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PC-Life History (2002)

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これまでの事 (2002/01)

初のPC自作から3年が経過した。これまでに書き記さなかったが、実は幾度かのトラブルも経験していた。正確な時期は記憶に無いのだが、先ず「嫁パソ」のCD-ROMが不調となった。てっきり「買い換えだ」と思ったのだが、実はIDEケーブル(マザーボードとハードディスクやCD-ROMなどを繋いでいるケーブル)の不良であった。そしてFD(フロッピーディスク)が壊れた。「こんなもの壊れる事が有るのか?」とも思ったのだが、何をどうしても動かない為やむなく新調した。

厄介であったのがHDD(ハードディスク)である。何せデータが無くなるは、インストールは1からやり直しだわで、悪戦苦闘することとなった。HDDもCPUのように、元気なうちにグレードアップしておかなければダメなのだろうか。(やっぱり何か違うかな?)

これまでのHDD履歴 =>
メーカー 機種 顛末
IBM DTTA350840 嫁パソにて稼動中
Maxtor 51024U2 廃棄処分
IBM DTLA307015 物理フォーマットにて復活か?
Seagate ST340016A 元気に稼動中

その他の出来事としては、DVD-ROMを増設した。これは、ある雑誌の付録にDVDが付いていたことが発端であった。「これからはこう言うのも増えてくるのだろうな」と思い、たまたま目に付いたバルク品(主にメーカーがOEM用に出荷したもので、化粧箱も無く裸の状態で販売されている)のPioneer製DVD-114を購入したのである。

また、筐体のシャーシ部分?と言うかフロントパネル以外の部分を交換した。妙な話だと思われるかもしれないが、偶然日本橋を"徘徊?"している時に、私の使っている物と同じIN WIN の筐体が、在庫処分か何かで一台だけ投売り状態で展示されていたのだ。「安いなー!」と思い観察していると、品名も型番も違うのだが、どうもフロントパネルのデザイン以外は同じだと言う事に気が付いた。しかも、こちらはPentium4対応と言う事で、通常のATX電源を載せるため奥行きが深くなっていたのである。これならば、気に入っているメイン機のフロントパネルと交換すれば今後Pentium4も使えるし、余り部品で一台組上げることも可能である。これで値段が3,000円とくれば、買わない理由が無かったのである。


時代はPen4? (2002/02)

1年以上PentiumIII700MHzの933MHz版?を使ってきて、現在でもすこぶる安定しているのだが、どうも回りの環境が大幅に変わってきていた。市販PCの普及価格帯のものでも「1GHz」と言う大台に到達してきたようである。

そして最近、またしても"話題"のCPUが登場しているらしい。Pentium4 1.6AGHzである。

「SL668」と呼ばれるこのCPUは、"当たり" を掴めばFSB150くらいは平気で回ると言うのである(定格は、FSB100x 16 = 1600MHz)。となれば、私の期待するFSB133はかなり確立が高そうである(それでも2.1GHzに達する)。

と、ここまで考えてしまうともう物欲は止まらない。(^^;) ...が、今回は結構高額の"浪費"となりそうなのだ。なぜなら、現状のマザーボードではPentium4は使えないからである。さらに、主要マザーボードではメモリの規格も以前とは別のものになっている。

【今回の獲物】
CPU Intel Pentium4 1.6AGHz
マザーボード ASUSTek P4B266-M
メモリ N/B PC2100(CL2.5) 256MB

じゃあ止めるか !!.....とならないのが私の良い(悪い?)ところである。早速一式買い揃えて来たのである。

早速組み込んで実験?開始。
ところが、FSB133はおろか130でもWindowsは起動しなかったのである。FSB125の2GHzでは、何とか使い物になりそうではあったのだが、しばらく使用して定格に戻してしまったのである(安全のため !!)。結果的には、所謂「ハズレ」を引いてしまったわけである。

「ハズレ」と言えば、もう1つ気に入らないものがあった。マザーボードである。まあ、何も調べずに買ってしまった私が悪いのだが、BIOS上でのFSB変更が出来ないのだ。しかも、ディップスイッチでの変更例がマニュアルには数通りしか記載されておらず、設定を探すのにかなり苦労を強いられてしまったのだ。

このマザーボードを選んだのは、単に今まで購入した製品の印象がよく、お気に入りのメーカーとなっていたからなのだが今回は、「安易に走るな!」と言う教訓をのこす結果となったのである。


晴れてモバイラー (2002/09)

実は以前より、携帯に適したノートパソコンが欲しいと考えていた。所謂サブノートパソコンと呼ばれている大きさの物である。出張や旅行、友人宅への訪問時などに活用したかったのである。

しかし問題はその頻度であった。年間の必要回数を考えると、あまりにも高価な買い物であるため二の足を踏んでいたのだ。ところが今回、思わぬ"臨時収入"が有ったためこの時とばかりに決断したのである。

機種の選択に当たっては、冒頭述べた大きさであること。出来るだけ軽量である事。バッテリーの持ちがよい事。OSにWindowsXPのProfessionalが採用されている事等を条件とした。

実は少し前から、この条件に該当する機種に目を付けていた。しかしその時点では「欲しいなあ」と思うに留まっていたのである。

その機種とは、パナソニックの「Let's note LIGHT」である。ノートパソコンと言えばIBMの「ThinkPad」か、Sonyの「バイオ」が頭に浮かんで来たのだが、どうにも「Let'snote LIGHT」が気に入ってしまったのである。

購入に際しては、パナソニックPCのショッピングサイトである「MyLet's倶楽部」を利用する事にした。理由は、メモリの増量・無線LANアダプター内蔵・ディスプレイ両脇のサイドカバーの色が選べる等のカスタマイズができることである。ちなみに機種名も「MyLet's倶楽部」オリジナルモデルと言う事で「Let's note PRO R1」となるらしい。

ついに手に入れた Panasonic Let's note PRO(CF-R1PWAXP)と外箱 !?。右はメルコの無線LANアクセスポイント WLA-S11G

Let's Note PRO 外箱 WLA-S11G


MAUIで "ネット" (2002/10)

今月初旬、恒例?の家族旅行へ行く事になった。行く先はハワイ マウイ島である。

もちろん、例のLet's noteを持参して行くべく、海外でのインターネット接続について下調べを行った。理屈では分かっていても何せ初めて、やはり不安はあった。

取りあえず、内蔵モデムは保証対象外ながら何とか使えそうである。後はアクセスポイントと接続方法だが、私が契約している「ASAHIネット」では、ハワイのオアフ島はもちろん、マウイ島にもアクセスポイントが用意されていた。但しアメリカ本土とは違い、通話料金とは別に若干アクセス料がかかるとの事であった。

次にホテルでの接続だが、こちらは予約を入れるときに予め「データポート付きの電話機」である事を確認していたので大丈夫であろう(多分!!)。ちなみに通話料金は一通話(時間じゃない)75¢とのこと。やはりホテルの料金加算は日本だけじゃないようだ。

さて道中はと言うと、当然手荷物の為、機内でもゲームに映画と結構楽しめる。しかしホノルル空港での乗り継ぎの際、めったやたらと手荷物及び身体検査を受ける羽目になってしまった。どうも例のテロ以降、厳しくはなっているようなのだが、パソコン持参によって更に厳重に成ったようである。

ともあれ無事ホテルに到着。早速接続してみることにした。予めMAUIの接続ポイント用に作ってあったダイヤルアップ接続のプロパティで、ホテルでの外線発信番号(今回は9)を設定していざ接続。懐かしい「ピーヒャラ・ガー」と言う音とともに無事接続する事が出来た。\(^o^)/

あとは、のんびりムードに浸りながらネットにメールと快適な休暇を過ごせたのである。デジカメ画像を添付して、自慢げにメールを送る姿をご想像ください。(^^ゞ

念のため用意した
モデムセーバー
ホテル客室内の電話機 実際に接続した場面
ModemSaver TEL TEL to NotePC
※ハワイ(アメリカ)では、モジュラーケーブルも電源もそのまま(日本仕様)で使えます。


更に高速? (2002/11)

ADSLは12Mbpsが事実上の標準に成りつつあるようだ。各社ともこぞってテレビCMや雑誌などで「高速?」をアピールしている。

私も2ヶ月ほど前に変更の申し込みをしていたのだが、ようやく開通の運びとなった。もっとも、さほど期待をしていた訳ではなかったので、少々時間がかかろうが気には成らなかった。単に料金的に殆ど変わらなかったので「それでは」と申し込んでみたのである。

事実、体感上はほとんど違いを感じることは出来なかった。リンク速度が若干(100〜200Kbps)向上し、Web上の計測サイトでの最高記録が5Mに到達したのだが、毎回そうなるわけでもなく「マ、こんな物か」と言うのが感想である。

しかし、新規に申し込みをするのであれば、なにも8Mbpsにする理由は無いと思う。と言うかそのうちに8Mbpsのプランは消滅するのではないだろうか?


目指せ3GHz! (2002/12)

先月あたりから、またしてもあるCPUが"噂"になっている。しかし、よくもまあこれだけ"噂の元"を作る人がいるものだと感心させられる。最初に発見するのはどんな人なのだろうと興味が湧いてくるのは私だけだろうか?

今回の対象はPentium4 2.4BGHz(SL6EF)である。そして同CPUの中でも、「L239A587」と言うロットナンバーのものは特に高耐性で "ハズレが無い" というのである。定格電圧のままでFSB190MHzの3.4GHzで動いたという報告まであるほどなのだ。

取りあえず3GHzと言う切りの良い数値が目指せるということで、食指が動いた。(理由に成ってない?)

そこで今回は、上に記したロットを探してみようと決意し、数日日本橋に足を運んだのである。これまでも、CPU購入時には「耐性の良いロット」の情報は得てはいたのだが、そう上手くめぐり合えるはずも無く、ロットを見せてくれないショップも多々あるため、あまり執着せずに購入していたのだ。

しかし常々一度くらいは、話題となっているロットを手にしてみたいと思っていたし、前回"ハズレ"を引いていた事もあり、少々向きになってみたのである。すると偶然にもあるショップで発見!瞬間、金額も確認せず財布を開いていたのである。(・・;

さらに今回はマザーボードも交換した。マイクロATXとしては珍しく 845PEチップセットを搭載し、FSB設定も豊富な上AGP・PCIの周波数が固定できる「Gigabyte GA-8PEMT4」である。

待望の"優良ロット"を手に入れた私は意気揚揚と帰宅、早速組上げてテスト開始。

先ずは、目標とするFSB167MHz(3GHz)に設定。さすがに緊張したが、何の問題も無くあっさりクリア。若干拍子抜けするくらい安定しているのだ。この後、FSB173MHz(3.1GHz)までは確認したのだが、メモリが不安になりひとまず終了とした。今後更に検証してみようとは思うが、一応メモリの大事を取って当初の目標値である3GHz(FSB167,DDR334)でしばらく常用することとした。

ちなみに現状の搭載メモリは、PC2700 256MB x 1 & PC2100 256MB x 1(^^;)である。

一応記念写真など =>
しかし、
下手な写真だなあ!
SL6EF

− 2003/02/25 追記 −
その後、PC3200メモリの調達により、スーパーPiが通る最高が3.4GHzと判明、常用は3.2GHzとした。
尚、ベンチマーク結果などは コチラ、実験時のエピソードなどは、「Topics」の 2003/02/24 ・ 2003/02/25 などをご覧下さい。

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