How to

PostgreSQL(「ポストグレス」「ポストグレエスキューエル」「ポストグレス キューエル」などと読みます)は 多くのUNIX系システムで動き、無償で利用できる本格的な RDBMS(Relational Database Management System) です。日本PostgreSQLユーザ会

1. インストール
   • ソースコードファイルをコンパイルして、インストールするのが定石でしょうが、ここではMac OS X用にパッケージ化されたものがありますのでそれを利用します。ダウンロードはMarc Lianageのサイトからダウンロードできます。
   • Marc Lianageのサイトから自分のOSのバージョンにあったパッケージをダウンロードします。ダウンロードしたパッケージをダブルクリックしてインストールします。
   • システム環境設定のユーザから新規ユーザを作成します。
     • 名前：PostgreSQL User
     • ユーザ名：postgres
     • パスワード：任意
   • Terminalで以下のコマンドを実行します。（以下の作業はroot権限が必要になります。）
     1. 「sudo chown -R postgres /usr/local/pgsql/」を実行後rootのパスワードをタイプ
     2. 「su - postgres」を実行後postgresのパスワードをタイプ
     3. 「initdb -D /usr/local/pgsql/data」を実行して、データベースの初期化をする。
2. 環境設定
   • /usr/local/pgsql/bin以下にあるコマンドを実行できるようにコマンドサーチパスに追加する。同時に、環境変数も設定します。（作業はpostgresユーザのホームディレクトリでTerminalを使って行います。また、viとはテキストエディタのことです。viの使い方が分からない人はこれを読んで下さい）
   1. vi .cshrc
   2. setenv PATH "$PATH":/usr/local/pgsql/bin
      setenv POSTGRES_HOME /usr/local/pgsql
      setenv PGLIB $POSTGRES_HOME/lib
      setenv PGDATA $POSTGRES_HOME/data
      
      if ($?MANPATH) then
      setenv MANPATH "$MANPATH":$POSTGRES_HOME/man
      else
      setenv MANPATH $POSTGRES_HOME/man
      endif
      
      if ($?LD_LIBRARY_PATH) then
      setenv LD_LIBRARY_PATH "$LD_LIBRARY_PATH":"$PGLIB"
      else
      setenv LD_LIBRARY_PATH $PGLIB
      endif
   3. 2を入力後セーブしてsource ~/.cshrcを実行
3. postgresql.confのオプション設定
   • postmasterへのオプションは引数で指定できますが、PostgreSQL 7.1からはpostgresql.confという設定ファイルでオプションを指定できます。
     1. cd /usr/local/pgsql/data
     2. vi postgresql.conf
     3. silent_mode = on
        tcpip_socket = on
        syslog = 2
        を入力
     4. セーブしてviを終了
4. JDBC
   • JDBCドライバは/usr/local/pgsql/share/java/postgresql.jarにあります。WebObjectsで使用する場合は/Library/Java/Home/lib/ext/にコピーします。