丸尾まきが議員活動の中で感じたこと、思ったこと、あったこと、聞いた話、等々
言いたい放題、ノンジャンルで本音をぶつけます! すごい話を知ることができるかも。


2003/3/27
 ガラス張り市長室の予算否決

  • 昨日、予算特別委員会で2003年度予算案の採決がありました。その予算案には、ガラス張り市長室の予算も計上されていましたが、新政会(谷川正秀幹事長)からガラス張り市長室の予算を削除した修正案が出され、新政会、公明党、市民グリーンクラブ、多田議員、荒木議員が修正案に賛成し、ガラス張り市長室は葬り去られました。否決の理由は「2階に市長室があるのに1階にも市長室を作るのは無駄だ」ということです。
  • 今回提案されたガラス張り市長室は主に応接室として使うということだったので私たちの会派は、これに賛成しました。
  • 一般的に市長室は閉鎖的な空間(密室)になっていることから、他都市では度々贈収賄事件などの舞台になっています。
  • ガラス張り市長室の予算は約170万円ですが、市長室がガラス張りになり常に市民に監視されていれば、口利きなどが激減し、結果として、無駄な公共事業などが減り、予算に多大な効果を及ぼすのではないでしょうか。
  • 今回の結果は、残念です。   


2003/3/21
 アメリカがイラクを攻撃 小泉首相は無責任な支持表明

  • イラクへの大量破壊兵器の査察が続き、一定の成果が出ていたにもかかわらず、アメリカは国連の決議を抜きにイラク攻撃を開始しました。
  • 国連の決議を経たからといって戦争が認められるものではありませんが、今回は国際世論が猛反対する中で、国連の手続きを無視し、攻撃が開始されました。こんなことが許されていいのでしょうか。ブッシュ大統領に強い憤りを感じます。
  • また、日本の小泉首相は大義名分もなくアメリカの開戦を支持しました。無責任な小泉首相には、情けないとしか言いようがありません。
  • 私たちにできることは、戦争反対という声を上げることです。
  • WAR IS OVER IF YOU WANT IT (あなたが望めば戦争は終わる)  ジョン・レノン 「ハッピークリスマス」より


2003/3/16
 阪神水道企業団議会の費用弁償、報酬、旅費がやっと見直しされる

  • 言いたい放題でずっと経過報告をしていた阪水議会の費用弁償等が一部見直しされました。
  • 費用弁償は1日14000円が11000円に、議員報酬は、議長がひと月75000円が6万円に、副議長は7万円が56000円に、議員は65000円が52000円に、監査委員は67000円から54000円に、旅費は予算額を約46%カットします。
  • 今回の見直しで2003年度予算のうち約911万円がカットになります。これは、阪水議会費及び監査費総額約4500万円の約20%になります。見直し期間は、当面の間。これでグリーン車での視察もなくなるのではないでしょうか?!
  • この見直しの最終の経過ですが、3月11日の阪水議会運営委員会で費用弁償の見直しについて各市の意見を持ち寄ろうということになっていたのですが、その直前に議員数が過半数を占める神戸市の意見がまとまらなかったことから、見直しの可能性は限りなくゼロに近づいていました。
  • それを見越して、阪水議会運営委員会で意見がまとまらない場合は、共産党の高橋議員、新社会党の小林議員、丸尾牧など6議員の連名で費用弁償を1日14000円から1000円に見直すよう議員提案する用意があると各市の協議会の中で各議員に通告していました。
  • 3月11日の議会運営委員会において、この議員提案通告が効いたようで、突然神戸市の議員から報酬、費用弁償、旅費を見直し議会費総額を20%ほど見直しするためのたたき台を出すという提案がありました。
  • このたたき台が14日の議会運営委員会で合意され、この日の本会議で上記見直しが決まりました。
  • 丸尾牧は、議員報酬は必要ない、費用弁償は公共交通機関相当額で、旅費はグリーン車を止めろと訴えていましたが、問題は残るが一定の見直しは評価ができるということで賛成をしました。
  • 丸尾牧が最初にこの問題について問題提起をした立場であることからここで反対すると全ての見直しがつぶれる可能性があることや削減幅が十分でないことなど納得できない部分があることから、少し判断に迷いましたが、費用弁償等の見直しを今後も訴えていくことにし最終提案に賛成することを決めました。
  • なお、今回の賛成により今まで受け取り拒否をしていた報酬、費用弁償については、違法性の高いものを除き受け取る方向で考えます。但し、費用弁償は往復交通費420円を除き税務申告をする予定です。


2003/3/12
 情報公開時の閲覧手数料無料化に新政会O議員は反対を表明

  • 尼崎市では公文書の公開請求をしたときに1件あたり300円の閲覧手数料がとられます。そもそも公文書というのは、市民の税金により作成された文書です。公文書は市民のものとも言えますし、行政と市民の共有のものということも出来ます。
  • 本来ならば、市行政の情報は、市民の財産であることから、市民が公文書を閲覧する時に手数料をとる必要はありません。
  • しかし、宮田前市長をはじめ行政の幹部はそのことがわからないのか、意図的に情報公開の障害を設けようとしたのかわかりませんが、閲覧手数料を無料にしようとしませんでした。その結果、昨年度発表された全国市民オンブズマン連絡会「情報公開度ランキング」で尼崎市は失格になりました。情報公開のインフラ(基盤)さえ整備されていないというのが失格になった理由です。都道府県レベルで情報公開の閲覧手数料をとるのは東京都のみ、市町村レベルでも閲覧手数料をとるのは少数です。
  • 現在行われている新年度の予算議会では白井市長から閲覧手数料を無料にするという議案が出されました。現在予算特別委員会でそれらの審議がされています。
  • ところが予算特別委員会で新政会のO議員は、行財政改革に反するなどの理由で公文書の閲覧手数料の無料化には反対だと主張しています。
  • O議員は情報公開の社会的流れを理解していないのでしょうか?
  • 今後続報を予定しています。



2003/3/8
 阪神水道企業団費用弁償を引き下げの方向で 尼崎市選出議員の総意

  • 阪水尼崎市選出議員の協議会があり、阪水議会費用弁償を「引き下げる方向で」ということで意見をまとめました。白井市長、高橋議員、丸尾牧は公共交通機関の交通費程度が妥当と主張しましたが、他の議員の意向もあり「引き下げる方向で」との意見をまとめました。
  • 3月11日に阪水議会運営委員会があり、その場で各市が意見を持ち寄って、調整することになります。
  • 費用弁償が見直しされるよう、皆さんの意見を是非、各市の議員にぶつけて下さい。(特に神戸市が見直しに消極的なようです)
  • 神戸市選出議員(議席順) 矢田立郎市長、松下綽宏助役、小倉晉水道局長、小林るみ子議員、恩田怜議員、池田林太郎議員、佐伯育三議員、吉田謙治議員、平野章三議員、浜崎為司議員、安井俊彦議員、田路裕規議員、南原富広議員、藤本浩史議員、田島俊三議員     西宮市選出議員 山田知市長、中尾孝夫議員、杉山孝教議員、嶋田克興議員                                    芦屋市選出議員 北村春江市長、山村悦三議員                                                      尼崎市選出議員 白井文市長、高橋藤樹議員、塩見幸治議員、吉井惠一水道局長、真鍋修司議員、安田雄策議員、中川日出和議員、丸尾牧議員


2003/3/7
 市議会代表質疑 ガラス張りの市長室の設置に反対の意見

  • 新政会黒川議員、市民グリーンクラブ米田議員の代表質疑でガラス張りの市長室の設置に反対の意見が出されました。予算約170万円。
  • 黒川議員の意見は、2階に市長室があるのに1階にガラス張りの市長室を作るのは無駄だということです。
  • 丸尾は市長室がガラス張りであれば利権をあさる業者や政治家などが出入りしにくくなり、大きな財政効果をもたらすものと考えていることからその設置に賛成をしています。
  • ただこれらの意見を、白井つぶしのために利用するのではなく、あらゆる場で堂々と議論されることを望みます。
  • なお、本日は市民自治クラブ酒井議員の代表質疑です。10時から。
  • 丸尾牧は3月20日(木)に総括質疑をします。時間は未だわかりません。


2003/3/5
 予算議会での本会議代表質疑が始まる

  • 今日から各会派の代表質疑が始まります。最初は、敵対的な雰囲気のある新政会から質疑が始まります。是非、本会議を傍聴してみてください。10時からです。


2003/3/4
 白井市長が阪神水道企業団議員の報酬、費用弁償に意見を出す

  • 言いたい放題欄が阪水の内容ばかりで申し訳ありません。1つの出来事を集中的に書くことで、物事がどう動くのか、動かないのか、その流れを含め良くわかるのではと思い1つのことに集中しています。あと少しご辛抱下さい。
  • 2月24日白井市長から尼崎市選出阪水議員に対して、「議員報酬を見直し、費用弁償は公共交通機関の交通費相当額にするべき」との考えを示しました。
  • 現在、阪水(神戸市、西宮市、芦屋市、尼崎市で構成)では費用弁償(1日14000円)の見直しが議論になっており、各市(神戸市、西宮市、芦屋市、尼崎市)の議員で意見をまとめ、そのあと阪水議会運営委員会で結論を出す方向で作業が進んでいます。
  • 白井市長の意見は3月7日に尼崎市での結論を出す前に出されたものです。合理性のある意見だと思います。
  • 皆さんも、費用弁償が見直しされるよう阪水の尼崎市選出議員に意見を出して下さい。
  • 阪水尼崎選出議員 白井文市長、中川日出和議員、安田雄策議員、真鍋修司議員、塩見幸治議員、高橋藤樹議員、吉井惠一水道局長、丸尾牧


2003/2/23
 阪神水道企業団議会費用弁償の見直しが山場

  • 市民オンブズ尼崎は、阪水議会費用弁償1日14000円のうち交通費は最大で1日3000円なので、残りの11000円は違法な支出であると主張し、過去一年間、阪水議員に支給された違法分を企業長が阪水に返還するよう住民監査請求をしていました。
  • 2月7日にその結果が出ました。内容は、「請求を棄却する」というものでしたが、次のような要望がつきました。
  • 阪水監査委員「費用弁償の額及び支給について違法性は認められないものの、社会情勢等を考慮し、費用弁償の額について、今後検討されることを企業長に対し要望する。」
  • 阪水(山本第四郎)企業長、阪水議員は、監査委員の要望を無視せず費用弁償の見直しを行うべきです。
  • 阪水議会では、費用弁償の見直しについて議論がされており、その山場にさしかかっています。
  • もしも、費用弁償の見直しがされないのであれば、後は裁判をするしかないでしょう。

2003/2/23
 阪神水道企業団議会費用弁償には課税を

  • 市民オンブズ尼崎は、尼崎、西宮、芦屋、神戸税務署に次のような要請をしました。
  • 「阪水議員に支給されている費用弁償14000円のうち交通費は最大で3000円であり、最低でも11000円は所得になっている。議会運営委員会委員の費用弁償による年間所得は、最低でも209000円である。税務署としては、阪水議員への費用弁償の支給による所得をきっちりと調査し、適切に課税していただきたい。」
  • 阪水議会では、根拠の乏しい高額な費用弁償が支給されていることから、交通費との差額が課税されるのは当然です。税務署の英断を期待します。


2003/2/17
 女性を議会にエンパワーメントセミナー(高松市)に講師として参加しました

  • 「環境問題と情報公開」をテーマとして、丸尾牧は講師として話をして来ました。
  • セミナーには、28歳で次の高松市議選に立候補予定の女性も参加しており、議会を変えようとする流れが全国に広がっていることがわかります。現職の議員も何人かおり、元気な人がたくさんいました。
  • 尼崎市でも、4月に県会議員選挙がありますが、政党や企業としがらみがなく、改革の意欲を強く持った人に出て欲しいですね。


2003/2/9
 阪神水道企業団議会の視察はグリーン車で

  • 2月4日〜6日、丸尾牧は、阪神水道企業団議会の尼崎市選出議員と一緒に横浜市、千葉市に視察に行ってきました。
  • 丸尾牧は公務であるので、欠席は好ましくないと思い尼崎市議会の視察にも参加して来ましたし、今回も同様の判断で視察に参加しました。
  • びっくりしたのは、新幹線の往復でグリーン車に乗ったことです。財政が厳しい厳しいと言いながら、議員はグリーン車で視察です。
  • 阪神水道企業団の幹部や、議員たちは金銭感覚が麻痺しているのでしょうか?
  • 丸尾牧は阪水議会で「違法な費用弁償の支出を止めろ」などとうるさいことをいろいろ言っているので、今後二度と阪水議員にはなれないでしょうが、グリーン車で視察に行くようなでたらめなことは今回限りにさせたいと思います。
  • 具体的な旅費などはほうれん草通信でお知らせします。


2003/2/1
 白井市長が来るタウンミーティングに行きましょう

  • 1/27から各地区でタウンミーティングが始まりました。市長が経営再建プログラムを説明したあと、1問1答形式で市民の質問に、市長や市担当者が回答する形式をとっています。
  • 全国でもこのような形式をとって市民の声を聴いている自治体は少なく、尼崎市民にとって大きな前進だと思います。
  • もちろん市民との対話はこれだけでは不十分ですが、今後の市民との対話の仕方も含めてタウンミーティングなどで皆さんの意見を出していただきたいと思います。
  • 市当局が、開かれた市民参加の場を設定しても、市民が集まらなければ、その企画はつぶれてしまいます。
  • 是非、タウンミーティングに参加し、経営再建プログラムに対する皆さんの意見を市長にぶつけて下さい。
  • 残りのタウンミーティングは2/4立花公民館、2/7小田支所でいずれも夜7時〜9時に開かれます。申し込みがなくても入れます。
  • 詳しくは市役所行政経営推進室?6489-6124


2003/1/25
  朝日放送「ワイドABCDE〜す」が取材に来ました

  • 昨日、朝日放送の「ワイドABCDE〜す」が丸尾牧の活動を取材しに来ました。内容は、「地方議員にこういう普通の市民もなって頑張っている。4月の統一地方選挙に皆も出てみようよ!」というような趣旨だと思います。
  • 放送予定は、1月27日(月)午後3時55分からですが、4時半位までに放送されるようです。但し、大きなニュースが入ったときなどは後日に回されます。
  • 是非、ご覧下さい。(緊張して訳のわからないことをしゃべっていたような気がしますが・・・。)


2003/1/25
  白井市長の初議会 無事終了

  • 市民派の市長がこの尼崎に誕生しましたが、それを好ましく思っていない保守系議員などが機会を見て白井市長をつぶそうと思っているのは間違いありません。
  • 今議会では、代表質問時の出来事ですが、新政会の谷川議員がいつもは質問前に質問内容等を通告するのに今回はそれをしませんでした。答弁でミスを誘い混乱させようとしたのか、単なる嫌がらせなのかわかりませんが、宮田前市長の時の対応とは明らかに違い、アンフェアです。
  • 白井市長の質問に対する対応は、「1年生から35人学級をはじめたい」など無難な答弁で、無事この議会を乗り切りました。
  • 白井丸は無事出港しましたが、最初の大きな山は、次の予算議会のようです。是非、皆さん傍聴に来てください。


2003/1/2
  尼崎市そして阪神水道企業団は課題が山積み

  • 新年明けましておめでとうございます。
  • 無事、新年を迎えることが出来ましたが、尼崎市は財政再建、阪水は無駄なダム建設への関与、議員への高額な報酬や費用弁償を支給するなど問題は山積みです。
  • 大変な作業ですが今年はこれらの問題をひとつひとつ解決していかなければなりません。
  • そのためには多くの市民の声が必要です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


2002/12/21
  阪神水道企業団議会 議員報酬見直しを求める陳情等不採択

  • 阪神水道企業団議会は、市民オンブズマン兵庫、市民オンブズ西宮、市民オンブズ尼崎が提出していた「費用弁償額(1日14000円)を公共交通機関交通費相当額に見直しを求める陳情」「議員報酬について廃止を含む大幅削減を求める陳情」「情報公開制度の制定を求める陳情」の3件について不採択としました。
  • 阪神水道企業団は財政状況が極めて厳しく、今後、阪水が尼崎市、神戸市、西宮市、芦屋市に売っている水道料金の大幅アップは必至の状況です。しかし議員は各市議会等で多額の報酬を貰っているにもかかわらず、(今回の結果を見ると)自らの取り分は見直しする気がないようです。
  • 阪神水道企業団議員は、自分たちの報酬等のことばかり考え市民のことは考えていないようです。


2002/12/14
  市議会は12/24から開会予定

  • 12/24は10時半から白井市長の所信表明演説があります。25日、26日は所信表明に対する各会派の代表質問があります。
  • 是非、傍聴に来てください。しがらみのない市政の改革がこれから始まります。


2002/12/9
  白井市長まもなく初登庁

  • 12/12日が白井市長の初登庁の日です。市役所に9時集まりお出迎えをしようと計画しています。多くの市民が出迎えることで(様々な抵抗をすることが予想される)古参議員の牽制にもなります。時間のある方は是非ご参加下さい。


2002/11/19
  尼崎市長選挙で白井さんが当選

  • 日曜日の尼崎市長選挙で、共産党以外のほとんどの政党が推薦していた現職の宮田さんを破り白井文さんが見事当選しました。
  • 宮田市政は極めて閉鎖的で問題のある市政でしたが、常識的感覚の持ち主である白井さんが市長に当選したことから、尼崎市政も大きく変わるでしょう。。
  • 但し、常識的判断がなかなか通らない議会、議員を相手にするので今後しばらく衝突が起こることも考えられます。
  • 市民の皆さんには今後の市政の動きを注視していただくことで議員に圧力をかけていただきたいと思います。それが最も効果のある白井さんへの支援であり、改革の力になります。
  • 今回の結果、本当に嬉しいですね。


2002/11/9
  宮田市政の対応と白井文さんの政策の比較

宮田市政の対応 白井文さんの政策
市長退職金について(4年任期で3554万円) 一切見直しせず。現市長は2期8年で約100万円
を受け取る予定。(1期分は既に受け取り済み)
市職員の退職金支給率に合わせる。4年任期で80%減約3000万円削減し、約500万円にする。
情報公開制度について 閲覧手数料を取っているので全国市民オンブズマン情報公開度ランキングで失格。 閲覧手数料を無料にし市民が使いやすい制度にする。計画段階の情報公開を進める。
住民投票制度について 国の検討の推移を見守る。 住民投票制度を導入する。
男女共同参画社会の実現について 市役所の課長以上の女性管理職はわずか2%。 管理職に女性を積極的に登用。審議会の女性委員比率を30%にするなど実効性のある条例を制定する。
子どもの権利条例について 現在考えていない。 子ども議会を開き子どもの意見を聞き条例を制定する。
少人数学級の実現について 市独自では考えていない。 国・県への要請と共に市独自の取り組みを検討する。
国民健康保険料について 現状の水準を維持する。 引き下げが出来ないか検討。
ごみ減量計画について 将来的にごみの増加を容認する無責任な計画を策定。 生ごみの減量などに取り組み実効性のある計画に作り換える。
水需要計画について(水資源確保) 計画人口58万人の過大な水需要計画を放置。 過大な水需要計画を見直し、水道料金のアップを極力抑制。
武庫川ダムの建設について 必要。 市民的議論を起こし再検討。
尼崎大気汚染公害裁判の和解内容について 国、阪神高速道路公団に対して積極的意見を出さず。 国、公団に和解内容の完全実施を強く求める。
市長公用車について 市外では環境に悪い超高級車、市内では低公害車と使い分けている。 環境に優しい低公害車1台にする。
市職員OBの監査委員への選任について 市職員OB1人、民間会社役員1人選任。 市職員OBを止め公認会計士、弁護士等の民間人を選任。
市外郭団体への市職員OBの天下りについて 積極的に推進。 止める方向で検討。
外郭団体の統廃合について 24団体のうち1つを廃止、2つを1つに統合予定。 大幅な見直しを進める。
国道2号線と五号橋線北東角地購入について(阪神尼崎駅北側開発) 開発計画の見通しもたたないのに2000年度8億9千万円を使い土地開発公社が購入。 売却を含め駅前再開発のあり方を再検討する。


2002/11/3
  ちょっとひど過ぎませんか宮田市長 経営再建プログラムはあんまりですよ!!

  • 尼崎の厳しい財政状況を立て直すために、尼崎市は経営再建プログラムを発表しました。以下がその主なものです。
  • 福祉事務所、保健センター、支所市民課、出張所の統合、市立幼稚園の見直し、青少年センターの移転整備、統廃合後の学校用地の売却、保育料の値上げ(国基準の80%程度から90%に)、児童ホームの有料化(月1万円)、資源集団回収運動奨励金の削減(1kg5円から3円に)、心身障害者(児)医療費助成事業の所得制限の導入、母子、生活保護世帯の市バス特別交付証の廃止、身体障害者、知的障害者更正施設等の利用に係る負担金の見直し、独居老人福祉電話事業の廃止、在宅老人介護手当支給事業の見直し、ねたきり老人理美容サービスの利用者負担金の導入、老人医療費助成事業の所得制限の見直し、敬老金支給事業の廃止、市民福祉金支給事業の廃止、母子家庭等医療費助成事業の所得制限の見直し、児童福祉施設入所心身障害児徴収補助金の廃止、市民検診事業、胃がん、大腸がん検診事業の対象年齢の引き上げ(35歳からを40歳からに)、気管支喘息罹患児童医療費助成事業の廃止、国民健康保険料自主減免制度の段階的廃止、就学援助金大学、短大部分の廃止、私立幼稚園就園奨励補助金見直し、中学校食堂モデル事業の廃止、学校開放事業の見直しと受益者負担の導入、児童館の廃止、学校給食の民間委託の検討、小規模な公園の廃止と売却など。
  • この経営再建プログラムは、母子家庭や高齢者世帯等の生活に大きな打撃を与えるものです。
  • ここまで財政状況が悪くなったのは、経済状況や人口減などの社会状況を無視し、市長が財政計画や予算を組み、大型開発などをどんどん推し進めたことが主な理由です。
  • 市長は、市職員の900人減や管理職手当ての見直しを提案していますが、一方で、高額な市長退職金は見直していませんし、外郭団体の統廃合はごく一部、開発事業も基本的に見直しはしません。また、年間リース料が212万円もする(環境に悪い)黒塗り市長公用車も必要ありません。全ての福祉削減は撤回できないにしても優先して見直しのできることはまだまだあります。宮田市長!!今回の経営再建プログラムはあんまりですよ!!
  • 経営再建プログラムの詳しい内容は尼崎市ホームページで。
●〜2003年4月
●2002年10月〜2002年6月
●2002年5月〜2002年2月