7. 旅 行 ア ル バ ム (45)



「八方尾根登山」と温泉めぐり

※旅行日 2013.8.17〜18



八方尾根のビューポイントに建つ「八方ケルン」

2013年8月に、長野県の「栂池高原」、「白馬乗鞍岳」、「八方尾根」の登山に行きました。


   
    前回、この登山の前半部分「栂池高原・白馬乗鞍岳登山」の模様をレポ    
  ートしました(下記の「旅行アルバム(44)」をご覧下さい)。 

  前回の「栂池高原・白馬乗鞍岳登山」のホームページはこちら!
前半と後半で、合計2泊3日の登山でした。   前半の「栂池高原」、「白馬乗鞍岳」に登った後は、白馬八方温泉に宿を取り1泊   してから、「八方尾根」にチャレンジしました。


雲の晴れ間から「八方池」が見えて、感激!
 前日、「白馬乗鞍岳」登山で、「白馬大池」まで足を伸ばした疲れが出て、甘くみ   ていた割には、八方尾根の最高所の少し手前辺りから、足取りがやや重くなったが、   稜線の向こうに「八方池」が見え、やがてその池の全容が見えたときには、到達間   の感動と共に登山の疲れは吹き飛んでいた!


「八方池」の近くの「マツムシソウ」の群生地にて!
  「八方尾根」から「八方池」に少し下って行って、池の反対側に回り込む途中に、   「マツムシソウ」や「クマガイソウ」の群生地がある。雪渓を背景にした風景が   素晴らしい!  








◆◆◆◆◆ ご あ ん な い ◆◆◆◆◆


「八方尾根登山」と温泉めぐり

    ◆交通(マイカー利用)       ★「八方尾根登山」のコースタイム(2013.08.18)   1. 第1日(8/17・金・・・>前日「白馬八方温泉」の宿に宿泊)     ※「栂池高原・白馬乗鞍岳登山」のあと、「白馬八方温泉」の「しろうま荘」           に宿を取った。

「八方ゴンドラリフト『アダム』」の『八方駅』のキップ売り場の写真

    
  2. 第2日(8/18・土・・・「八方尾根登山」の当日)    (1) ドライブとゴンドラ等のアクセス     @ 「白馬八方温泉」の「しろうま荘」を出発0820 → 「八方ゴンドラリ      フト・アダム」の「八方駅」着0850                ※有料駐車場   ※ゴンドラリフトのキップを購入   A 「八方ゴンドラリフト・アダム」の「八方駅」発0820 → 「兎平駅」      着0830・・・クワッドリフトを2本乗り継ぎ・・・「黒菱」経由・・・      「八方池山荘」着0855       【注】標高1900m (2) 「八方尾根登山」と「八方池めぐり」     @ 「八方池山荘」発0900 →八方山(1974m)着0930/(20分休憩)→ 「第      2ケルン」着0945(10分休憩) → 第3ケルン(八方池の近く)着1010     A 【昼食・休憩30分】/1040発 → 「八方山」帰着1120(10分休憩) →       「八方池山荘」帰着1200  (3) ゴンドラで下山     @ 「八方池山荘」でゴンドラに下りの乗車1210 → ゴンドラ1本と、リ      フト2本を乗り継いで「八方ゴンドラリフト・アダム」の「八方駅」に帰      着1240     A 駐車場に移動  (4) 帰路のアクセス     @ 「八方ゴンドラリフト・アダム」の「八方駅」発1300 → (途中休憩等      2時間) → JR「南浦和駅」着1930            【参考】        ・帰路の徒歩時間=約4時間30分        ・休憩+食事=約2時間        ・所用時間=約6時間30分




 ◆「白馬八方温泉」の温泉めぐり(2013.08.17)  

 《「信州白馬八方温泉 『しろうま荘』」》 

『しろうま荘』の建物

      ◆【温泉データ】     ※日 程 2013.8.17(日)〜18(月) (1泊)
    ※旅 館 「信州白馬八方温泉 『しろうま荘』」     ※住 所 長野県北安曇郡白馬村八方5004     ※交 通 (マイカー)          東京(練馬)→関越・上信越自動車道→『長野IC』→オリンピック          道路→しろうま荘【約4時間】          (電車)          東京(新宿駅)→特急スーパーあずさ→『白馬駅』→しろうま荘          【約3時間45分】・・・『白馬駅』から2キロ(タクシー5分)  ※電 話 0261-72-2121     ※料 金 「しろうま荘」の公式ホームページ参照       「しろうま荘」の公式ホームページはこちら!       ※休 み 無休     ※セールスポイント        @ 100%純天然の白馬八方温泉を使用。        A 静かでこじんまりとした浴場は、石造りで、茶色をベースとした          安らぎある雰囲気を演出している。        B 温泉の貸切営業日がある。          期 間  4月1日〜12月10日          貸切営業時間  12:00〜15:00(時間外応相談)          料 金  1200円〜1500円(シーズンにより異なる)


 《「白馬八方温泉 『第一郷の湯』」》 

『第一郷の湯』の建物
      ◆【温泉データ】     ※日 程 2013.8.17(日)     ※施 設 「白馬八方温泉 『第一郷の湯』」(共同浴場)     ※住 所 長野県北安曇郡白馬村北城5695     ※交 通 (マイカー)          東京(練馬)→関越・上信越自動車道→『長野IC』→オリンピック          道路→第一郷の湯【約4時間】          (電車)          東京(新宿駅)→特急スーパーあずさ→『白馬駅』→第一郷の湯          【約3時間45分】・・・『白馬駅』から2キロ(タクシー5分)     ※電 話 0261-72-5705     ※料 金 500円          『第一郷の湯』の公式ホームページ参照          「第一郷の湯」の公式ホームページはこちら!       ※営業時間 正午〜午後9時(受付終了午後8時30分)           7月31日まで、午前10時〜午後9時受付終了、8月末まで無休     ※休 館 日 毎週水曜日 7月下旬〜8月中旬 12月下旬〜3月末は無休     ※浴  槽 内湯:男女各1 露天:男女各1 ※休 憩 室 小さいながら、無料の休憩室がある。









§写真で見る『八方尾根登山』と『白馬八方温泉』



「八方尾根登山」の写真


「八方ゴンドラ・アダム」の始発駅(八方駅)の写真

「八方ゴンドラリフト・アダム」の「八方駅」では、写真
のような大(6人乗り)が、通常8分間隔で発車している。




「八方ゴンドラ・アダム」と「アルペンクワットリフト」の乗換駅(兎平駅)の写真

「八方ゴンドラリフト・アダム」に8分乗った後、「兎平駅」で、次
の「アルペンクワットリフト」(4人乗り・7分乗車)に乗り換える。




「アルペンクワットリフト」に乗っている前の登山客の写真

「アルペンクワットリフト」(4人乗り・7分乗車)は、屋根も囲いもない。




「アルペンクワットリフト」と「グラートクワッドリフト」乗換駅(黒菱平駅)の写真

2つのリフトの乗換駅は「黒菱平駅」である。この駅の標高は1680m
あり、朝の眺めが特に素晴らしく、時には雲海にも出会えるという!

「雲海デッキ」という展望施設があるが、駅からやや離れている。




「八方アルペンライン」の終着駅「八方山荘」の建物の写真

1つのゴンドラと2つのリフトを乗り継いで、「八方アルペンライン」の
終着駅「八方山荘」に降り立つと、そこから徒歩での登山道が始まる。

「八方山荘」は標高1830mの高所にあり、トイレに食堂もある。




「第2ケルン」に到着!

「八方尾根」から「唐松岳」に掛けて、主なケルンが6つある。「八方山荘」
を過ぎて「八方池」までの区間で、有名で絵になる「ケルン」は、「第2ケ
ルン」と「八方ケルン」がある。写真は、「第2ケルン」で、正に絵になる!





「八方ケルン」は標高2035m!

「八方ケルン」は、「八方池」へ下る手前の所にあり、「八方尾根登山」は、ここ
から「八方池」に降りて、池を半周するのが定番のコースである。「唐松岳」へ
は、この先約2時間30分ほどの登山となり、本格的な登山装備が必要である。





「八方尾根」から「八方池」をバックに記念撮影!

写真に向かって左中程に、小さく「八方池」が写っている。天候
の関係もあり、写真では不鮮明だが、当日肉眼ではよく見えた!





「八方池」全体を俯瞰した写真!

「八方ケルン」から「八方池」へ降りていく途中で、「八方池」全体が、
このように俯瞰できる場所があった。天候が悪くなり少しガスって来た!





「八方池」の辺に到着!

「八方池」に降りて、対岸まで足を延ばした。そこには鏡のような「八方
池」があり、「八方尾根」、そして「第3ケルン」の姿が奇麗に映っていた。
絵のような世界とは、このことかというばかりの素晴らしい光景だった!





無事に「八方駅」に帰着!

「八方尾根」と「八方池」の登山を終えて、「八方ゴ
ンドラ・アダム」の始発駅(八方駅)無事に帰着した。









「八方尾根の高山植物」の写真


「ウメバチソウ」の花

「ウメバチソウ」は、「ユキノシタ科」の高山植物で、本州中部から
北海道に分布、亜高山から高山帯のやや湿った岩礫気味の草地
に生え、背丈は10−20cmの多年草。花の時期は夏〜秋である。
花の名前の由来は、花の形がは「梅鉢の紋」に似ていることから。




「ハッポウタカネセンブリ」の花

「ハッポウタカネセンブリ」は、「リンドウ科」の高山植物で、「八方尾根」に特
産分布し、高山帯の蛇紋岩地、砂礫と草地の中間の様な場所を好む。背丈30
〜40cmの越年草。花弁の間に見える萼(ガク)が花弁よりかなり短いのが特徴。




「マツムシソウ」の花

「マツムシソウ」は、「マツムシソウ科」の越年草。北海道、本州、四国、九州に広
く分布する日本の固有種で、山地の草原に生育する。背丈は60〜90cmで、花期
は8月〜10月。名前の由来は、「マツムシ(スズムシ)が鳴く頃に咲く」ことから。




「オヤマリンドウ」の花

「オヤマリンドウ」は、「リンドウ科」の多年草。花は茎の先に集まって付
き、花冠はあまり開かない。背丈は50cmか、それ以上になる。花期8〜
10月。エゾリンドウの花は茎頂上だけでなく、茎途中の葉の脇にも付く。




「クガイソウ」の花

「クガイソウ」は、オオバコ科の多年草。高さは80-130 cmになる。花期
は7〜8月。茎の先端に長い穂のような淡紫色の多くの花を付ける。日本
の本州に広く分布し、山地や高原の日当たりの良い草地に生育する。




「クガイソウ」の群生地

「クガイソウ」は、「八方大池」の対岸に多く咲いていた。「八方ケルン」から
下って行くと、小さな祠があるが、そこへ行く途中に沢山この花が咲いていた。




「ミヤマナデシコ」の花

「ミヤマナデシコ」は、「ナデシコ科」の植物。草丈8〜20cmの多年草。
「シナノナデシコ」に似ているが、草丈が低いほか、茎の節も4〜7個と
少ない。本州(南、北アルプス)の高山の岩場に生育。花期は7〜8月。








§写真で見る『白馬八方温泉』



「信州白馬八方温泉『しろうま荘』」の写真


「しろうま荘」の浴室

「信州白馬八方温泉『しろうま荘』」は、内湯のみである。
スキーシーズンを除く期間(4月1日〜12月10日)は、温泉の
貸切営業日を実施している。「八方尾根」や「唐松岳」の
登山には、宿泊でも日帰り入浴でも利用できる旅館である。

  詳細は「しろうま荘」の公式ホームページ参照
  「しろうま荘」の公式ホームページはこちら!








「白馬八方温泉『第一郷の湯』」の写真


「第一郷の湯」の建物

「第一郷の湯」横に長い建物だが、玄関はこの写真の正面である。

   『第一郷の湯』の公式ホームページ参照
   「第一郷の湯」の公式ホームページはこちら!
 



「第一郷の湯」の内湯

「第一郷の湯」には、内湯と露天風呂がある。内湯は無色透
明の温泉で、石風呂風(浴槽はタイル貼りか?)の造りである。
 



「第一郷の湯」の露天風呂

「第一郷の湯」の露天風呂は檜の浴槽で、源泉掛け流しである。
内湯からドアを開けて、半天風呂風の屋外に出て入浴する。
 



「第一郷の湯」の露天風呂の湯口の写真

「第一郷の湯」の露天風呂は白濁の温泉で、内湯とは打って変わった
趣があった。「湯口」から、とうとうと大量の源泉が注がれていた!
 







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