LIVE 04

ウミウサギの仲間

トラフケボリ

黄色のヤギ類に附着する。何時も付いている訳ではないので普段は付近の岩穴に隠れているのだろう。ヤギのポリプが開くと、黒いトラの模様がカムフラージュになっているのが良くわかる。

   

キヌヅツミの1種

宿主のヤギの色と全く同じ色をしている。この個体はかなり長く同じ場所に附着していた。たいていは長く止まることなく、いたりいなかったりする。
ハゼが乗っているが外套膜を閉じることはなかった。

   

シロオビキヌヅツミ

これも宿主と全く同じ色をしている。しかし卵は白く目立っている。
産卵時期には1株のヤギに10匹以上ついていることもあり、しばらくしてもう1度見に行くと1匹もいなくなっていることもあって、動きが読めない。小さいからか死貝を見ることはめったにない。

Shell Top010203・04・05