東北秘湯めぐり−藤七温泉・不老ふ死温泉・夏油温泉

2006年9月16日〜20日



キリちゃんの両親の実家がある福島と津軽へkonkoも墓参りに行くことになった。
konkoにとっては舅と姑にあたるのだが、キリちゃんも含めて4人で旅行は初めて。
ドキドキ、ワクワク、せっかく行くんだから、東北の温泉を巡って来ることにしました。

朝早くキリちゃんの実家、北関東某所を出発してお父さんの実家福島へ
お墓参りと親戚の挨拶を済ませ、最初の宿泊地は私のお勧め八幡平の藤七温泉へ



藤七温泉 彩雲荘


この温泉、実は今回3回目なのだ。前回はこちら、1回目 2回目
温泉が実に良く、内湯の露天は眺めは最高。
混浴露天は、入っていると底の泥がブクブク面白い。藤七温泉はこちら

この日の夕食、山菜料理が並びます。この温泉、山の上の一軒宿で、部屋にはテレビも無い、携帯もつながらない。お父さん、「温泉はもっと賑やかなところがいい」ってボソ

3回目に初めて混浴露天風呂に入りました。夜の20:00〜21:00が女性専用で、せいこちゃん(お母さん)と星空を眺めながらいつまでも入っていました。 岩手山がきれいに見えます。藤七温泉を望んでみんなで記念撮影



八幡平国立公園

今日はせいこちゃん(お母さん)の実家津軽に行く予定。出発前に八幡平観光

めがね沼 向こう側にも同じような池があります。 りんどうがあちらこちらに咲いていました。 一番大きな八幡沼を周遊する木道



後生掛温泉自然研究路

後生掛温泉は八幡平でも有名な温泉ですが、その横にある自然研究路1周約40分の地獄巡りです。

紺屋地獄 中で泥が沸騰して湯気をたてています。 大泥火山 堆積した泥を間欠的に吹き飛ばし積み上がった。まさにミニ火山、日本一の規模だそうだ。
道端の小さな窪みにもボコボコ泥が沸いています。写真は拡大です。 大湯沼 熱い泥が吹き上がっています。この先危険!




比内地鶏のわっぱ飯

いかん、青森行くのが遅くなった。でも、お腹減ったし、お昼は秋田と言えば比内地鶏でしょう。

道の駅で食べた比内地鶏のわっぱ飯他にもジュンサイやきのこ、山菜も 比内地鶏入りわっぱ飯 鶏肉とそぼろ、とんぶりが入っている。 デザートは秋田名物 秋田蕗のソフトクリーム



青森 ねぶた

青森観光物産館アスパムにあるねぶたの山車、観光用かな



せいこちゃんの実家のある津軽で1泊、墓参りと親戚巡り、夜の大宴会も終わり。
次なる温泉は不老ふ死温泉。心配なのは台風13号が日本海側を北上中。
雨と風が強く、津軽半島竜飛岬も行けず。。。



千畳敷海岸

途中寄った千畳敷海岸。後で調べたら、1792年の地震で出来たそうだ。 海の側まで行ってきました。津軽と違って日本海側は晴れ間も見えた。



不老ふ死温泉

日本海に面し茶褐色の温泉がある超人気の宿だ。この日のために2ヶ月前から予約をしておきました。
海と一体となったひょうたん型の露天風呂はJRのポスターでも見たぞ。
このお風呂から夕日が眺め、本当に最高でした。人が多くて写真は撮らなかった。不老ふ死温泉はこちら

青森から一緒に来た親戚と秋田からも親戚がやってきて、またまた大宴会 焼き物、蓋を取ったらアワビだ♪柔らかくて美味しかった。

こちらが有名な露天風呂。朝風呂入りに行ったら水没。台風13号接近中。もちろん、入浴禁止です。



白神山地 十二湖

十二湖で一番有名な青池 天気が悪くてもこんなに美しい青です。 ブナ原生をハイキングだったんですが、雨が強く降ってきた。 沸壷の池
青池ほどではないが、美しい池

せいこちゃんもkonkoも楽しみにしていた十二湖巡り。
天気が良ければゆっくり散策だったのに雨が降ったり、止んだり。切り上げて次の目的地へ



角館

あまり時間がないが、角館に寄ってみることに。武家屋敷が残り、雰囲気も良いところだ。前回はこちら

石黒家の土蔵 蔵他にもいっぱいあった。 河原田家 公開武家屋敷5軒のうちの一つ
角館といえば桜です。桜並木がずっと続きます。 安藤醸造所 珍しい煉瓦蔵。中で味噌汁試飲できます



夏油温泉

最後の温泉地は、夏油温泉(げとうおんせん)。前から何となく気になっていたところ。
露天風呂、内湯も含め7つのお湯が楽しめる。露天は基本は混浴ですが、時間帯によって女性専用になる。

翌日撮った入り口写真。今回の宿「元油夏油」 レトロな雰囲気をかもし出す古くからの湯治場 夕食 手前右側の秋田蕗の煮物が美味しい
蛇の湯の入り口 今は入浴禁止の洞窟蒸し風呂。奥には滝も見える 洞窟の中 ほんの数年前までは入浴できていたそうだ。

最終日は平泉観光をして帰る。平泉は久しぶりだ。以前のHPはこちら



平泉中尊寺

本堂 有名な金色堂の内部は撮影禁止 あっ、弁慶と思ったらキリちゃん。顔ハメです。



泉そば

平泉駅前の老舗の蕎麦屋。平泉で蕎麦といえば「わんこそば」を期待したが、蕎麦つくしのフルコース。

蕎麦茶と蕎麦の干菓子。義経の物語と一緒に味わいながらいただきます。 蕎麦つくしのメニュー。本物の立派な平泉塗のお椀で出てきた。蕎麦の胡麻あえが美味しかった



毛越寺

毛越寺(もうつうじ)は藤原三代秀衡のとき完成し、当時はお堂や塔が40以上もあったそうだ。
今は跡だけですが、その規模想像すると京都や奈良の大寺院にも匹敵すると思うが。

大泉が池 中央にある大きな池で、磯や浜を模して場所によっていろいろな景色が望めます。 再現CGには、奥に寺院のお堂が建ち並び、池に大きな橋が掛かっていたそうだ。 遣水 曲水の宴が行われるところ。京都にありますが、藤原氏の栄華が偲ばれます。
かつての伽藍の跡。建物があった所は高くなっています。 寺院の跡はかつての礎石のみ。こういった跡がいくつもあります。



達谷窟

達谷窟(たっこのいわや)と呼ばれ、あれっと思ったら清水寺を模して建てられたそうだ。

本当に岩をくり貫いて建てられている。左側の岩には磨崖仏が彫られている




厳美渓

ここを有名にしている空飛ぶお団子。籠にお金を入れると対岸から団子とお茶が運ばれてくる 渓谷はこんな感じです。団子はみたらしと黒胡麻、あんこの3種類お腹いっぱい

本来の目的の墓参り、親戚への挨拶、すべて終了。お疲れ様、楽しい旅行でした。




あとがき:温泉は、3ヶ所とも泉質が違って楽しめました。
藤七温泉 白濁色
不老ふ死 茶褐色
夏油温泉 無色透明


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