2日目 98年6月3日(水)

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2-1. チェンマイへ

6時20分。休憩所をチェック・アウトした私達は、第2ターミナルまで戻って入国審査を受けた。そして、国内線ターミナルまで長い通路をひたすら歩いた。途中には「ファミリーマート」があった。

 
関連記事:2-a. 国際線から国内線への乗り換え

国内線ターミナルでは、とりあえず両替をしてタイ・バーツを入手後、「バーガー・キング」で朝食を食べた(チキン・サンドなど。95バーツ)。7時40分、タイ航空のカウンターでチェック・イン。空港税もここで支払った(30バーツ)。9時20分、離陸。初めて乗ったタイ航空は、とても感じが良かった。

 
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2-2. ロスト・バゲージ!

 タイ航空 国内線
タイ航空 国内線

10時20分。チェンマイ国際空港着。ところが、いつまでたっても私達の荷物は出てこなかった。乗客が一人、また一人と立ち去っていき、取り残された私達は「荷物が出てこなかったらどうしよう」と不安になった。そうこうしているうちに、ターン・テーブルは止まってしまった。何回も海外へ旅行しているが、ロスト・バゲージは初めてだった。近くにいた係員に「クレーム・タグ」を見せると、身振りで「ついてきなさい」と言う。

やがて着いたところには別のターン・テーブルがあり、その脇には私達の荷物がぽつんと置いてあった。どうやら、荷物は私達より先にチェンマイに到着していたらしい。もしかすると、バンコクへ着いたノース便が遅れたため、係員が大慌てでチェンマイ行きの最初の便に載せてしまったのかもしれない(私達が利用したのは、その日3本目のチェンマイ行きの便)。何はともあれ、荷物に無事再会出来て良かった。

チェンマイ空港からは、宿泊先である「ウエスティン・チェンマイ・ホテル」の無料送迎があるはずだった。ところが、友人がホテル・カウンターに問い合わせたところ、すでに出発したあとだった。ロスト・バゲージ騒ぎがなければ間に合ったはずなのだが・・・。係員に次の無料バスは1時間後だと言われたので、仕方なく空港タクシーでホテルへ向かった(90バーツ、チップ10バーツ)。行きのノース便の遅れのせいでスケジュールは最初から狂いっぱなしだった。

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2-3. ウエスティン・チェンマイ

ウエスティン・チェンマイ・ホテルは、チェンマイの郊外にある高級ホテルである。11時30分、チェック・イン。部屋で休憩したあと、コンシェルジェに今後のスケジュールについて相談し、「ホテル・カー」(1時間当たり400バーツ)の手配をしてもらった。

 
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13時からホテル内のレストランにてランチ・ビュッフェ(328.66バーツ)。タイ北部の名物料理の一つ、「カオ・ソーイ(麺の上にタイ風カレーをかけたもの)」も食べた。辛かったが、癖になりそうなおいしさだった。

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2-4. チェンマイ寺院巡り

14時。「ホテル・カー(8人乗り小型リムジン・バス)」に乗り、チェンマイ寺院巡りを始めた。
寺院巡りの最初の目的地は、「ワット(「ワット」とはタイ語で寺院のこと)・プラ・タート・ドイ・ステープ」である。ここには駐車場から寺院まで登るケーブル・カーがあるのだが、最近乗客を定員の倍以上詰め込んだため重すぎて断線し、3名が死亡するという事故があったばかりで、運行は中止されていた。仕方がないので、300段ほどある階段を登った。この日、気温は36度もあり、寝不足と慣れない暑さも加わって、登り切る頃にはふらふらになっていた。

 ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ
ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ

この寺院の塔(タイ語で「チェディ」)には仏陀の遺骨が納められている。神聖な場所なので、本堂の入口で服装チェックを受け(ミニスカートやショートパンツの人は巻きスカートを着用させられる。男性でも同じ。)、靴を脱がなくてはならない。「ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ」の金色のチェディは、毎日磨いているのかと思えるくらいぴかぴかに光輝いていた(写真参照)。本堂を出て、建物沿いに右手に回ると、チェンマイ市内を一望できる場所があった。

 ワット・プラ・シン  ワット・チェディ・ルアン
ワット・プラ・シン (左)
及びワット・チェディ・ルアン (右)

その後、チェンマイ市内中心部にあるワットを巡った。まず訪れたのは、市内で最も格式の高い「ワット・プラ・シン」である。ここには、チェンマイでもっとも美しい建物と言われている礼拝堂、ウィハーン・ライカムがある(写真左参照)。
次に訪れたのは、「ワット・プラ・シン」の近くにある「ワット・チェディ・ルアン」である。ここで人目を引くのは、地震により崩壊した巨大なチェディである(写真右参照)。ここには、かつてバンコクの「エメラルド・ブッダ」が祭られていたことがあった。現在は、チェディの前にその複製が置かれている。
3番目に訪れたのは、チェンマイ最古のワットで、象に囲まれたチェディのある「ワット・チェン・マン」である。「ワット・チェン・マン」に着いた頃、強い雨が降り出した(6月のタイは雨季である。)。そこで、これ以上の観光はせずにホテルに戻ることにした。

 
関連記事:2-d. タイの治安と観光スタイル

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2-5. カオ・パット・アメリカン

 カオ・パット・アメリカン
カオ・パット・アメリカン

ホテルに戻り、ルーム・サービスの夕食にした。「カオ・パット・アメリカン(カオ・パットはタイ風炒飯)」を頼んだ(紅茶と合わせて223.85バーツ)。「アメリカン」というのはケチャップを使ってアメリカ風にしたものという意味だが、チキン・ライスに感じが似ていて、とてもおいしかった。

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