名越切通しと祇園山コース

名越切通しと祇園山コース


 JR逗子(又は京浜急行新逗子)駅を起点として鎌倉七口一つである名越の切通しから、鎌倉の町へ入り祇園山ハイキングコースを歩き、北条氏終焉の東勝寺跡へと抜けるコースである。(法性寺方面からは逗子シーサイドコースをご覧ください)。
 
 源頼朝亡きあと鎌倉幕府の歴史を築いた北条一族に思いをはせながら、静かな山道を辿る比較的距離は短いが見所の多いウォークが楽しめる。

まんだら堂跡のやぐら群

宝戒橋と紅葉

行 程
 
距離 約7キロ
 歩行時間 4時間


●みどころ
 
名越の切通しは北条氏が三浦一族への備えとして造ったものとも伝えられ、置石や切岸など工夫をこらした防御が注目され国指定史跡ともなっている。

まんだら堂跡は新田義貞が鎌倉攻めをした時の戦死者を葬った場所とも云われ150以上もあるというやぐら群は圧巻。

 八雲神社境内奥から入る祇園山ハイキングコースは春は桜、秋は紅葉が楽しめるが、人気の少ない落ち葉の道を歩くのもおすすめ。 。

 ハイキングコースをでるとすぐ、東勝寺跡にでるが、一隅にある腹切りやぐらには当時の凄惨な情景を想いおこさせる。

 萩の寺として有名な宝戒寺は北条氏ゆかりの寺で本尊は鎌倉には珍しい地蔵菩薩坐像で重要文化財となっている。

ウォークの最後に鶴岡八幡宮に詣でることとしたい。



        

 ◎コース案内

京浜急行新逗子(又はJR逗子)駅から池田通交差点に向かい信号手前を左折直進、 小坪入口信号を渡り更に直進し、新小坪トンネルを出たところで右側の階段を上り山道へ。 道なりに進み名越切通しを右に行き、まんだら堂跡や切岸を見て戻り山道を下る。 階段を下りたところで左折し、新逗子トンネル、続いて新名越トンネルを出ると鎌倉市である。 更に直進して踏み切りを渡り交番の先を右折、道なりに進むと信号のところでバス通りに合流する。 バス通りを進み右側に八雲神社の標柱があるのでその手前を右折して神社境内の右奥にある小道が 祇園山ハイキングコースの入り口である。 途中小高いところにある分岐点を右に進むとやがて東勝寺跡に出る。腹切りやぐらは右側、やぐら前 の坂道を下り東勝寺橋を渡り直進後、つきあたりを右に進むと宝戒寺がある。宝戒寺手前の小道を右 に入ると宝戒寺橋、紅葉やぐらである。 宝戒寺正面の道を進むと鶴岡八幡宮が見える。八幡宮からは若宮大路を歩きJR鎌倉駅へ。
  



次のページへ

トップページへ