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神無月 風に紅葉の散る時は
そこはかとなく ものぞ悲しき 藤原高光
[新古今和歌集 巻第六 冬歌 五五弐]
イロハモミジの名は葉の裂片を端から「いろはに・・・・・」と数える
子どもの遊びから来ているといはれますが、 京都のカエデの名所
である高雄にちなんでタカオカエデともいいます。
イロハモミジは秋の紅葉が美しく「もみじの名所」はこの種が主体
で、古来絵画に描かれ、歌に詠まれてきました。多数の園芸品種が作
られ、日本の最も代表的なカエデといわれます。 |
カエデ科カエデ属 |