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PC-Life History (2001)

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ネットバンキング (2001/01)

今年から、訳あって我が家のメインバンクを変更することにした。その際、何とか?と言う会員になれば、インターネットで残高確認や振込も出来、手数料もATMより安いという話を聞き早速申し込みをした。

使ってみると、非常に便利である。たとえば、公共料金などはこの"メインバンク"から自動振替できるのだが、我が家の場合民間駐車場を借りている。この料金は、毎月振込みにより支払わなければならない。また、価格上のメリットから最近利用の増えてきたネット通販(オンラインショッピング?)等も、出来ればクレジットカードナンバーは入力したくないので振込を利用する。これらが自宅に居ながら、また24時間できると言うのは殊のほか快適なものである。


体験!ブロードバンド (2001/02)

少し前から、ニュースなどでADSLという言葉を耳にするようになった。既に東京では「東京メタリック通信」という会社がサービスを始めており、かなりの申し込みが集まっているらしい。又、その他にもサービスを開始するところが何社かあるようである。

このADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)日本語では「非対称デジタル加入者線」と言うらしいが、一般の電話回線を使い、通常電話(音声通話)では使われていない周波数を使ってデーター通信を行うと言うことのようだ。さらに噛砕くと、電話線を使うと言う事でISDNの早いやつ(又は進化版)みたいなイメージを受けるが、実はインターネット専用線を、新たに1本引き込んだと考える方が近いようである。

最近大阪でも、「大阪めたりっく通信」と言う会社ができ、今年に入って家の地域もサービス提供エリアとなった為内容を色々調べてみた。初期費用こそ2万円強と少し高いが、後は月額固定で6,000円のみ。スピードは何と下りが640Kbps、ISDNの実に10倍である。ちなみに上りは256Kbpsであった。

来月、フレッツISDNの値下げが実施されてもその差は1,000円以内。しかも通信速度は文字通り桁違い。となると乗り換えない理由はどこにも無かった。さらに我が家がついていたのは、アナログ回線を別に1本引いていた事である。このおかげで、ADSLが開通するまでフレッツISDNを使いつづける事が出来たのである。

使用感はすこぶる快適!で、特にソフトウェアなどのダウンロードは目を見張る物があった。これまで、ダウンロードした物はその都度バックアップしていたのだが、その必要は無くなった。「必要になればまた取りに行けばいい」と気軽に思えるようになったのである。

Linksys
BEFSR11
BEFSR11

尚、ADSLの開通に会わせてブロードバンドルーターを購入した。今まで使っていたISDNルーターが利用できなくなったため、2台のPCでこれまで通りインターネットを使う為に必要であったのだ。

この約一ヵ月後、同料金のまま下り1.6Mbps(倍以上)へと増速され、さらに快適さを増すことになったのである。ちなみにこの時、ネット上の測定サイトでの計測結果は約1.3Mbpsであった。


CD-R/RW 新調 (2001/06)

快適な "ブロードバンド" を満喫していたころ、会社の同僚から「CD-ROMが壊れた」との相談を受けた。彼のPCはメーカー製のもので、かなり永く使ってはいるが「筐体など開けたことも無い」とのことであった。まあ、これは当たり前の事で、本来PCとはそれを使って何かをする物であって、"中身"をいじくりたおす物ではない。(^^;) がしかし、トラブル時には本末転倒な使い方をしている者のほうが役に立つ!!

余計な前置きが長くなったが、要は「どうせ取り替えるならCD-Rにしたいが、なるべく安く済ませたい」ということである。そこで大まかな製品や相場情報などを説明していると、「中古でも良い」と言いだした。さすがに中古品の情報は持ち合わせていなかったので「それは分からん」と告げながら、頭の中では別の考えが浮かんできた。そう、私が使っている物を買ってもらってそれを新調の足しにする、と言う"アイデア?"である。

かくして「新しい物を欲しがる」人間と「使えれば良い」人間の利害関係が一致したのである。私が使っていた「MP7040A-WE」は、まだ充分使えるのだが技術の進歩は早い。書込み4倍速でも早い方であったCD-Rが今や16倍速、近いうちに20倍速を超えようかと言う勢いである。

とは言えこちらも予期せぬ出費。使用上それ程大量にCDの書込みを行うわけでもないことを考慮し、価格のこなれた製品を選択した。メーカーは、「次はココの」と決めていた Plextorである。

今回購入した Plextor PX-W1210TA
PX-W1210TA 書き込み : 12倍速
書き換え : 10倍速
読み出し : 32倍速
添付ソフト : B'sRecorder GOLD


更に高速 8Mへ (2001/10)

ADSLの普及が加速している。私のところで使えるサービス事業者だけでも5社にもなった。ここ一年もしない間に、ADSLを使っていると言うのが珍しい事では無くなってしまったのだ。各自業者間のサービス競争も激しさを増してきた。料金の値下げに始り、更なる高速化へ進み始めたのだ。

ここへ来て、各社が一斉に「下り速度最大8Mbps」をうたい文句にしだした。火付け役はYahooBBであるが、出遅れていたNTTまでもが8Mbpsといっている。しかるに、大めた(大阪めたりっく通信)からは何のアナウンスも聞こえてこないばかりか、どうも会社そのものが"ゴタゴタ"しているようである。

現状の速度でも、実際はそれ程問題は無いのだが、同程度の料金でありながら速度が五分の一と言うのはやはり納得がいかない(値下げは予定されてる様ではあるが)。もちろん8Mbpsといっても最大リンク速度(宅内のモデムから、最寄のNTT局までの接続速度)であり、実際には遠く及ばないであろうことは承知している。がしかし、ここは時流に乗って乗り換えようと決心したのである。

乗り換えに当たっては、ふたつの選択をしなければならない。1つは回線事業者(ADSL回線サービスを提供している会社)ともう1つはISPである。今までの大めたは、1社でこの両方をまかなっていたため、他のISPとの契約は不要であったが、こんどはYahooBB以外はISPとの契約が必要となる。但し、フレッツADSL以外はISPへの申し込みだけで手続きは完結する。

色々考えた結果、「アッカネットワークス」の回線を利用した「ASAHIネット」の「ADSL-8A」と言うサービスに申し込む事にした。今度は、大めたのサービスを継続したまま、以前フレッツで使っていたISDN回線をアナログに変更し、こちらの電話番号で申し込んだ。

ASAHIネットの会員登録は数日で完了し、ダイヤルアップでは利用可能となったが、ADSL開通までは約一ヶ月の期間を要した。もちろんこの間も大めたは利用できたし、メールアドレスは自己のドメインなのでなんらの支障もなかったのである。(その分投資はしているが!?)

結果、快適さが更に増す事となった。実行速度は4.5Mbps前後。まあ上出来な方であろう。実際、体感速度は思っていた以上に向上した。少しオーバーではあるが、「Webがハードディスク上のフォルダを開くように使える !?」と言うような感じがする。もうしばらく使ってみないと何ともいえないが、最低限失敗ではなかったと思っている。

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