ページ内の写真はサムネイル画像です。クリックすると、大きな写真が表示されます。
「関連記事」は、本文に関連した旅のヒントや経験談などです。
今回のタイ旅行は、マイレージを使ったフリー・トラベルのため、航空券を事前に受け取ることが出来た。そこで、交通の便の良い東京シティ・エア・ターミナルでチェック・インを行ってから成田へ向かうことにした。13時30分、東京シティ・エア・ターミナル着。ノースウエスト(以下「ノース」と表記)のカウンターでチェック・イン。ところが、バンコク行きの便が大幅に遅れているという。私達はバンコクのドンムアン空港内で約5時間の仮眠を取り、明朝のフライトでチェンマイへ行くことになっているため、ノース便が遅れるとなると睡眠不足になってしまう。思わず顔がこわばった私に、カウンターの係員は謝りながら500円の飲み物券をくれた。
チェック・イン後、今回一緒にタイへ行く友人と会った。私達はすでにノース便は往復とも座席指定を済ませてあるので、チェック・インは別々にして成田で落ち合うことにしてあったのだが、偶然一緒になったので、そのまま成田へ向かうことにした。リムジン・バスのチケット(2,900円)と成田空港の施設使用券(2,040円)を購入し、出国審査へ。東京シティ・エア・ターミナルでの出国審査は、すいていたのでほとんど待たずにあっさりと終わってしまった。いつもの成田の行列とは大違いだった。15時30分。私達はリムジン・バスで成田へ向かった。
16時48分。成田空港着。成田方面は下りのため、渋滞もなく快適だった。
関連記事:1-a. ノースウエストの「ワールド・パークス」
19時10分発のフライトが20時40分発になってしまったため、思いがけず時間に余裕が出来てしまった私達は、出発30分前に最終搭乗ラウンジで集合することにして、いったん解散した。私は空港内の郵便局を巡って、記念に風景印(絵入りの消印)を集めた。
関連記事:1-b. 成田空港内郵便局の「風景印」
夕食は、第1ターミナル5階(コンビニのあるフロア)の食堂が空港内では最も安いので、そちらで食べるつもりだった。だが、安すぎるためか先程ノースからもらった飲み物券を受け付けてもらえなかった。そこで、4階の食堂街へ降りていってどこへ入ろうかとうろうろしていたところ、また友人とばったり会った。せっかくだからと一緒にレストランに入ることにした。18時だった。
私は山かけそばセット(1,025円)を食べた。残念ながらあまりおいしくはなっかった。ここで飲み物券を使って支払いを済ませた。
そして、出発ゲートへ移動。すでに出国審査を済ませてある私達は、審査場の行列を尻目にスチュワーデスさん達と同じ通路を通ることが出来た。こんなことは初めてなので、ちょっぴりいい気分だった。
20時30分、搭乗。だが、実際に離陸したのは21時25分で、それまでずいぶん待たされた。
機内食は本来2回サービスされるのだが、フライトが遅れたからか、夕食が1回出ただけだった。私は今回ノースは往復とも「低脂肪食」だったので、味をかなり控えめにおさえた鶏肉のシチューやパスタのパセリ和えなどを食べた。
食後は眠ろうと努力したが、全然眠れなかった。バンコクのドンムアン空港に到着したのは、翌6月3日の1時20分だった。
私達は、出発前にドンムアン空港内に2つある休憩所「デイ・ルーム」のうち、ノース便が発着する第2ターミナルの方を予約しておいた。にもかかわらず、私達が休憩所に到着した時、フロントはノース便の遅れのせいでバンコクでの乗り換えが出来なくなった乗客達でいっぱいで、私達のチェック・インの番が回ってきた時にはすでに満室になってしまっていた。結局、私達の予約は何の役にも立たなかった。係員の指示で、隣の第1ターミナルにあるもう一つの休憩所へ、他の客達とともに徒歩でぞろぞろと移動した。ようやく休憩所にチェック・インした時、時刻はすでに2時30分になっていた。ここの料金は先払いで、しかも現金のみだった(4時間で46USドルまたは1,400バーツ)。私達はバンコクに着いたばかりでタイ・バーツはあまり持っていなかったため、残金は日本円で支払った。
ドンムアン空港の休憩所の室内は清潔で、設備もちょっとしたホテル並だった(写真参照)。部屋には歯ブラシ、シャンプー、石鹸、それにバスタオルが2個ずつあった。ちゃんとお湯の出るシャワー・ルームもあった。(もっとも、最初のうちはどうすればお湯が出るのか分からず、水のシャワーを浴びてしまったが。)
疲れ切った私達は、ベッドに横になるやいなや眠ってしまった。長い一日だった。
関連記事:1-c. ドンムアン空港休憩所を利用するには