ロマンチック街道


ヴュルツブルク

ロマンチック街道北の出発点、ヴュルツブルク。
南から北上してきた私には、終着点となった。
町の周りを葡萄畑に囲まれ、美味しいフランケンワインの産地。

← レジデンツ(側面の庭園から)

 ユネスコの世界遺産に選ばれている。代々ヴュルツブルクを支配した領主司教は、マリエンブルクの要塞に居を構えていたが、18世紀初に町中に宮廷を移した。建築家バルターザー・ノイマンの構想により、1744年に建物は完成する。

← レジデンツ入口正面のフランコニアの噴水

 ヴュルツブルクを代表する人物の一人、彫刻家リーメン・シュナイダー。彼はドイツを代表する彫刻家ばかりではなく、ヴュルツブルクの市長も務めた。農民戦争で反乱側を支持し、司教側に捕らえられた。

← ノイミンシュター教会

 リーメンシュナイダーの彫刻、「マリア像」。
ヴュルツブルクのもう一人の有名人、ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ →

教会の中庭に中世恋愛歌人(ミンネゼンガー)、ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデの質素な石棺がある。彼に扮するおじさんが、野太い声で一曲弾き語ってくれた。

アルテ・マイン橋
旧市街からマリエンベルク要塞に向かうマイン川に掛かる橋。橋には12体の聖人の石像が置かれている。なんだかローマにもこんな橋があったような気がする。中央の二本の尖塔は、大聖堂。

カフェ・ミヒェル
 ちょっとカフェで休憩。マルクト広場前にあって、ケーキやパンが美味しそう。写真のリンゴパイを注文。シナモンの香りが香ばしくて選びました。熱々で、バニラソースが掛かっている。



次へ→ヴュルツブルク2



[旅のcontentes] [ロマンチック街道] [ミュンヘン] [ニュルンベルク] [フランクフルト] [滞独日記] [home]