2014年1月-12月
2014/01/11(土)

2014年、初春。
華やかなラクダを馬に見立てて。
今年の目標は別にこれといってないのですが、、
「肩の力を抜いて、まじめすぎないようにする」・・・というのもいいかなと思います。
でもこれって一番むずかしいかも?
間違えないようにうまくやろうと思えば思うほど緊張しうまくいかない。
馬のように大地をゆっくり踏みしめるように深呼吸をして歩んでいきたいと思います。
さて、青年劇場2014年最初の公演のお知らせです。
2月の新生『博士の愛した数式』
ミリオンセラーとなった小川洋子さんの小説を福山啓子の脚本・演出で舞台化し、
全国で感動を呼んだ作品。
昨年の秋、新たな演出家を迎え、キャストも一新して再スタートを切りました。
文化庁「次代を担う子どもの舞台芸術体験事業」として、
近畿を中心に10ステージ巡演。
来年1月に、追加募集で決まった3ステージを経て、
青年劇場スタジオ結(YUI)企画として8ステージ上演します。
詳細はこちら
前作をご覧になっていない方はぜひ、
ご覧になった方もまた違った魅力満載の舞台をお楽しみください。
あわせて、2014年友の会会員募集も始まりました。
5月、9月の定例公演がご招待、
2月、12月のスタジオ公演が割引料金でご覧いただけます。
こちらもぜひご検討ください。
2014/04/07(月)
昨日は、青年劇場創立50周年記念パーティでした。
全国から500人を超えるみなさんにご参加していだたき、
劇団員を含めると600人以上で創立50周年を祝うことがことができました。
私は着物姿で出席しました。
若い頃に母に作ってもらった振り袖を訪問着に作り直したもので、
直してから初めて袖を通したのでした。
鏡で自分の着物姿を見ていると、
岡山から東京に出てきてお世話になったみなさんの顔や場所が浮かんできて、
涙がでてきました。
私はたくさんのみなさんに育てていただいたんだ…。
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
私にできることは微力ですが、このつながりを大切に、
私にできる恩返しをしていこう…
演劇を通して、誠実に謙虚に活動的に。
今までの劇団活動の日々を確認し、
これから前に向けて生きていくことを決意した大切な時間となりました。
青年劇場作品をご観劇してくださっているみなさん、
さまざまな応援、ご協力をしてくださっているみなさん、ありがとうございます。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

2014/05/15(木)
HPのカウントがやっと10,000に達成いたしました!(遅いってか^^)
最近はFBやツイッターに近況をアップする事が多くなり、HPへの投稿が少ないのが反省です。これからもぼちぼち育てていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
この写真劇団の神奈川メンバーで撮影したものです。帽子をかぶっているのがわたし。このメンバーで某所に出かけていってパフォーマンスする前日の一枚なので、なんか全員テンション高く、みないい顔しているのです。
2014/07/6
「平和のために戦争を語り継ぐ」。
その思いを同じくした俳優有志が始めた年一度の小さな朗読会も、今年で12回目を迎えます。

その企画会議に向かう前、私は集団的自衛権の行使容認の閣議決定に抗議する官邸前行動に参加しました。「憲法守れ」、「戦争反対」の声を上げずにはいられなかったのです。
「戦争反対」。今から12年前、この朗読会を始めようとしていたときは、まさか、こんなコールを、恐怖と怒りを持って叫ぶ自分がいるなんて、想像もしていませんでした・・・
とんでもない時代を生きていると感じています。平和を求める民意を無視して、安倍政権は何事もなかったように閣議決定を強行しました。「普通に平和に生きたい」というあたりまえの声を、心あるみなさんとともに、粘り強く広げていく努力を続けることがますます大切になってきたと思います。
そのための「平和へのメッセージ」でありたい。
今年の朗読会も、「黙っていない」声を語ります。
わたしが朗読するのは、1945年8月6日、広島で二歳になる長男とともに被爆し、自らの体験を語る被爆語り部をされていた真実井房子さんの手記「お人形トコちゃん」です。朝鮮人と言うだけで近所から仲間はずれにされたトコちゃん一家。原爆投下で瀕死の状況下でも、救われず、幼子とその家族の命が消える様が、自戒の念で語られます。
ヘイトスピーチのように在日朝鮮人、韓国人に平気で感情的に民族差別を言い合う攻撃が広まっているなか、真実井さんの自らの差別の行いを告発している姿は、いま語る大切な「平和へのメッセージ」だと思うのです。
8月8日・9日の2回だけの上演です。
暑いさなかではありますが、ぜひお運びいただき、私たちの「平和へのメッセージ」をお聞きください。大嶋までメールいただければ幸いです。
2014/09/4
先日はお暑い中、青年劇場の俳優たちによる朗読「平和へのメッセージ」にご来場頂きましてありがとうございました。
二回だけの朗読会でしたが、満席で220名を超える皆様に来て頂くことができました。私たち有志の朗読会が12回も継続できているのも、聞きに来てくださるみなさまのあたたかいご支援と、青年劇場の劇団員の協力があるからこそだと、心から感謝しております。
「戦争は人ごとだと思っているかもしれない人たちにこそ聞いてほしい内容でした。大嶋さんの朗読ではとくに、幼い子どもに凄惨な最期を迎えさせてはならないと強く思いました」このように感想を言ってくださった方もいます。
被爆語り部であった故・真実井房子さんの手記は、「戦争は人の心を壊していく」、だから「命ある限り戦争反対」を言い続けなければいけない・・と私に教えてくれました。
「微力だけれども、無力ではない」この言葉を心に刻み、これからも「平和へのメッセージ」を語り続けます。
2014/09/27
Coming Soon!
出演します!
今年12月に公演予定の、
”スタジオ結(ゆい)企画 第5回公演 『相貌』です。
←クリックすると拡大します
仮チラシですがとりいそぎ。
チケット発売は10月1日(水)からです。
2014/10/11
青年劇場12月スタジオ結公演「相貌」チラシできました!
私も出演します、チケットの販売も開始されています。
ぜひ、ご観劇をご検討ください。
そしてこの作品の上演をお広め頂ければ幸いです。
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※画像はクリックすると拡大します。 |
お話は・・・民意を政治に反映させるための諸制度が整備された近未来の日本。その要は、一般国民による成熟した意見の形成を目的とする「熟議の日」の存在です。
熟議の日には、全国各地で討論会が開かれて、社会政策上の様々な論点について議論が交わされます。
その日、顔を合わせたのは7人の女性でした。与えられた議題は、当時社会問題となり始めていた、過激な平和運動に対する是非というものです。彼女たちは議論の末に一つの提言を行うのですが、それが社会で特別な注目を集め、7人は特別な地位に祭り上げられていく・・・。
「戦争」と「議論」を題材にして、日本人にとっての「責任の引き受け」を描く最新
創作劇です!
2014/12/22
青年劇場スタジオ結企画の『相貌』、
21日、無事千秋楽を迎えることができました。
若手作家の黒川陽子さんの問題意識溢れる台本。
的確で説得力があり、才気ほとばしる藤井ごうさんの演出。
創造の現場は気力も体力もいるものでしたが、
じつに充実した日々でした。

撮影:V-WAVE
観てくださったみなさんからも、「観る方も体力のいる作品だね」
「破天荒な脚本で妙にリアルで最近では最高に」など、
2014年の締めに、すごい作品にめぐり会えたよろこびを語ってくださっています。
撮影:V-WAVE
「エコだよ、エコ!」初めて人形も扱いました!プロローグの”じいさん”役です。
ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
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