面ライダーSPIRITSが始まる以前の物語である」とのナレーションが入っていたのですが、単行本では削除され本編との年代差は不明に。あの因縁の対決の決着を結城丈二自身の手でつけられることが嬉しい。変身のシチュエーションもライダーマンならでは。 | 登場ライダー:ライダーマン |
決め技: マシンガンアーム |
第7・8話「機鎧(きかい)の海」 | →エピソード紹介 |
舞台はスペイン。オリジナルの登場人物が多い分、神敬介の描かれ方の比重が少ないことと、各キャラクターの想いが絡み合う心理描写が中心の話なので、やや地味で本編を見ていた人でないと思い入れが湧きにくい面はあるかもしれませんが、しっかり本編の設定を踏まえてのエピソード。敬介と面識のない滝との顔合わせも見所。 | 登場ライダー:Xライダー |
決め技: Xキック |
第9・10話「密林の破壊神」 | →エピソード紹介 |
純粋な野生児アマゾンと孤独な天才少年とのふれあいのエピソード。村枝さんはやはり陽気で熱い主人公が得意分野でしょう。カギは「トモダチ」のサイン。常にないコミカル描写もいい味。また、敵の組織の姿が見え始め、大きなストーリーの流れも意識されてきます。密かに村雨良の伏線もここに…。 | 登場ライダー:アマゾン |
決め技: スーパー大切断 |
第11・12話「彷徨(さすらい)の雷鳴」※連載時は「流浪の雷鳴」 | →エピソード紹介 |
城茂と滝と三影英介、そしておやっさんの顔合わせ!! さらに村雨良を筆頭とする13人の黒いZX!! あの服装、あの前口上を忠実に再現して、それでなおかつ格好良い! 椎名高志がプロットを聞いて唸ったという逸話が残る前半のクライマックス。ZX本編へ話を繋げつつ、ストロンガーのパートナー、タックルのエピソードが全面的に取り上げられています。TV版を見ていなくても大丈夫な話だとは思いますが…。 | 登場ライダー: ストロンガー、ZX部隊 |
決め技: 超電子ウルトラサイクロン(!) |
第13・14話「約束の蒼空(そら)」 | →エピソード紹介 |
狙われた科学者に接近すべく、ノルウェーを訪れる筑波洋と"がんがんじい"こと矢田勘次…えっ?! がんがんじい登場は今までの流れからすると唐突な気はしますが、イイ味出していて泣かせます。改造人間の悲哀を描いた話ですが、登場人物が多く洋が前面に出ずに展開するので、ファンには物足りなさもあるかも…。スカイの見せ場は前編の空中戦!その分、後編の戦闘はあっさり気味。変身シーンは見事に再現。 | 登場ライダー:スカイライダー |
決め技:ライダーブレイク &大回転スカイキック |
第15〜17話「流星(ほし)の神話」前・中・後編 | →エピソード紹介 |
戦いを終えた沖一也は、月面基地建造計画に参加し惑星開発用改造人間としての能力を発揮していた。ともすれば仮面ライダーっぽくない印象の話ですが、しかしスーパー1ってこういうものか…。改造に際して悪の組織が関与しないスーパー1の背景を折り込んだドラマに、拳法家対決やファイブハンド、谷源次郎とジュニアライダー隊など、スーパー1ならではの要素がほぼ入っているのがスゴイ! また、第1部の締めの話として、中編では宇宙を舞台に真の敵がその姿を現わに。役者はすべて揃い、ストロンガー編と並ぶインパクトでZXへと話がなだれ込みます。 |
登場ライダー: スーパー1、黒ZX |
決め技: スーパーライダー月面キック |
仮面ライダーZX Forget Memories 第1話 | →エピソード紹介 |
ついに「ゼクロス」誕生! BADANの全面侵攻が開始されそれを率いるのはZXとタイガーロイド。そして人々を守るため、世界各地で仮面ライダー達も動き始める。 大きな規模でストーリーが動きだし、激突するライダーキック、ラスト3ページまで引っぱっての作者テロップとタイトル。まさに予告編的な演出が盛り上げ、プロローグとは思えないボリューム。新しい「ZX」が見られるはず!! |
登場ライダー: ZX、1号、2号 |
仮面ライダーZX 第2話(前編?) | →エピソード紹介 |
1号VSZXの戦いが魅せる! いかにも忍者ライダーらしい戦いを仕掛けるZXと、歴戦の強さを感じさせる1号のバトルは見応えあります。このリスト、右側の決め技の項に使用技書き入れようかとも思いましたが、技の応酬だし、しかもそれでいて決まり手はないし!! それにつけても、今回短いです。 | 登場ライダー: ZX、1号、2号 |
仮面ライダーZX 第2話(後編?) | →エピソード紹介 |
2号VSタイガーロイド、1号VSZX、そして1号・2号VSZXのタッグ戦へと移行し、ついにこの技が…!な必殺技も大放出で、密度の濃いバトル編の続き。ただ、有田個人的には、1回にあまり見開き・決め技が連発されるのもちょっと必殺技の重みが薄れるという気がしてどうも…。謎が隠されたZXがその力の一端を見せ、そして、ついにあのお方が! | 登場ライダー: ZX、1号、2号 |
決め技: ライダーきりもみシュート ライダーダブルキック ゼクロスキック |
仮面ライダーZX ─FOR GET MEMORY─ 第3話 | →エピソード紹介 |
異変を起こしたZX、謎を残したまま撤退。そしてやはり出ました、でもちょっとシチュエーションの違う「あんな輩といっしょにするな!!」の台詞。約20時間で世界中の軍隊を壊滅させるバダンの脅威に立ち向かう9人のライダー(+がんがんじい)。そして、いま一人の「仮面ライダー」を名乗った男も立ち上がる──。 ところで、連載4回目にして「第3話」なんですが。そしてサブタイトルが微妙に違ってるんですが。10頁だった第2話は次号と前後編ってことで? |
登場ライダー: ZX、1号、2号、V3、ライダーマン、スーパー1、ストロンガー、アマゾン、X、スカイ |
仮面ライダーZX 第4話 | →エピソード紹介 |
時は流れて4ヶ月後。その間バダンは不気味に沈黙を続ける。だが、一見平穏な新宿の雑踏の中で、バダンを脱走したムラサメと追っ手との静かな戦いが繰り広げられていた。その脱走の経緯はまだ語られず、謎を残した展開となっています。また、潜伏中の海堂博士・一条ルミも登場し、ここでこの両者の接点が生まれることに? | 登場ライダー:ZX |