イタヤカエデ (自然公園の花と樹)



      児毛知山こもちやま わかかえるでの もみつまで
                     もと う 何時はあどか                                       
ー詠み人知らず(万葉集 巻第十四・三四九四)
イタヤカエデの大きな特徴は葉先にギザギザがなく縁がなめらか なことです。秋にはトウカエデが紅黄葉するのに対して、イタヤ カエデは黄葉(黄褐色)で、やや地味な感じを受けますが、黄と 褐色の微妙な色合いが、秋の公園を彩っています。 イタヤカエデの名の由来は葉がよく繁って板屋(板葺きの屋根) と同じ様に雨露が漏れないことからきたものです。 イタヤカエデにはエゾイタヤ、エンコウイタヤ、アカイタヤ、な どの仲間(亜種)があります。
 
カエデ科カエデ属
 
案内図はこちら
黄葉時期 11月下旬〜12月中旬
関連サイト金沢自然公園
トウカエデイロハモミジ
次   へ
トップページへ