酒田・鶴岡・羽黒山・月山登山

2004年7月24日〜25日


翌日は天気も良さそうなので、早起きして6:00のバスで月山8合目に向かいます。
羽黒山山頂を経由して、8:00過ぎやっと登山出発地点、月山8合目に到着。
ここから頂上までは、弥陀ヶ原湿原を経由して、約3時間の道のりだ。


弥陀ヶ原湿原

湿原の沼地の中にカルガモの親子がいました。子ガモがかわいい♪


月山登山道

登山道はわりとなだらか。途中、まだ雪渓が残っている。 9合目を過ぎて一番の難所、「行者返し」伝説によると役行者が足を滑らしたとか 木道が現れ、頂上までもう少し。頂上の月山神社を目指して、白装束の参拝者がいっぱい。


月山頂上

帰りのバス気にしながら大急ぎで登り、10:00に山頂到着!標高1984m。
出羽三山の一つ月山頂上には「月読命(つきよみのみこと)」をまつる月山神社があります。

入口で500円を払うと神主が祝詞をあげ、人型を身体にこすり水に浮かべてお清めをします。それから、本殿に参拝することができます。

月山の高山植物

月山は高山植物の宝庫。いろいろな種類のお花が咲いていました。いつものことながら、花の名前は、、、すいません。

↑左 ヒナウスユキソウ
    エーデルワイスに似ています。
↑右 キンコウカ(黄色い花)

← 弥陀ヶ原に広がるお花畑

12:50の羽黒山山頂行きのバスに乗りこみ、次ぎは羽黒山を見に行きます。




羽黒山

月山、羽黒山、湯殿山を合わせて出羽三山と呼ばれています。
通常参拝するのは、下の参道から登って行くのでしょうが、私は頂上の三神合祭殿から降りていきました。

冬期閉ざされるため、羽黒山山頂には参拝する信者のために月山と湯殿山が合祀されています。

三神合祭殿
巨大な萱葺きの建造物は、国の重要文化財に指定されています。月山、羽黒山、湯殿山それぞれが祭ってあります。
蒙古撃退の祈願成就に、鎌倉幕府が奉納した大鐘
こちらも国の重要文化財に指定

一の坂、二の坂、三の坂
五重塔と三神合祭殿を結ぶ参道は、杉の古木が並木道となって雰囲気は抜群ですが、石階段の坂道が延々と続きます。


国宝・羽黒山五重塔

一の坂の登り口近くにある五重塔。平将門の創建と伝えられ、東北では最古のもの。杉木立の間に現れる姿は、ここが神域であることを頷かされたような気がしました。




笹川流れ

鶴岡から羽越本線に乗って、新潟に戻ります。必ず海側A席を確保しましょう!
鶴岡を出てしばらくすると、日本海沿いに列車は進みます。
中でも笹川流れは、日本海沿いに奇岩が広がる景勝地。

車窓からのシャッターチャンスはなかなか難しい。夕日が沈んできれい。空いてる自由席でA席をわざわざ確保。




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