

いつの頃からか、チーの゛番鳥゛ぶりは、すっかり板につき、チャイムなど
うちの家には必要がなくなっていました。
なにしろ、門の音が「カチャ。」っといっただけで第一声が響き渡り、玄関に人影が映ったときには、
大騒ぎでしたから。
リビングにいても食器棚の上で、家族を見渡し、ひとりでも出て行く者がいないか、
よく見張っていました。
そして、戻ってくるまで鳴きつめるので、
トイレに行っても急いで帰ってこないわけにはいきませんでした。
この子のこう言うときに出す声は、近所迷惑になりそうなくらい、響き渡ったので。
そんな、悲壮な切羽詰った声で、外につるした時も鳴くので、困りものでした。
まるで、いじめているような声が、近所中響き渡ってしまいますから。
人間なら「助けてー。」と言ったところでしょうか。
もっと気持ちよく、くつろぐものだと何時も思ったものです。
しかし、この゛番鳥゛の精神があるから、毎日私たちを玄関で送り迎えしてくれたのだな、
と思っています。
(関連:戸棚の上 その1.はさる )
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