塗装

 ご存じの通り、塗装はそんなに得意な方ではないので、オーソドックスに、旧シリーズのヘル・ディガンナーにほぼそったカラーにしました。

となると、これらは全て黒になります。

 足の駆動パーツは、内部になる部分だけシルバー、外部露出する部分はやはり黒にしました。

 ビーム砲用のギミックは、内部部品と解釈して、シルバーにしました。

 赤いランナーパーツは、全て旧ゼネバスレッドにしました。

 装備系は、ブラックメタリックにシルバーを混ぜて塗りました。もともとの成形色とそんな変わらない色です。正確には、以前にサーベルタイガーMk-2プロトタイプを改造したときに調合したモノをそのまま用いました。

 ここがポイント。目となるパーツは、外側を向いている部分だけ、蛍光ピンクのシールを貼りました。

 尻尾のスリット部分に差し込む赤いパーツにも、蛍光ピンクのシールを貼ってから、組み立てます。

 

最終組立

 尻尾以外を順番に組み立てていきます。

 カエル状態。目の色が違うのわかりますか?

 ビーム砲もキャノピーも装備。

 そして、最後に尻尾を取り付けます。尻尾の組立は、あまり楽ではありません。ギミックを仕込むので、長くのびる尻尾がつながって、初めて部品がホールドされます。

 

 いよいよ、スプリングを装備します。ウェーブ社の4mmのスプリングを用います。このスプリングは塗装することを前提にしているせいか、商品により金属色に個体差があります。そこで、6本とも同じ色になるようにするか、取り付け位置により色の違いをつけて楽しむか、スプリングも塗装するか、ユーザーが決めるところとなります。今回は、シルバーの金属色をそのまま用いるという方向で、モノを選んできました。

 No.59を使う部分は6cm。No.60を使う部分は9cmに切ります。スプリング自体が15cmなので、すぐに欲しい長さが確保できます。

 黒のカラー針金を用意します。もともとのヘルディガンナーのゴムパイプは、片端が直角になっています。そこで、この曲がり具合を確保するために、片端の1・2センチ程度の長さ分だけスプリングの中に針金を通すわけです。

そして・・・・・

完成です。→設定

 

 ゴムパイプがスプリングになっていることはわかると思います。しかし、それ以外はやっぱりどこも改造しているように見えませんね。なおかつ今回の場合、尻尾の動きの変化と言っても、それほど大きな変化ではないので、大きくアピールもできませんし。ゾイドの改造は本当にこんな方法でよいのであろうか? と、また悩みモードに陥りそうです。

 もともとの今回の改造の発端は、ゴムパイプをスプリングにかえること方法を紹介してもらえないか? という要望からでした。しかし、転んでもただでは起きない性格なので、やるからにはギミック追加もと思い、尻尾を動かしてみようと思ったわけです。

 ここ3回ほど連続してゼンマイモノのギミック追加をしてきました。感想は、やってしまえばそんなに難しいモノではないと言うことです。ゾイドが復活したご時世、いいじゃないですか失敗したって、モノによっては以前よりも安い価格で手にはいるんですから。ゾイドのためにもゾイドを改造してあげよう。そんな気持ちになってくれるユーザーが増えることを望んでいます。

 

 

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