麺について
Q 讃岐うどんは必ず手打ちなのですか?
A かなり機械化は進んでいます。ことさら手打ちと謳ってない店の方が足踏み、手打ちに巡り会う可能性は高いようです。
Q 讃岐うどんは讃岐産ですか?
A 麺の材料の小麦はほとんどが外国産です。中でもASW(オーストラリア・スタンダード・ホワイト)はオーストラリア人が讃岐うどんのために品種改良を重ねて作った小麦で香り、こしとも抜群です。
Q 讃岐うどんって堅いのが特徴ですか?
A こんな誤解が客と店の双方にあります。なめらかで柔らかくコシがあるそれが讃岐うどんです。
店について
Q 香川県にうどん屋は何軒あるのですか?
A 2入門讃岐うどん
を見てください。
Q どの店へ行ったらいいのですか?
A 香川県にはいろいろなタイプの店があります。まず1軒行ってみることです。
Q おいしい店はどうやって発見するのですか?
A 香川県には「うどん屋反比例の法則」があります。綺麗、清潔、大きい、高級、いろいろなメニューがある、こういう点が高くなるほど味は落ちます。詳しくは、3うどん屋探訪をどうぞ。
Q 高松のうどんについてかなり厳しいことを書いていますが?
A 実際まずい店が目に付きすぎます。高松のうどんは讃岐うどんと名乗って欲しくないです。あまりうどんを食べたことがない人とこの意見に反論のある人は、まず中讃の店に行くべきです。ついでですが高松市について一言、ミニ東京(4年間住んだ東京は好きです)みたいなところが嫌いです。所詮田舎(悪い意味ではなく)なのだから、もっと田舎に徹すれば魅力ある町になれるのに、と思います。
Q 農林大臣賞とか食糧庁長官賞など受賞と店に書いてあったのですが美味しいのですか?
A 権威はありそうですがあんまり美味しさと関係ありません。何故なら我々が評価するS級指定店はほとんど選考に参加していません。この回答に不満の関係者がいらっしゃればいつでもご意見どうぞ。
Q 今でてきた
S級指定店とは?
A 恐るべきさぬきうどん第3巻で発表された1996年の客のプロが推薦する店です。山越、山内、宮武、谷川、あたりや、長田、山下、田村、彦江、蒲生の10店です。
Q S級指定店に行ったのですが美味しくありませんでした。
A あなたの好みに合わなかったのかもしれません、時間帯が悪かったのかも知れません。あるいははやりすぎて手を抜いたのかもしれません。
Q で、どこが一番美味しいの?
A 多分あなたのお気に入りの店が一番美味しいのでしょう。でもたかだか5軒や10軒の中からお気に入りの店を決めないでください(こういう自称うどん通が多いです)。せめて讃岐うどんの氷山の一角がわかる100軒(香川県の全うどん店の約7分の1)の店を訪れてから決めてください。
Q 麺の歴史について知りたいのですが?
A 1歴史・文化
で必要かつ充分なことを述べました。それでも物足りない人は、石毛直道さんの『文化人類学ことはじめ』(フーディアム・コミュニケーションX発行)が詳しいです。
Q 讃岐うどんについて書かれた本はありますか?
A さぬきうどん研究会の『讃岐うどん物語』があります。年に1回同研究会の会報『讃岐うどん』も発行されているようです。手近なところでは、『月刊タウン情報かがわ』のコラム「ゲリラうどん通ごっこ」が讃岐うどん店の奥深さを毎月語ってくれます(ネタがつき平成14年10月号の第162回で終了)。
Q 怪しい店を紹介した地域限定のうどんの本があると聞いたのですが?
A 「ゲリラうどん通ごっこ」を基にまとめられた『恐るべきさぬきうどん』(第5巻まで既刊)のことだと思います。県内に本を片手にうどん屋をツアーする現象をもたらしました。一般的な店を紹介した本に『さぬきうどん珠玉の大図鑑』(いずれもXホットカプセル)があります。
麺聖に関すること
Q 麺聖って実在するのですか?
A 5,6回テレビ、ラジオに出たのでご存じの方もいるでしょう、確かに実在します。
Q いままで何軒のうどん屋に行ったのですか?
A 50音順の索引に掲載してる店は2軒を除いてすべて行ってます。その他廃業店で掲載してない店もあるので約900軒と答えてます。「さぬきうどん全店制覇攻略本」は653軒です、差は新規店と廃業店です。
Q じゃあ、麺聖って本当は何をしてる人ですか?
A 麺聖については『恐るべきさぬきうどん』の中で「県下全域のうどん屋に寸評と点数を付けたゲリラ本をまとめる。7回にわたる改訂を経て、今や700軒近い店を制覇。彼らの知らない店はない、とまで言われる」と紹介されています。また、七訂版『うどんグルメの旅』のあとがきでは、森村直樹(もりむら なおき)「善通寺市に生まれる。学生生活を東京で送る。東京の某私立大学将棋部卒業、将棋四段。好きな食べ物はカレーライス。自然保護レンジャーの下請業、地上げ屋、よろず商品取次業を経てみんなの健康と暮らしの担い手。現在、善通寺市に住む。」とあります。
グルメの旅について
Q ホームページ版『うどんグルメの旅』はあまりうどん屋とうどんの説明をしてないようですが?
A 現在のグルメブームの問題点のひとつは情報が多すぎる点です。店に行って味わうべきことを事前に知らされるのは不幸です。店は製麺所・セルフ・一般店、味は美味しい・普通・まずい、くらいでいいと考えます。ということで私のうどんに対する考えを中心に述べました。個々の店の説明等は先ほどの文献
等でご覧になってください。
Q もう少し店の悪口を書いてもいいのではないですか?その方が店にとっても励みになると思います。
A 確かにそうですね、でも次のような意見の方もいます。
Q 讃岐うどんじゃないとか、知らないとか、かなりきついと思いますが?
A きつい表現も一部でしましたが、全体で判断し、ご理解いただきたいと思います。
Q 地図がわかりにくいのですが?
A 迷いながら探す、これもうどんの楽しみのひとつと考えます。
Q 休みが違っていたのですが?
A 申し訳ありません。開いてあるはずの日に行っても臨時休業のときもあります、そういうことも含めて楽しんでください。
Q 『うどんグルメの旅』は本になっていると聞きました、内容を教えてください?
A ダイレクト印刷のB5判96ページの簡単なものです。
Q 『うどんグルメの旅』には辛辣な寸評と点数があると聞いたのですが?
A ホームページ版は体験版です。ユーザーIDを取得してください、すべてみられます。なんてことはありません(本当にID取得の方法を聞いてきた方がいますがこれ冗談です)。点数が一人歩きする危険を感じひかえました。個々の店のコメントはほめ言葉で書いてあります。香川県人にうどんを再認識してもらうことと、努力を忘れたうどん店に讃岐のうどん屋だとの誇りを持って、もう一度がんばってもらいたく作成したものですから。
Q やはり『うどんグルメの旅』手に入れたいのですが?
A 内容が内容ですので一般に販売はされてません、会員限定配布しているようです。一度うどん好きの人に尋ねてみてください。(欲しいとのメールもいただきますがご要望にお応えしてません、ご了承下さい)
ホームページに関すること
Q 次の更新はいつですか?
A 1ヶ月に1回は更新(内容の追加)をしたいと思ってますが、あくまでも予定です。
Q リンクを張りたいのですが?
A 滅多にされない質問ではあるが、一応考えを述べておきます。法的には、ホームページは公開を目的としているのでリンクは自由だと思います。道徳的には、了解を求めるべきだと思います。で私のページですがURLを明記の上連絡をください、不都合があれば返事をします(リンクはindex.htmlに願います、個々のページの引用なら出典の明記を願います)。なお、著作物ですので学術目的以外の無断転載・放送は禁じます。
Q 掲示板は作らないのですか?
A 客観的な情報が要求されるページにおいては掲示板は有益だと思います。うどんのページにおける客観情報は店場所、営業時間、値段、あるいは新規開店情報くらいです、もちろんこれらが無駄とはいいませんが、自分で訪ね歩くことは一番に考える私のページには今のところ必要ないと思います。