東北旅行2007−泥湯温泉・象潟・出羽三山・五色沼・大内宿

2007年9月15日〜18日



今年もキリちゃんとキリちゃんの両親と東北旅行に行ってきました。
秋雨前線やハプニングで予定通りという訳にはいかなかったが、
秘湯あり、山ありの岩手、秋田、山形、福島を駆回ってきました。


東北道一関を下りて岩手の猊鼻渓へ
近くには、中尊寺、厳美渓などもあります。
去年の旅行記はこちら


猊鼻渓

今にも雨が降ってきそうな感じだ。船頭さんの手漕船に乗って渓谷の奇岩を観光。先日の台風9号の影響でこの先航行不可。これからがクライマックスなのに残念!

一関 庵どう の蕎麦
10割手打ちの蕎麦屋さん。10割特有のコシがあって美味しい。地元産の山芋でとろろ蕎麦。蕎麦湯も蕎麦粉を溶かしてある。



岩手に別れを告げて、秋田へ

小安峡

長い階段を下りて遊歩道を行くと、モクモク湯気が立ち上っている 近づいてみると、すごい!岩から熱湯と湯気が噴き出ている。



泥湯温泉 奥山旅館

東北旅行初日は、秘湯 泥湯温泉の奥山旅館 掛け流し温泉は最高でした。できればまた行きたい温泉です。

混浴の露天風呂。だれもいない時間帯(AM4:00)で、キリちゃんと一緒に入ってきました。 こちらは男女別の広い露天風呂。夜は星空が綺麗で、天の川も見えました。 こちらも4つある源泉のうちの一つ目「洗い湯」すぐ横の足湯の源泉になっている

奥山旅館の夕食。鯉のアライと甘露煮、岩魚の塩焼き、山菜のミズなど山の幸が満載。お腹いっぱいになりました。 泥湯温泉は、旅館民宿が4軒のみ。道路や駐車場のすぐ脇からガスが噴出し、その近くに旅館があります。 2005年12月に宿泊した一家が硫化水素ガスを吸って死亡した事故が起きています。今もガスが出るため立ち入リ禁止になっています。



翌日、泥湯からすぐ近くの川原毛地獄へ出発


川原毛地獄

地獄と名前がついているが、日本三大地獄(恐山、立山、川原毛)の一つだって。

荒涼とした不毛の山が目の前に現れた。 頂上から見ると、硫黄を含んだガスが噴き出ている

突然の大雨、川原毛から麓の大湯滝まで歩こうと思ったが断念。
車でぐるっと迂回することに。


大湯滝

川原毛地獄の下流にある、温泉が滝となって流れ落ちるまさに天然の露天風呂。
夏場は脱衣所もあって、水着であれば誰でも入れます。

あれ?誰も水着持ってきていない!konkoだけ入ってきました。雨が降った後で少しぬるいが、滝つぼ付近はちょうど良い湯加減。まさに天然の露天風呂。キリちゃんとせいこちゃんは羨ましがってました。


この後、湯沢へ向かってお昼は稲庭うどん♪

七代佐藤養助

稲庭うどんの老舗、七代佐藤養助 の湯沢店に行ってきました。

konkoが注文した稲庭うどんのニ味ざるうどん。つけだれが、醤油とゴマの2つが味わえる。 こちらはキリちゃんが注文した稲庭うどん&比内地鶏の親子丼。この親子丼が最高!鶏肉は少し炙ってあり、親子丼konkoが半分食べてしまった。

湯沢を出て日本海側象潟(さきかた)へ。途中、通行止めと大雨でかなりのタイムロス。
時間が無く「獅子ヶ鼻湿原」は止めにしました。
鳥海山も見えず、奇形ブナあがりこ大王は次の機会にしましょう(涙)


象潟 九十九島

かつては仙台の松島のような入り江に小島が浮かぶ景観だったそうだが、
文化元(1804)年の大地震で海底が隆起し、取り残された小島が水田に浮かびます。

少し高台からの眺め、水田の中に松が。 水田にかつての小島が点々と水田に見えます。 こちらは少し大きな島。一部は島の名前が残ります。


本日宿泊地は温海温泉。途中酒田の山居倉庫に寄ります。
前回の酒田の訪問はこちら

酒田 山居倉庫

JR東日本「大人の休日倶楽部」の今年のCMに吉永小百合とこの景色一瞬出てきます。




本日の宿泊は日本海に程近い山形の温海温泉 海の幸満載の夕食

温海温泉

あわびも入った舟盛り あわびの磯焼き 高級魚ノドグロの塩焼き うに焼き。熱々です。 地元特産えびの濃厚なスープ




翌日、今日は出羽三山参りの予定が、、秋雨全線の影響で雨、雨、雨。
月山の阿弥陀が原湿原に行くのは止めにしました。
羽黒山山頂に車を止めて、2000段余りある石段を下りました。

羽黒山神社

羽黒山頂にある三神合祭殿。月山、湯殿山、羽黒山の三神が祀ってある。これで三つお参りしたことに。 途中の茶店でちょっと休憩。キリちゃんは車を取りに先に下りて、バスで山頂に向かいます。 茶店からの眺め。山頂から何も見えなかったが、茶店からはよく見渡せます。
急な石段を頑張って下りました。 石段を下りきったところに五重の塔

先に下りたキリちゃんと無事合流。


お昼は大梵字のお蕎麦。地元産の蕎麦を使った手打ち蕎麦で、コシがあり美味しい とち餅も珍しいので注文しました。やわらかくて美味しい。

近くにこの地方特有の茅葺の多層民家があるのでちょっと寄ってみる事に。
でも東北出身のお父さんとせいこちゃんは、茅葺屋根なんて珍しくないって


田麦俣の多層民家

茅葺屋根でも珍しい多層構造になっています。雪深いこの地方の特徴でしょうか。まるで兜のよう。 中は1階、2階、3階となっていて、養蚕をおこなっていたようです。 味噌甕や醤油甕。せいこちゃんの子供の頃に同じ物が家にあったそうだ。



湯殿山神社

念願の湯殿山神社。秘密のご神体にもお参りすることができました。ご神体については、松尾芭蕉も「語る無かれ、聞く無かれ」。これでkonkoは出羽三山制覇。



さーて、ここから一気に南下して福島県の奥土湯 東海温泉に向かいます。
少し遅くなったので宿に電話すると、「霧が出ているので気をつけてお越しください」だって。
土湯温泉街から少し離れた1軒宿です。

奥土湯 東海温泉

滝が見える貸切露天風呂。あいにく雨ですが、番傘さして入りました。
左上の八寸は、薩摩芋は月、うずら卵はうさぎに見立てて、お月見です。

翌朝、またまた雨模様と霧。最後まで天気には恵まれなかったか。。。
予定していた五色沼ではなく、喜多方に行こうかと思っていたところ、
磐梯方面に向かうトンネルを抜けると、あれ?晴天だ!
予定通り五色沼へ、磐梯吾妻レークラインに入ります。




磐梯吾妻レークライン

中津川渓谷 駐車場から森の中を15分ぐらい歩いていくと到着。レークラインのビューポイント。手前が小野川湖、奥が桧原湖。



五色沼

毘沙門沼と磐梯山 赤沼 深泥沼
弁天沼 青沼 葉っぱも紅葉しています。

磐梯山を後にして、会津若松市を通り越して大内宿へ


大内宿

巨大な茅葺屋根の家が両側に並び、圧巻です。ほとんどが土産物屋さん、食べ物屋さん 江戸時代、会津若松と今市を結ぶ会津西街道の宿場町でした。 大内宿を見渡すとこんな感じです。


塔のへつり

仏塔にたとえられる奇岩が並ぶ。木でよく見えないが、仏様に見える?! 岩の間が通れるようになっていたのに、土砂崩れ通行止め



岩手、秋田、山形、福島をかけまわった旅行は無事終了。





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