関連記事:タイ編 その1

以下の記事は、「タイ旅行記」1日目から3日目までの関連記事です。本文とあわせてお読みください。

1-a. ノースウエストの「ワールド・パークス」

本文中に書いたとおり、私達のタイ旅行は、ノースウエストのマイレージ・サービス「ワールド・パークス」を使ったフリートラベルでした。もっとも、「フリー」と言っても、4万マイル以上貯めるのに50万円以上使いましたので、厳密に言うと「ただ」ではありません。今回、私は4万マイルのうち2万マイルを自分用に使い、残りの2万マイルを同行の友人に無償譲渡しました。友人も、「ただなら喜んで行く」と言ってくれました。

「ワールド・パークス」の場合、特典旅行の予約は「旅行の352日前から」の受け付けとなります。早い者勝ちですので、旅行が決まったら、すぐにノースウエストへ電話しましょう。このとき、「出発日は6月2日、帰国日は6月10日」などと決めてしまうより、「出発日は6月1日から5日の間で8泊」というように日程に幅をもたせておくと、比較的予約が入りやすいようです。

「ワールド・パークス」のマイレージに有効期限はありません(1998年までは「3年」と決められていました)。ただし、3年間マイルが加算されないと、全てのマイルが失効となる場合もあります。

ノースウエスト航空URL
http://www.nwa.co.jp/ (日本語)

予約先(ノースウエスト航空予約課)
電話 03-3533-6000
またはフリーダイヤル 0120-120-747(東京03以外の地域からのみ)
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1-b. 成田空港内郵便局の「風景印」

私は郵便局の「風景印」で手紙を出すのが好きです。「風景印」とは、平たく言うと「絵入り消印」の一種で、窓口で「消印は『風景印』でお願いします。」と申し出るだけで押印していただけます。この「風景印」は、郵便物の集配を行っているような大きな郵便局にはたいてい置いてありますが、それ以外の小さな局でも、成田空港のターミナル内のようなところにはあります。

私がこのときに入手した風景印は、以下の通りです。この時は、第1ターミナルの北ウィングが工事のため閉鎖されていましたので、風景印を扱っていた郵便局は以下の3局でした(現在は南ウィングが閉鎖されています)。

第1旅客ターミナル 中央B1F
図柄: 管制塔と航空機、サテライト
営業時間: 9:00AM〜5:00PM(月〜金)、9:00AM〜12:30PM(土) 日・祝祭日 定休
第1旅客ターミナル 南ウィング 4F(出発ホール)
図柄: 南ウィングと航空機
営業時間: 9:00AM〜8:30PM(年中無休)
第2旅客ターミナル 本館3F
図柄: 第2旅客ターミナルビルと航空機
営業時間: 9:00AM〜8:30PM(年中無休)

もしお時間に余裕があるようでしたら、成田から飛び立つ前、もしくは帰国後、空港内の郵便局に立ち寄られてみてはいかがでしょうか。きっと旅の良い記念になると思います。

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1-c. ドンムアン空港休憩所を利用するには

ドンムアン空港休憩所「デイ・ルーム」を利用するためには、以下の条件を満たしていなければなりません。

  1. 機内預け荷物が最終目的地であるチェンマイまで「スルー」になっていること。
  2. 予約が「OK」となっている「バンコク−チェンマイ間」の航空券を所持していること。

通常は、ドンムアン空港に到着後、入国審査を受け、それから機内預け荷物をピック・アップすることになります。ところが、「デイ・ルーム」は、入国審査の手前にあります。ということは、「デイ・ルーム」を利用する人は、ドンムアン空港で機内預け荷物をピック・アップすることが出来ないということになります。

これは、「デイ・ルーム」がトランジット(乗り換え)客専用であることを考えれば当然なのですが、旅行者が注意しなければならないのは、あらかじめ日本を出発する際に、係員に「荷物はチェンマイまで『スルー』でお願いします。」と申し出て、機内預け荷物の受け取り先をドンムアン空港ではなく、出発翌日に到着するチェンマイ空港にしなくてはならないことです。

もしこれをおこたると、荷物をピック・アップするためにいったんトランジット・エリアの外に出なければならず、シャワー、ベッドつきの「デイ・ルーム」で仮眠することは出来ません。

機内預け荷物を「チェンマイまで『スルー』」とするためには、「バンコク−チェンマイ間」の予約が「OK」となっている航空券が必要です。「バンコク−チェンマイ間」の航空券は「日本−バンコク」の航空券を発券した航空会社を通じて日本で予約することになります。私達の場合は、ノースウエスト航空にお願いして「バンコク−チェンマイ間」の往復の予約を入れ、タイ航空のオフィスで発券、購入しました。なお、タイ航空の国内線はリコンファーム不要です。

それから、機内持ち込み手荷物に、着替え用の衣類などを入れておくことも必要となります。

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2-a. 国際線から国内線への乗り換え

ドンムアン空港の通路

私達は、ドンムアン空港国際線の第2ターミナルから国内線ターミナルまで歩きましたが、とにかく長くてだらだらと続く通路だったので、疲れました。同じ光景が果てしなく続く様を、「無限通路」と呼んでいたくらいです(写真参照)。空港内のターミナルを循環するバスもありますので、こちらを利用されることを強くお勧めします。

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2-b. タイのプラスチック紙幣

タイの通貨はバーツとサタンです。1バーツは100サタンとなっていますが、サタンにはめったにお目にかかりませんでした。(チェンマイ空港内の銀行で両替したとき、サタンは切り上げになっていました。)紙幣は1000バーツ、500バーツ、100バーツ、50バーツ、20バーツ、10バーツがあります。10バーツは、1990年からコインが登場しました。紙幣のうち、50バーツはプラスチック製です。この紙幣には透明な部分があり、すかしは文字通り反対側が「透かし」て見えました。弾力性があるので、折り曲げてもすぐに元に戻ります。私はこれまでプラスチック紙幣を見たことがありませんでしたので、とても興味深かったです。

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2-c. 提携ホテルでのマイレージ加算方法

ウエスティンなどの提携ホテルでマイレージを加算したい場合は、予約の際に会員番号を告げ、なおかつチェック・イン時に「ワールドパークス」の会員証を提示するだけでOKです。

複数の会員が同じ客室を利用する場合、ボーナスマイルは原則としてホテルの「予約確認書」に名前と会員番号が記載された人のみ加算されます。マイレージを貯めようとしている人が何人かいた場合、「誰のマイレージに加算するのか」を事前に話し合っておかれた方いいと思います。

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2-d. タイの治安と観光スタイル

私達は、チェンマイでもバンコクでも、主な観光は、ホテルの車で行いました。タクシー等をチャーターすることも出来たのですが、あえてそれを避けたのには、理由があります。それは、「タイは初めて」の私達が「女性二人連れ」だったことです。タイの人を疑っているわけではありませんが、長時間にわたる観光中、運転手がその気になれば私達を目的地とはかけ離れたところへ連れていくこともできるわけです。何らかの事件に巻き込まれる危険性もあります。その点、高級ホテルの車は高くつきますが安心です。「ホテルの車で出かけた客が無事に帰って来ない。」ということはおそらくないと思います。

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3-a. 「象乗り」注意事項

私達の「象乗り」がどうだったのかは、本文を読んでいただければお分かりになると思いますが、とにかく象から落ちないように必死で座席にしがみついていたため、翌日私は両腕が筋肉痛になりました。それくらい強烈な「揺れ」でした。私はもともと乗り物酔いしやすい方なので、万一のことを考え、この日の朝、日本から持参した「酔い止め」を飲んでおきました。

日焼けが気になる方は、日傘よりも帽子やサンバイザーを持参されることをお勧めします。「揺れ」が激しくなると、日傘をさしている余裕がなくなってしまうかもしれないからです。ジャングルの中では日本よりも強烈な虫に刺される恐れもありますので、服装は長袖、長ズボンがいいでしょう。

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