親愛のしるしは攻撃の合図-18 fire!-18

 

 仮組みで問題ないことを確認出来たので、再び分解し、洗浄します。

 加工作業でさんざん触っていますので、塗装前に一度汚れを落とします。このときは中性洗剤にしばらくつけておくだけで、筆でこすったりということはしていません。

 分解して洗った部品は、乾燥させたら、塗装のための持ち手に取り付けます。

 ギミックに関わる部分、塗料が回ってしまっては困るところには、マスキングテープを貼ります。実際の作業は、完全に乾燥することを待たずに始めてしまいます。部品を触っても手が濡れない程度まで水滴が無くなったら、置いておくより持ち手につけた方が風通し良くなって、乾くのも速まりますので、持ち手のクリップに部品をつかませるだけの部品から始めます。マスキングが必要な部品は、乾くまで後回しにします。

 なお、画像は部品全てではありません。 

 加工終了後の仮組みの通り、商品のジーク・ドーベルと外見上大きな変化の無い機体が出来上がります。そこでカラーバリエーションのみ意識した塗装としました。

 冒頭で述べましたが、ジーク・ドーベルは、ゾイド新世紀始まって第二段郡の機体であり、ゼネバス帝国とガイロス暗黒軍の過渡期的な色構成をしていると感じました。そこで、ゼネバス帝国のEMZ系列の装甲はシルバーグレー、内部構造は赤系、という部品単位での塗装にすることにしました。

 コックピット周りは、数カ所マスキングをし、機内色として手持ちのそれっぽいカラーを使いました。

 既存商品の黒いランナー部品は、装甲系として、シルバーグレーで塗装しました。

 ギミック部分には、マスキングテープを巻いたランナーを差し込んでいます。エアブラシで塗装する限りでは、わざわざマスキングテープの糊面を部品どうしが擦れ合う側に持ってこなくても、塗料が回ってしまうことを防ぐことが出来ます。塗装終了後には、確認して薄め液できれいにすることは前提としています。

 内部構造となる、黄色や赤のランナーは、帝国レッドにしました。

 武装、外部に見えているギミック部品は単にシルバーにしました。

続く next

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