丸尾まきが議員活動の中で感じたこと、思ったこと、あったこと、聞いた話、等々
言いたい放題、ノンジャンルで本音をぶつけます! すごい話を知ることができるかも。



2002/5/25

   尼崎市環境基本計画策定のための意見募集

  • 丸尾牧も委員として参加している尼崎市環境審議会が尼崎市環境基本計画策定に際して市民からの意見を募集しています。環境基本計画は尼崎市の将来の環境政策の方向性を決める重要な計画です。是非、皆さんの意見をたくさん出して下さい。
  • ポイントは具体的な取り組みを書き込むことと、その取り組みについて数値目標を設定させることだと思います。
  • 意見の募集期間 2002年5月25日(土)から6月14日(金)まで
  • 方法  住所、氏名、電話番号を明記のうえ、次の方法で提出 郵送、ファックス、電子メール、持参
  • あて先 〒660-8501尼崎市東七松町1-23-1 尼崎市美化環境局環境対策部環境政策課あて ファックス6489-6300環境政策課あて          電子メールkankyo-seisaku@city.amagasaki.hyougo.jp 
  • 「中間まとめ」資料配布場所 尼崎市役所本庁舎中館9階環境政策課にて  
  • 尼崎市ホームページでも資料閲覧可能http://www.city.amagasaki.hyougo.jp
  • 詳しくは、環境政策課(6489-6301)まで

2002/5/24

    上ノ島町Hさんからの投書です

  • ほうれん草通信を何時も愛読しております。民間会社ではコスト削減のためTQCは当然として、経費や人員削減は当然のように行われております。ところが政府や地方では公費の開示・地方公務員給与・人員の削減等などが殆ど手をつけられていないように思われます。政治家の皆さんが自らを律しないのですから、政治不信はつのるばかりです。大阪弁ではこのことを「風呂屋の釜」と言います。心は、「湯ばかり」今後も頑張ってください。期待しております。
  • 丸尾のひと言 政治家も公務員(特に幹部)も口先ばかりでコスト意識が乏しいですね。

2002/5/16

   尼崎市長退職金額アンケート調査について

  • 市民オンブズ尼崎が尼崎市長退職金額のアンケート調査をはじめました。皆さんも是非このアンケート調査にご協力下さい。丸尾 牧にメールでご回答いただいても結構です。住所地、性別、年代の記載をお忘れなく。
  • 尼崎市民の皆さんへ   市長退職金額アンケート調査ご協力のお願い    市民オンブズ尼崎                                                                 ・今年12月に宮田良雄尼崎市長の任期が満了します。市長退職金は任期満了毎に出るので、今年度、宮田市長にその退職金が支払われることになります。 その額はなんと3554万円(月額給与123.4万円×任期48カ月×係数0.6)。                         ・この額は、全国の人口規模が似通った自治体と比較すると高い水準にあり、阪神間の他の自治体と比較すると最も高い額になります。          ・宮田市長は、財政状況が厳しいことから、行財政改革の一貫として、市長給与の2年間20%減を実施していますが、市長退職金の見直しについては、現在のところ考えていません。                                                            ・宮田市長は、市民に市長退職金の額やその根拠を知らせ、そのあり方について市民の意見を聞く気はありません。                                                                市民オンブズ尼崎は、主権者である尼崎市民が「市長退職金はいくらが妥当か?」と考えているのか調査をし、その結果を、市長退職金額を決めるための判断材料として、宮田市長に提供することにしました。                                                              以下のアンケート調査への皆さんのご協力をいただきますようよろしくお願い致します。                                              ☆任期4年の尼崎市長の退職金は、いくらが妥当だと思いますか。いずれかの金額に○印をつけて下さい。                                                          @約5000万円、A約4500万円、B約4000万円、C現在の3554万円、D約3000万円、E約2500万円、F約2000万円、 G約1500万円、H約1000万円、I約500万円(4年働いた市職員退職金支給率と同じ)、 J 0円 、Kその他(   円)                                                                                        その理由                                                                                                                                                                                                    ◇あなたの情報を教えて下さい。                                                                   住所地(    市) 例:神戸市、尼崎市       性別  男  女   どちらかに○印をつけて下さい。   年齢 (    歳代) 例:10歳代、60歳代                                            ありがとうございました。                                                   このアンケートの回答期限は、5月28日(火)です。下記の所在地に郵送していただくか、ファックスで送付して下さい。どうぞ、よろしくお願い致します。                                                                                                                 アンケート送付先                                                                                       市民オンブズ尼崎 〒660-0054尼崎市西立花町4-15-32松島商店内  ファックス(06)6419-2136                                問い合わせ先 市民オンブズ尼崎 中村 正俊 ?090-8167-4198

2002/5/12

   尼崎市議会議員選挙公費受取額について

  • ほうれん草通信ホームページ面白データ集に昨年の尼崎市議選の公費受取額一覧表を掲載しました。一度覗いて見て下さい。候補者のコスト意識がわかります。
  • 表を見てみると、ポスター作成費に大きな差があります。最も安い人は約13万円。最も高い人は約56万円。 丸尾牧のポスター作成費は約20万円ですが、これは防水で裏面が全面シールになっている最上質の紙です。それでも20万円で済むのです。確かにポスター作成費はプロのカメラマンに写真を撮ってもらう費用などを含めればかなり高くなるでしょう。とは言っても56万円は高過ぎるような気がします。候補者が費用を安くするよう努力したのか疑問です。
  • 市民から徴収した税金(公費)が出ているのですから、コストを安くするのは当然なのです。
  • レンタカー代も疑問がわきます。ほとんどの方が公費助成上限額107100円を請求しています。丸尾牧はスプリンターバンを7日間借りて61005円でしたが、軽自動車を借りている方や、丸尾牧と同じレンタカー会社で同じ車を借りた人も公費助成上限額を請求しています。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。(ほうれん草通信39号参照)
  • 最終的には候補者のコスト意識の問題です。
  • 現在、尼崎市は行財政危機に陥っていますが、その大きな要因のひとつは、市長や議員、市幹部職員のコスト意識の低さです。

2002/5/5

   郵便局の粗品(塩ビラップ)について

  • 先日、ある郵便局で簡易保険の契約をしました。すると驚いたことに、粗品として問題のある「クレラップ」をいただきました。ほうれん草通信第26号に掲載していますが、「クレラップ」は塩化ビニリデン製で焼却するとダイオキシンが発生する可能性があります。環境ホルモンが溶出する懸念も払拭されていません。こんなものを、公的な機関である郵便局が国民に粗品として配るのは、問題だと思います。環境問題に関する意識が欠如しています。
  • 丸尾牧は、「クレラップ」を郵便局に返品するとともに、郵政事業庁に対して、塩ビラップ(クレラップ)を、塩素を含まないポリエチレンラップに変更するよう要請しました。
  • 別の事例ですが、尼崎信用金庫も、以前は粗品として塩ビラップを渡していました。しかしそのことにクレームを付けると、尼信は、粗品を塩ビからポリエチレンのラップに変更してくれました。誠実な対応だと思います。
  • コープ神戸では、塩ビラップは有害なので、既に販売を取りやめています。生協の方が、郵政事業庁よりはっきりしています。
  • 国の状況はよくわかりませんが、環境問題に熱心に取り組んでいる佐賀市では市行政で使う塩ビ製品を一掃するよう徹底した取り組みをしています。尼崎市においても代替できるものは、出来るだけ塩ビ製品は使わない方向です(塩ビ水道管の利用などの問題が残っていますが)。全国のグリーン購入ネットワークも塩ビ使用を避けるようにしています。
  • そのような社会状況の中における郵政事業庁の無責任な取り組みは納得できません。

2002/4/26

   市長等退職金について

  • 4/22の総務消防委員会で市長退職金の廃止、助役等退職金の大幅減額を求める陳情の審査がありました。共産党の高橋議員と丸尾牧は、市長等退職金について廃止を求めるものではないが、大幅減額するという陳情の趣旨に理解をし採択するよう求めましたが、他の議員の反対により陳情は不採択となりました。陳情を不採択とした議員は、新政会の高岡議員、蔵元議員、公明党の仙波議員、市民グリーンクラブの米田議員、中野議員、清風会の騰議員です。ただその中で、騰議員は、退職金の廃止は極端であり市長退職金は減額すべきだという意見が会派の中にあると述べていました。騰議員の発言と対応は理解が出来ますが、他の議員は4年で3554万円も支給される市長退職金を見直す必要性を感じていないようです。これらの議員の感覚は市民感覚とあまりにもかけ離れ過ぎています。  
2002/4/21

   官房機密費について

  • ほうれん草通信作成のためしばらく書き込みが出来ませんでした。また、書き込みを再開します。
  • 国の方では官房機密費の中身が暴露されましたが、その使い道のひどさにあきれています。議員の背広代や政治家のパーティー代など国会対策費として使われていたようです。これが国家機密なのですからあきれてものも言えません。機密費と言えども公費なのですからこのような使用は明らかに私的流用です。秘書問題を含め公私の区別ができない政治家があまりにも多すぎます。
  • 尼崎市議会の不正出張や、政務調査費の領収書非公開も同様です。
2002/3/26

   行財政改革を含む新年度予算案について 

  • 保育所保育料の大幅アップなどを含む新年度予算案が、新政会、公明党、市民グリーンクラブ、清風会、無所属多田議員の賛成多数により可決されてしまいました。今回の予算案は、市長等を含む市職員の給与削減など一部前向きな取り組みがなされましたが、一方で、市長等高額退職金の見直しや外郭団体の統廃合等まだまだ市内部で取り組めることが十分には行われませんでした。そのような状況で、福祉削減を優先させるひどい案だったのです。
  • 市長は今回の行財政改革について、市民への説明を一部行いましたが、公聴会を開いたり、市民アンケートをとるなどの市民との対話は何もしませんでした。宮田市長は、民主主義のイロハも理解されていないようです。
  • 昨年、議会で予算が否決されたこともあり、新年度予算案については、福祉削減幅を圧縮するなど議会の良識が少しは働くのではないかと思われましたが、それは叶いませんでした。市民自治クラブが提出した保育料の上げ幅圧縮などを含む修正案は否決されてしまったのです。(共産党案も否決)
  • 今後も、次々と市民福祉切捨ての行財政改革案が出てくるでしょう。ここで市民の大きな声が出なければ、ますます市民の生活は窮地に追い込まれます。共に市民の生活を守るために頑張りましょう。
  • もう少し詳しい内容は、次回のほうれん草通信に掲載します。

    議員報酬削減について

  • 行革の取り組みとして、実施されていなかった議員報酬の削減が決まりました。削減額は、議員期末手当の10%減(期末手当が今年度と同じく4.7ヶ月分出ると仮定すると議長年間48万円減、副議長年間43万円減、議員年間37.8万円減、年間総効果額約1829万円)、期間は2年間ということになりました。
  • 当初、最大会派の新政会が議員報酬削減に反対していたのですが、何とか全体がまとまり少しだけほっとしています。もちろん議員報酬の削減額が小さいので不満はあるのですが、それについては今後の財政状況を見ていく中で、時機を見て再び議論を起こしたいと思います。
2002/3/23

   政務調査費の領収書等の公開について

  • 1回目の議論を受けて議会事務局からたたき台が出されましたが、その内容は「政務調査費の領収書について自主公開してもよい。」というものでした。しかし、自主公開は議長等にお伺いを立てる必要も無いことですし、既に、清風会、共産党、市民自治クラブが領収書等の自主公開をしていることから考えると、このたたき台はほとんど意味の無い内容だということがわかります。
  • しかし、新政会、公明党、市民グリーンクラブ(民主党系、社民党系)、清風会は、たたき台のとおりでよいとの判断をし、賛成多数で(制度としての)領収書の公開を求める市民の声を闇に葬り去りました。全国の半数以上の自治体(市議会議長会によると2001年6月現在政務調査費条例を制定した607市のうち331市)が領収書の公開をしているにもかかわらず、時代状況も理解しない、この人たちの閉鎖性にはうんざりします。
2002/3/22

   匿名希望メール

  • 先生のご活躍を存じてメールさせて頂きます。
    生まれも育ちも尼崎。それに臨時職員としてもお世話になったことがあります。
    そこで在籍中に不思議だなっと思うことがあったのでメールさせて頂きます。 
    それは、嘱託職員の採用についてです。
    一般事務では公表もしてないのに翌年には採用されているのです。試験も何もないのにどうしてって感じです
    任命権って確か市長ですよね。こういうことをあとで耳にするとおかしいよねっと思い、メールさせて頂きました。これからの先生のご活躍の中で市制に少しもの疑問を感じる市民からの意見として聞いて頂けないでしょうか。
  • 丸尾のひと言  先日、予算特別委員会において、嘱託職員の採用方法について、市当局とやり取りをしました。そのときの当局の答弁は、「原則公募です」ということでした。本当に嘱託職員等の採用が適切に行われているのか検証をしていく必要がありそうです。今後、続報を流していきます。
2002/3/15

   オロハネさんからのメール

  • 丸尾さんの言いたい放題まさに御説のとうりです.もっと言ってやってください.
    市民に痛みだけを強制し,自分らはラスパイレス指数が高い給料を少しだけカットしても,焼け石に水です.
    宮田市長は「ミニ小泉」ですね!!
  • 裁判所はもっと国民の声をよく審議するべきです。体制派裁判官は忌避してください.神戸は以前のM裁判長の時から,体制派に変わっており、公平性を著しく欠いています.裁判所としての機能を放棄しているみたいです.
  • 其れから尼崎の悪い癖で「公共物を粗末にする事」《武庫之荘の公衆便所の機器破壊など)が多いですが,これは市民側からモラル高上努力が必用だと想います.
  • 丸尾のひと言 行政を相手にした裁判は、住民が9割がた負けているようです。陪審員制度の導入、(すばらしい判決を出すと地方に飛ばされる現在の)人事制度の改善など大胆な司法改革が必要です。
2002/3/14

   匿名Yさんからのメール

  •  日頃のご活躍、陰ながら応援させていただいております。数年前の議員不正出張疑惑事件以来、尼崎の市政及び市議会には不信感を抱いている者が多いはずです。
     特に、お役所仕事と言われ、今日の大失業時代において、まだまだ市の取り組みは生ぬるいと言わざるをえません。
     商工業は衰退し、公営ギャンブルである競艇事業に多分に依存している状況は、異常です。平日の真昼間から競艇に興じている人の家庭を考えてください。競馬だって、土日開催です。不況になると、政府は宝くじの発行回数を増やし、財政の穴埋めをやっていますが、実質的な増税の変形型ではないですか。
     尼崎市民の一人、市税の納税者の一人として、意見を述べさせていただきます。
     まず、議会。例の事件後も、懲りずに居座っている古参議員も問題ですが、驚愕するのは、年数回の議会に出席もせずに、報酬を得ている者が存在するという現実です。市民を愚弄するのもいい加減にしていただきた
    い。税金泥棒の代表者といえるのではないですか。議員でありながら、市政に無関心だなんて、考えられません。私たち小市民でも、市に対して言いたい事は山ほどあります。
     次に、市政についてです。もはや、高度成長期でもなく、バブル期でもなく、成熟以下の衰退期かもしれません。かつて、50万人以上の人口を擁し、勢いのある尼崎でした。警察、保健所の数を例にあげても、政令指定都市を除き近隣市と比較すると、珍しいサービスを享受してきました。確かに市民は便利です。しかし、訪れた支所や保健所で目にする光景は、暇を持て余しているとしか見えない職員がごろごろしていることです。ムダなのです。天井をながめていても、1分、1時間と給与は支払われるのです。我々の血税から。
     油まみれ、泥まみれになって、炎天下や寒風吹きすさぶ中を、危険と隣り合わせに肉体労働して、いくらの賃金もいただけない者が見れば、どう感じるでしょう。差別ですよ。
     市町村合併が言われますが、その是非は別として、地域には、適正な規模の人口、面積、行政サービス、役所職員数があればいいと思います。尼崎は、面積要件で中核市に昇格できないようですが、住民にとって、政令指定都市、中核市、特例市、そんなものどうでもよいのです。お役人のエゴでランキングしたに過ぎません。民間企業の株価、上場・非上場などとは世界が違うのです。
     加えて、山一證券をはじめとして、北海道拓殖銀行、兵庫銀行が倒れ、マイカル、ダイエーも崖っぷちに立っている状況です。「人の松下」と呼ばれた松下電器産業も大幅な希望退職を募っています。
     こんな世の中です。市の発表した財政再建計画は、万全ではありません。各自治体が、再建担当部署を設けていますが、大阪府などは、2年の定期昇給を停止し、今やラスパイレス指数は全国最低で、100を切ってしまっています。国家公務員よりも低い、また、農村部の小さな町村並みのレベルに給与水準を落としているのです。この物価高の大阪において、知事の指導のもと、職員も痛みを分かち合っているのです。これでも、まだ、府民は納得していません。
     おまけに、4月からは通勤定期券の支給額を1ヶ月単位から割安の6ヶ月単位に改めるということです。民間では、当たり前ですが、自治体では全国でも異例だそうです。ここまでやっているのです。
     尼崎市はどうですか。もう、阪神尼崎周辺の建設工事は、やめにしませんか。まだ、見栄を張りたいのですか。ここまできて。
     丸尾先生、お願いです。庶民の声を市政に届けてください。先生のトップ当選は、皆の期待を受けたものなのです。
  • ほうれん草通信で、なかなか皆さんの声を掲載できないため、この「言いたい放題」欄で投書、メール等を紹介します。但し、全ての投書等を紹介するのは無理なので、本人に了解を得た上で、代表的な意見をご紹介します。                                                 丸尾 牧
2002/3/9

   市長等退職金について

  • 2/22の総務消防委員会で、市民オンブズ尼崎が提出した「市長の退職金(4年で3554万円)廃止、助役収入役退職金大幅減額を求める陳情書」の審査がありました。
  • 陳情審査の中で、市民グリーンクラブの議員は「市長退職金は市長が決めること。二人(共産党議員、丸尾)の意見も参考に市長が決めればいい。陳情は不採択(否決)にすべき。」
  • 新政会の議員は、「市長は給与カットもしている。それで十分。あれも、これもする必要はない。不採択にすべき。」
  • 公明党の議員は、「現状で良い。市長が決めること。不採択にすべき。」
  • 共産党の議員は、「見直しが必要。陳情を不採択にせず審査を継続すべき。」
  • 清風会の議員は、「市長退職金廃止は極端。不採択にすべき。」退職金を見直しすべきかどうかは言及なし。
  • 市民自治クラブ丸尾は、「見直しすべき。陳情を不採択にせず審査を継続すべき。」
  • 陳情は不採択にすべきという意見が大勢の中、次回に結論を出す方向になりました。
  • なお、上記の発言は、発言趣旨を記載しており一言一句上記のような発言をしたわけではありません。また、議員の名前が抜けていますが、議事録等により確認でき次第記載します。

   行財政改革について

  • 新年度予算案は、市議会において代表質疑が終わり、分科会審議が終わり、後半の総括質疑に入っていきます。今回は昨年のように予算案否決にはならないでしょうが、予算案に含まれる保育所保育料大幅アップなどの福祉削減の幅を圧縮するなどの修正が出来るかどうかが焦点になるものと思われます。
  • 福祉切捨てには、新政会はあまり興味を示さない傾向があるので、日頃から「福祉行政を進める」と言っている公明党や、市民グリーンクラブの動向によって、予算が修正できるかどうかが決まってきそうです。
  • 来週は月曜日10時から予算特別委員会の総括質疑(新政会から)です。是非、傍聴してみてください。

2002/2/28

   政務調査費の公開に関して(若干修正しました)

  • 議員一人当たり1月15万円支給されている政務調査費(市政の調査研究費用)の領収書公開の議論が2/25日の議会運営委員会でありました。
  • 新政会の議員は、「公開に反対」と相変わらずの情報公開に対する抵抗勢力ぶりを発揮。
  • 公明党の議員は、「全会派の一致が必要。」と、市議会としてどうすべきかの発言もなく無責任な発言に終わる。今までは非公開を主張しているので半歩前進といえば前進なのだが・・?
  • 市民グリーンクラブの議員は、「公開は必要だと考えるが、現状のままでもよい。」との発言。
  • 共産党議員、清風会議員、我が市民自治クラブの飯田浩議員は、従来どうり公開を主張。
  • 公開に明確に反対をしたのは新政会の議員だけだったので今回は問題なく公開されると思ったのですが、今回の意見を踏まえて、事務局がたたき台を出すことになりました。
  • 政務調査費の領収書は、市民の税金を使っているのだし、全国の過半数を超える市で公開されていることなどから、公開は当然だと思うのですが、新政会の抵抗と、公明党の曖昧さのおかげで公開?は先延ばしになりました。
  • なお、一部の議員の名前が抜けていますが、後日確認の上、書き込みますのでしばらくお待ち下さい。
2002/2/23

   官官接待参加者氏名の公開を求める裁判結果について

  • 丸尾は、96年に尼崎市が開催した「創生尼崎の会」総会(食糧費をつかった官官接待の場)の参加者である国の官僚等の氏名を公開しないのはおかしいと、宮田市長に非公開の取り消しを求めて神戸地裁に提訴をしていました。21日に神戸地裁(紙浦健二裁判長)で出された判決は、「総会への出席は私人としての行為であり、氏名は個人情報に該当する等」との理由で原告(丸尾)の訴えを棄却しました。
  • 過去の裁判では官官接待参加者氏名は公開すべきという判決が多数を占めています。もし、参加者氏名が公開されなければ全国各地で起こっているカラ接待やカラ出張の実態を明らかにすることができなくなります。今回の判決は時代の流れを無視した不当な判決というほかありません。
  • 宮田市長は、この件が裁判になってから、交際費の相手先氏名をほぼ全面公開(見舞いの相手方は非公開)にするなどの取り組みをし、尼崎市の情報公開は一歩前進をしました。
  • しかし、尼崎市の他分野での情報公開は適切に行われているとは到底思えません。先日問題になった選挙公費助成制度を利用したレンタカー会社の会社名は公開されていませんし、他にも市当局の恣意により公文書の公開範囲を狭められることは日常的に行われています。
  • そのような状態を改めさせるためにも、また全国の情報公開の流れを後退させないためにも、今回の問題は控訴せざるを得ません。
  • 参考情報ですが、今回問題となった創生尼崎の会第5回総会には、国の官僚ら23人(OB1人含む)、県東京事務所職員3人、宮田市長ら市幹部職員16人が出席し、宴会費用約49万6千円(1人当たり約11,800円)が尼崎市の予算からつかわれました。
2002/2/16
  • 2月12日市民オンブズ尼崎から、「議員報酬削減、市長退職金の廃止及び助役等退職金額の削減」を求める陳情が、市議会に提出されました。今議会において、それらを実施するのかどうかが議論されます。また実施されるのであれば、浮いた予算を、市長が提案している福祉見直しの修正等を含めどのように活用するのかが課題となります。市長提案をほとんど鵜呑み(昨年の予算議会を除き)にする新政会、公明党、市民グリーンクラブ(民主党、社民党等)、清風会の対応が注目されます。
  • 市議会は2月18日開会です。是非、傍聴してみて下さい。
2002/1/27
  • これから議会で起きた出来事や、ほうれん草通信に書き込めなかったことなど、ここに書き込んでいきます。 どれくらいの頻度で書き込めるかわかりませんが、少しだけご期待下さい。
  • 現在の議会の主要課題はなんと言っても行財政改革。市長は、4年勤めると3554万円ももらえる市長等退職金に手をつけず、駅前開発などのハード事業の先送りも考えず、外郭団体統廃合、補助金見直し、実費とかけ離れた出張旅費などについては適当な見直ししかせず、保育所保育料の大幅アップなど市民福祉の削減を優先させています。市民負担増を最小限にとどめるよう行財政改善計画の修正が必要です。
  • 議会についてですが、議員の一部は、市長に財政が厳しい状況に陥った責任は問いますが、議会のチェックの甘さによる責任を取とろうとする姿勢が十分ではありません。その責任の取り方として、今できることは行財政改革による市民の負担増をできるだけ抑えるために、報酬等の削減により財源確保をすることです。そういう観点も含め、先日会派に支給されている政務調査費(1人1月15万円)の半減が決まりました。これは評価できるのですが、高額な議員報酬の減額はまだ決まっていません。すでに市長等の給与減額方針(市長給与2年間20%減額等)が出ているのですから、議員報酬の削減も当然しなければなりません。私たちは会派(市民自治クラブ)として、正副議長報酬20%、議員報酬15%削減をするよう提案しています。しかし最大会派である新政会が報酬削減に反対しています。その理由は過去10年ほど議員報酬を値上げしていないからということです。しかし、議員報酬は市民の平均的な給与と比較すると、調査活動費用を考慮してもかなり高額になるのですから、削減は当然のことと思います。議員報酬削減の抵抗勢力である新政会の議員に議員報酬を削減させるよう皆さんの声をぶつけてください。今後、議員報酬について続報を流していきます。
●〜2003年4月
●2003年3月〜2002年11月
●2002年10月〜2002年6月