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Michael Pitきまぐれ短信
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2013年1月-12月
2013/12/23(月)



瀬戸内の直島で出会ったアート作品”きらめきたまご”。
クリスマスにぴったりのうつくしさです。
みなさんおだやかな日々をお過ごし下さい:)

May the Christmas season fill your home with joy,
your heart with love and your life with laughter.


2013/11/25(月)

11月22〜23日、"青年劇場の俳優たちによる朗読 「平和へのメッセージ」"に出演しました。2ステージという短い上演でしたが、180人をこえる皆さまに見ていただきました。毎年の事ながら、この朗読会は皆さまのご協力で継続させて頂いていると感謝いたしております。

先輩俳優 広戸聡が緊急に書き下ろした、宮沢弘幸・レーン夫妻軍機保護法違反冤罪事件、「明日、あなたもスパイにされる!宮沢事件は、まだ終わっていません」は、秘密保護法案が私たち一般市民の暮らしにも関わってくるおそろしい法案だということ、この法案を廃案にしなければならないことをあらためて伝えられた作品でした。 構成作品はみなさんの周りの人たちにも朗読し伝えていただきたいという事で、作品公開をしています。

今回は豪華にも朗読の合間にチェロの生演奏が入りました。一つ一つの作品が音楽の力で結びつきあい、「平和へのメッセージ」がより豊かに伝わったようでした。




2013/09/15(日)
9月に入りなんとなく過ごしやすい日も感じられるようになりました。ここのところツイッターやフェイスブックに近況や私の感じたことを書いていたので、すっかりHPへの投稿がご無沙汰しておりました。そこでまとめてと言うのも何ですが、東京に出てきてから今現在の私のことを少し紹介させて頂きました。

昨年、「新かながわ」という新聞に連載する機会がありました。
そのときの文章が消えていくのももったいないと思い、
拙い文ではありますがHPに載せることにしました。よろしければお読み下さい。

→ "自由の窓"

 鎌倉にて


2013/04/14(日)
春の山里を楽しみに、
山梨県の白州に泊まりがけで行って来ました。
宿は、おそらく私の父母と同世代の老夫婦が経営されているペンションで、
この仕事をはじめたのはいまから30年前だそうでした。

耳が遠くなっているおじさんと、腰の曲がったおばさんが、
一生懸命お持てなしして下さる料理は洋風で、とてもおいしかったです。

今朝は朝5時に起きて手づくりのパン作りをされ、
おいしい白州の水で煎れたコーヒーと一緒に出して下さいました。



今から30年前といえば確かに「清里」「軽井沢」など、
あこがれのように話していた時代でした。

開業当時はペンションブームでお客さんも多かったけど、
最近では、このご時世のせいか、宿泊者も減り、
お二人もご高齢になり、体が思うように動かなくなったそうです。

「もうやめる潮時かも・・・・」と寂しそうに言うおじさんの姿を見て、
「時代の流れ」「老いていくこと」を自分に引きつけて考えてしまいました。



山桜、水仙、ユキヤナギ、ミツバツツジといっせいに咲く山の春。
季節は変わらず巡ります・・・


2013/03/24(日)
「臨界幻想2011」全国緊急公演無事終了致しました。
「臨界幻想2011」をさまざまな方面から応援してくださったみなさま、
ほんとうにありがとうございました。

俳優座での再演から始まり、
福井、静岡、山口、岡山、神奈川、福島、仙台、秋田と、
たいへんハ─ドなスケジュールではありましたが、
精神的にどんどん元気になって公演に集中できたのは、
各地の心ある実行委員会のみなさまのおかげでした。

この公演を一人でも多くの人に見てもらい、
次世代のために原発のない世界をつくりたい」この思いをともに持てたからこそ、
たくさんの人を劇場までお誘いできたのだと感じています。
信頼関係は大きな力をつくり、感動は人と人とをつないでいきます。

あらためて、この芝居の上演に尽力された方々、
観劇に来られた方々に、お礼申し上げます。

 


2013/01/14(月祝)
昨年5月に上演した「臨界幻想2011」、
多くのみなさんの再演を期待する思いをともにして、
東京再演・緊急全国公演をいたします。

私の上演に向かう思いを書きました。
「臨界幻想2011」再演・緊急全国公演に向けて (2013初春公演)

You Tubeの 「臨界幻想2011」紹介も、
あわせてご覧下さい。(2013年上演地記載)
http://www.youtube.com/watch?v=KaKGwxKJ3-M




2013/01/04(木)
迎春
新年はふるさとの岡山で過ごしています。年老いた父母もなんとか元気で暮らしていて、一安心。
元旦は近くの貝殻山に登り、山中にある”ほほえみ岩”に例年通りお参りしてきました。

その下山中にちょっと驚きな出会いがありました。里近い山懐に立つ小振りの十字架です。1945年6月29日岡山空襲のさなか、襲来したB29機一機が児島半島、今の岡山市宮浦地区に墜落し、当時の住民が亡くなった搭乗員を供養したというできごとがあったそうですが、その供養した場所に立つ十字架なのでした。戦後、米軍は、手厚く手厚く葬ってくれたことに感謝したそうです。若い乗員もいたことでしょう。戦争は敵も味方もみんな傷つけ、悲しい思いをお互い受けるものであると改めて感じたものです。平和へのメッセージを年始めに考えさせてくれた出会いに感謝して手を合わせてきました。

今年は2月から3月にかけて「臨海幻想2011」の全国緊急上演があります。私も久々に旅公演に参加です。ふるさと岡山公演もあり、帰省中には従兄弟にもお芝居のご案内をし、年始めからチケット普及をしています(笑)

お芝居を観てくださる方いらっしゃるからこそ、私たちは公演していくことができます。今年もみなさまの心に豊かに響くような演劇を創り届けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 
    
 瀬戸内の直島にて、今年の干支と一緒に

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