ヘル・ディガンナー ブラディゲート戦線部隊仕様 |
特機支援型 |
Heldigunner |
暗黒軍 |
型式番号 |
DHI-11-R |
シリーズ |
Hiパワーユニット |
タイプ |
<イグアナ型> |
発売 |
- |
全長 |
24.5m |
定価 |
- |
全高 |
5.8m |
オペレーション |
Hiパワーユニット |
全幅 |
6.5m |
ライト点灯 |
- |
重量 |
48t |
使用電池 |
- |
最大速度 |
130km/h |
部品点数 |
- |
乗員 |
2名 |
ゴムキャップ |
M(シルバーグレー)5個 |
搭載ビークル |
無 |
主成形色 |
ブラック・シルバー・ダークレッド・蛍光ピンク |
主要目的 |
ゲリラ戦・沿岸警備 |
キャッチフレーズ |
鋭いキバでくいつくす、戦慄のメカ。 |
ギミック |
口を開閉しながら、4本足で歩行。尻尾を左右に動かします。 |
||
その他 |
- |
装備
装備名 |
搭載数 |
特徴 |
集光ビーム砲 |
1 |
- |
連動衝撃砲 |
1 |
- |
連装レーザー |
1 |
- |
四連装パラライザー |
1 |
- |
72mm対空砲 |
1 |
- |
特徴
暗黒軍は、来るべき共和国軍の侵攻に備え、軍団編成時に支援、単独でのゲリラ戦も得意とし、さらに水陸両用となるゾイド、ヘル・ディガンナーを沿岸警備隊に配備していた。 ブラディゲート戦線は、その名前の由来となっている、赤く発光するディオハリコンの産出地でもある(※1)。このため、ここに長く配属される暗黒ゾイドは、赤いディオハリコンの影響を受け、赤発光する体質を持つことになる。 ディオハリコンの影響により赤く光るものの、特に性能に変化はないので、ノーマルのヘル・ディガンナーとスペックは変わることはない。 |
掲載バトルストーリー
- |
材料として、蛍光ピンクのカラーテープや、針金を用いています。理由は、改造に慣れていない人でも入手しやすく加工しやすい材料を使って、ゴムパイプをスプリングにかえるだけのちょっとした工夫を、と思っての選択です。そこで、こちらに簡易バージョンを用意しています。ですから、改造になれている人であれば、蛍光ピンクのカラーテープの代わりに蛍光ピンクのプラカラーを使うのが良いでしょうし、針金の代わりに、熱で曲げたプラ棒やあまったランナーを使うのが良いと思います。この辺は、ご自身の現在の腕の範囲でやるか、それともステップアップをねらうか、選択の余地があると思います。
このスプリング換装に入る前に、いつものように説明書を見ていたら、尻尾動かしたいな、と思いはじめ、とにかくやってみることにしました。いつもの、ギミック改造ですね。
最初に問題となったのは、尻尾を左右に振るようにした場合、どうやってその尻尾を支えるかという事でした。尻尾を動かすギミックは、足の動きから持ってくることは決めていました。そこで、その足の駆動部品にポリジョイントでしっかり止めてしまおうかとも考えました。
気づいたのが、銃座部分です。尻尾の銃座部分のターンテーブルのような所、その真下に使わない穴が空いていたのです。ならば、ここに軸を通すようにして・・・・、と思い、胴体から水平方向に動くがしっかり尻尾を支えることが出来るような支柱を伸ばそうと決めたのです。
決まったはいいものの、その支柱をどうするか。たまたま別の改造目的に用意していた補強金具が目に入り、ためしに当ててみたらかなりいい感じだったので、それを使用することにしました。本当に穴の位置が偶然にもぴったりだったんですね。驚きました。
で、そこで思ったのが、この尻尾部品にある使われない穴。きっと、トミーでももともと尻尾を左右に振るギミックを用意していたんじゃないかと思いました。しかし、組立が難しくなることと、コストの面から取り除かれてしまったんじゃないかと思うようになっています。
尻尾を動かすには二つの方法があります。足のギミック部品で押し出す方法と、引っ張る方法。この二つでは、尻尾が逆に動くわけです。そして、足の動きと見比べた結果、紹介してきた引っ張る方法を採用しました。こうして引っ張る動きにした結果、足が前後に閉じた側に尻尾が振れるようになっています。もし、押し出す方法を採ってしまうと、足を前後に開いた側に尻尾が曲がってしまうので、それは動物の動きとは逆になりますから、採用することは出来ないわけです。ゾイドのギミックを追加する際、特に後付け兵器ではなく、生物の動きそのものに影響する部分は、単に動けばいいと言うわけではなく、実際の生物にのっとった動きになるように考えながら動きを取り出す必要があります。
塗装は、旧ガイロス暗黒軍を意識した塗装にしようと、黒は前から決めていました。しかし、赤いランナーパーツをどうするか、なかなか考えがまとまりませんでした。大きな特徴である、キャノピーが赤いので、単純に旧暗黒軍の色に塗っても、「?」になってしまうと思い、この案は早々と却下しました。その他、何か違ったイメージをと考えたのですが、結局思いつかず、単にゼネバス帝国軍の色にしただけでした。しかし、ふと、目だけは光らせようかなと思い立ち、テープを貼ることで色を際だたせようとしたわけです。画像ではわかりづらいのですが、実物はかなりいけています。同じように、尻尾のスリット部分にも蛍光ピンクのテープを貼りました。二カ所だけこうした方法を採用したので、強すぎず弱すぎず、適度な配色であったと思っています。そして、それにあわせるために、設定を「ブラディゲート戦線部隊仕様」にしたわけです。
そんなわけで、旧ガイロス暗黒軍仕様ということで、撮影に際し、旧ゾイドのパイロットを乗せました。こうして、旧シリーズの色替えという楽しみをしているつもりです。
せっかくスプリングを装備したと言っても、スプリング自体の持つ元に戻ろうとする力が強く、ちょっと元のイメージと違うモノになってしまっています。もっと柔らかく体に密着するようなイメージのパイプの方がヘル・ディガンナーにはあうように思います。この辺、どなたか別の材料を使って挑戦して下さればと思います。
新シリーズの改造は行いましたか? せめて塗装ぐらい。
旧ゾイドからのユーザーの多くが仕事を持つようになっています。その合間に改造となるとなかなか思うように時間もとれないでしょう。しかし、ゾイドのためにも、一度は改造してあげてほしいです。