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岸本医院 糖尿病専門医 総合内科専門医
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目 次
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2003年7月のワンポイントアドバイス

発 熱

発熱は、体の敵に対する防御反応です。感染症では、体の温度を上昇させ細菌、ウイルスの増殖を押さえていま す。解熱薬は脳症など副作用があるため、体力を消耗する高熱時や倦怠感が強いときのみ使用して下さい。積極的に頭や体を冷やす、薄着にして熱がこもるのを 防ぐ、布団のかけすぎに注意するなど熱を逃がす努力をして下さい。また、子供の発熱時には、厚着をさせないで、水分は欲しがるだけ与えて下さい。

2003年8月のワンポイントアドバイス

病気が起こりやすい時間

体のホルモンバランスは、夜間と昼間では大きく異なります。また、生体機能は約24時間の周期で刻々と変化し ています(体内リズム)。この為、病気によって起こりやすい時間帯が存在します。例えば、喘息は夜間から明け方に悪化し、心筋梗塞や脳梗塞は午前中に多く 発症します。胃疾患は午後に多く見られます。高血圧、糖尿病、高脂血症の方は、心筋梗塞、脳梗塞予防の為に、特に午前中の注意が必要です。

2003年9月のワンポイントアドバイス

熱 中 症

近年、ヒートアイランド現象も影響し、熱中症が増加しています。炎天下のスポーツや労働作業に限らず、自宅に いる高齢者や車内での乳幼児が発症しています。高温、多湿で水分を摂取しないと体温上昇や脱水から循環不全を生じ、全身障害を来すこともあります。室外で は、白系の衣服を着用し、水分を摂取することが必要です。最近は、室内での発症も多いため、寒暖計を用意して冷房の使用が勧められています。

2003年10月のワンポイントアドバイス

大 腸 が ん

近年、大腸がんが増加しています。この増加は、食生活の欧米化に伴う脂肪摂取量の増加が関係しています。食事 中の脂肪量が増加すると大腸内の細菌叢に変化が起こり、癌原性と関連した酵素活性が高くなると考えられます。動脈硬化の原因である高脂血症、糖尿病の予防 のためだけでなく、大腸がんの予防のためにも、脂肪の摂取量は控えたいものです。また、便検査を用いた大腸がん検診を有効にご利用下さい。

2003年11月のワンポイントアドバイス

薬 の 効 果

医療機関で使用する薬は、多人数を対象とした臨床試験にて効果が確認されています。具体的には、悪化より改善 する方が多いかを観る有用性や副作用を調べています。一方、民間療法の薬は、これら試験を行っていません。新聞などの宣伝に、「10人に投与し3人に効果 が出た」とする記載を見ますが、裏を返せば、残り7人に副作用が出たかも知れません。科学的には3対7で有害とも考えられます。充分な注意を。

2003年12月のワンポイントアドバイス

微 量 元 素

生体内に微量に存在するミネラルのことを微量元素と呼んでいます。微量元素には亜鉛,銅,ヨウ素,セレン,マ ンガン,クロム,モリブデン,コバルト等々があります。これらは生体内酵素等に必須であり不足すると病気になります。しかし、過剰であっても健康を維持す ることが出来ません。最近不足しがちな亜鉛は、欠乏すると口内炎、味覚障害、皮疹を引き起こします。また、銅も欠乏すると貧血などを引き起こします。

2004年1月のワンポイントアドバイス

SARSに合成洗剤が有効

国立感染症研究所感染情報センターが直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムもしくはアルキルエーテル 硫酸ナトリウムを16%以上含む台所用合成洗剤はSARSコロナウイルスに効果が高いことが実験的に確認されたと報告しています。家庭などで使用する際 は、台所用合成洗剤(ファミリーフレッシュ、ヤシノミ洗剤、ジョイ、ママローヤル、チャーミーコンパクトなど)を0.5%以上の濃度にぬるま湯に溶か して使うことが勧められています。手軽に使えるSARSの消毒法としてご使用下さい。

2004年2月のワンポイントアドバイス

体内のブドウ糖量

血糖値(血中ブドウ糖濃度)が高い病気、診断基準では空腹時血糖値126mg/dl以上が糖尿病です。採血結 果や診断基準は濃度表記ですが、実際、体全体のブドウ糖総量はいくらでしょうか? 体の血液量は約50dlですので血液中のブドウ糖総量は約6gとなりま す。体全体のブドウ糖でも10〜20g 程度と推定されます。体全体で大さじ1〜2杯の量です。ブドウ糖には毒性があるため体内では低く抑えられているのです。

2004年3月のワンポイントアドバイス

国際基準の傷の処置

海外のガイドラインでは、傷に対してアルコール、オキシドール、ヨード液による消毒は行わず、水道水等で洗浄 だけ行います。消毒液による正常細胞への傷害が治癒を遅らせるためです。同様な理由により、ステロイド等の抗炎症薬が入った外用薬も使用しないことが推奨 されています。また、傷は乾燥させずに湿潤環境にした方が治癒が速くなります。日本の消毒してガーゼは治癒を遅らせているかも知れません。

2004年4月のワンポイントアドバイス

前立腺癌検診

今年度より宝塚市の基本健康診断に加えて、前立腺癌検診が可能になりました。PSA(前立腺特異抗原)を採血 検査にて測定することにより、男性の前立腺腫瘍(癌)の早期発見を目的としています。近年増加している疾患ですが、早期はほとんど症状がありません。癌が 進行して初めて排尿障害、血尿、骨転移による痛みが有ります。排尿障害は前立腺肥大の症状と同じです。早期発見のために、検診をご活用下さい。

2004年5月のワンポイントアドバイス

魔の時間

医療機関では病気が悪化しやすい、事故が起きやすい時間帯が有ります。診療所では午前11:00以降と午後 19:00以降特に診療終了間際です。理由は医療従事者の集中力が持続しない事、最も込み合うため充分な時間が割けない事、紹介が必要な場合にも病院側が すぐに充分な医療体制がとれない時間帯である事などが挙げられます。患者様も病気を我慢して悪化している場合が多いためです。早い時間に受診しましょう。

2004年6月のワンポイントアドバイス

不整脈の治療

不規則な脈拍(不整脈)は、特に気になるものです。しかし、最近の研究には、薬剤にて不整脈を止めようとする と、かえって突然死が増えるとする報告が有ります。抗不整脈剤の心臓への副作用や正常脈への抑制作用が原因と思われます。血液を充分送る事が出来る不整脈 は減らすのではなく、その不整脈を起こした基礎疾患の治療が重要です。また、不整脈に起因した血栓による脳梗塞の予防も大切とされています。

2004年7月のワンポイントアドバイス

便潜血検査

大腸癌検診で用いられる便潜血検査は、人のヘモグロビンを測定しているため、動物の血液や食事の影響を受けま せん。大腸の疾患に鋭敏に反応します。統計では便潜血検査を受けた100名の中で平均7名で陽性となり精密検査が必要となります。最近は、この精密検査を 受けた20名の中で1名の割合で癌が発見されています。その他、前癌状態のポリープなどが見つかっております。簡単な検査ですので、積極的に検査を。

2004年8月のワンポイントアドバイス

プール熱(咽頭結膜炎)

アデノウイルスによる感染症で、高熱と咽頭炎、結膜炎が特徴です。プール熱と呼ばれますが、塩素濃度 0.4ppMで失活するため、消毒されたプールでは感染しません。風邪と同様の飛沫感染で、塩素消毒が不完全な家庭のプールやタオルを介しても感染しま す。インフルエンザより長く、5日間高熱が続きます。本年は、過去10年のなかで最も流行していますので、感染予防のため、うがい、手洗いに努めて下さ い。

2004年9月のワンポイントアドバイス

日 本 脳 炎

日本脳炎はウイルスを持つ蚊に刺されることにより感染、発症します。以前は国内で1000名以上の患者発生が ありましたが、ワクチンの普及により年間10名程度と減少しています。しかし、ブタの抗体検査結果よりウイルスの存在は日本全国で確認され、最近では、高 齢者で多く発症しています。海外ではアジア地域での大流行が問題となっています。予防注射で防ぐことが可能な疾患ですので、接種をお薦めします。

2004年10月のワンポイントアドバイス

メタボリックシンドローム

高コレステロール血症、高血圧、喫煙、糖尿病は動脈硬化の原因です。最近、各々が治療の必要がないほど軽症で あっても集積すると危険度がより大きいことが判り、@腹部肥満(ウエスト男102女88cm以上)、A中性脂肪150mg/dl以上、BHDLコレステ ロール男40女50mg/dl未満、C血圧130/85mmHg以上、D血糖値110mg/dl以上の内、3項目以上を満たすものをメタボリックシン ドロームと診断します。この方は積極的な治療の対象者です。

2004年11月のワンポイントアドバイス

インフルエンザ予防注射

インフルエンザ゙予防の第一はワクチンの使用です。昨年度のワクチンは、それ以前と比べて予防効果が低かった と報告されています。これは流行したウイルスが変異株に変わってきたことを意味します。本年度のワクチンは、昨年度流行したインフルエンザ変異株を基に作 成した為、現在、世界で流行しているインフルエンザに対応すると考えられます。このため、今年のインフルエンザワクチンはおすすめです。

2004年12月のワンポイントアドバイス

インフルエンザ感染予防薬

インフルエンザ予防の第一はワクチンの使用です。これに加えて、今年からインフルエンザ治療薬のタミフル がインフルエンザ患者接触後の予防に使用可能となりました。原則として家族又は共同生活者にインフルエンザ患者が発生した場合、罹患すると症状が重症 化する可能性が高い高齢者、慢性呼吸器や心疾患患者、糖尿病等代謝性疾患患者に使用可能です。健康成人と13歳未満は対象となりません。また、健康保険が 使えませんので自費となります。

2005年1月のワンポイントアドバイス

兵庫県小児救急医療電話相談

兵庫県では、保護者ら向けの電話相談事業を始めております。子供の急な病気やケガなどで医療機関を受診した方 が良いかなどで、お悩みの方はご相談下さい。  電話番号は、(078)731-8899 平日、土曜日: 午後18:00−22:00 日曜日、祝日、年始年末:9:00−22:00 看護師らがご相談に応じます。また、必要に応じて医師が対応します。

2005年2月のワンポイントアドバイス

意外な接触皮膚炎

漆にかぶれるなど物に触れた事による皮膚炎を接触皮膚炎と言います。この接触皮膚炎には物に対するアレル ギーによるアレルギー性皮膚炎と刺激の強い洗剤を使って手が荒れるなどの刺激性皮膚炎があります。最近は、直接接触しない場合の皮膚炎、例えばラベ ンダーオイルを含んだ芳香剤によるものが報告されています。また、ココナッツオイルによるアロマセラピー、抗菌マット、イヤホン、携帯電話のボタン なども皮膚炎の原因として増加しています。

2005年3月のワンポイントアドバイス

お風呂での病気

入浴中の急死が毎年1万人以上と推計されています。溺死を合併し易いためですが、多くの原因は虚血性心疾患と 脳出血です。全身入浴中に血圧は上昇し、浴槽からあがった直後に低下します。脈拍は入浴中に増加し、浴槽から上がると更に増加します。このため、入浴中は 脳出血の危険、出浴時は脳虚血、狭心症、心筋梗塞の危険が増します。入浴前に充分水分をとり41℃以下の適温浴で、出浴はゆっくりと行動を。

2005年4月のワンポイントアドバイス

病院の混雑する日と時間

病院には患者さんが集中する時間帯があります。当院では午前11時半以降と午後7時半以降です。この時間帯は 待ち時間が長く、事故も多いとされています。逆に待ち時間が短いのは、午前10時台と午後6時台です。祝祭日の翌日は混雑しますが、前日は一般的です。寒 い日や雨の日は、待ち時間はありません。午前診後に学校検診、乳児健診、予防接種へ出務しますので午前中は早い時間に受診をお願い申し上げます。

2005年5月のワンポイントアドバイス

食事摂取基準について

栄養所要量として発表されていた基準が、今年、生活習慣病の予防に重点が置かれ、「日本人の食事摂取基準」と して改定されました。今回の基準では、増やすべき栄養素として、食物繊維、n-3系脂肪酸、カルシウム、カリウムが示され、減らすべき栄養素として、コレ ステロール、ナトリウムが示されています。ナトリウムを塩分量に換算すると、推定平均必要量は1日1.5gであり、日本人はかなり過剰な摂取となります。

2005年6月のワンポイントアドバイス

抗血小板療法・抗凝固療法

脳梗塞、心筋梗塞は血管がつまることにより発症します。これを予防するため、抗血小板剤や抗凝固療薬の内服を 行います。血液をサラサラにする等と説明される薬です。これら薬剤には血を止まり難くする作用があります。そのため抜歯や手術など出血を伴う処置の場合 は、お薬を数日前から中止する必要がありますが、休薬中に血栓症、塞栓症を発症する危険もあります。抜歯時などは、対応を必ずご相談下さい。

2005年7月のワンポイントアドバイス

日本脳炎予防接種

以前は国内で1000名以上の日本脳炎患者発生がありましたが、ワクチンの普及により年間10名程度と減少し ました。最近、国は現ワクチンの副作用のため、新ワクチンの登場まで(約1年前後)接種の勧奨を一時中止しました。稀な副作用で現在も接種は可能ですが、 重篤な副作用ですので、ブタ感染高度地域での居住やアジアの流行地域への旅行予定などがなければ、新ワクチンの登場まで接種を待つのが賢明です。

2005年8月のワンポイントアドバイス

熱射病・熱中症

最近、高齢者の熱射病・熱中症が増加しています。高齢者は室内で熱中症にかかる人が多いようです。ヒートアイ ランド現象等により昔に比べて気温が高く、外からの風で室温が上昇するために冷房の使用が勧められています。高温多湿の室内で水分補充が不足すると体温 上昇や脱水から循環不全を生じ、全身障害を来すことがあります。水分補給も重要ですが、健康のためにエアコンを使用し、寒暖計で30度以下にて下さい。

2005年9月のワンポイントアドバイス

高齢者の味覚の低下について

年齢とともに目が見え難くなり耳が聞こえ難くなると同時に、味覚も衰えます。しかし、味覚障害は自覚し難いも のです。高齢の世帯では知らず知らずに塩分摂取量が増加します。食事の塩辛さを若年者にチェックしてもらいましょう。味覚障害は糖尿病などの全身疾患に基 ずくもの、抗癌剤や降圧剤などの薬剤の副作用、原因不明の特発性等があります。貝に多く含まれる亜鉛を摂取すれば改善する場合もあります。

2005年10月のワンポイントアドバイス

白衣高血圧、仮面高血圧

家庭でも血圧測定する方が多くなりました。家庭血圧が正常でも診察室にて高血圧を示す場合を白衣高血圧と呼び ます。逆に、家庭血圧が高血圧でも診察室での血圧が正常な場合を仮面高血圧と呼びます。仮面高血圧は家庭でも診察室でも高血圧を示す方と同程度に脳卒中、 心臓病が起こりやすいと言われています。また、白衣高血圧の場合も、若干脳卒中、心臓病が増加します。常に正常血圧に保つことが重要です。

2005年11月のワンポイントアドバイス

ワクチンの保存剤

オーストラリアで予防注射に病原体が混入し、多数の子供の死亡事故以来、この悲劇を防ぐため殺菌作用のあるチ メロサールが、保存剤としてインフルエンザワクチンに添加されています。しかし、チメロサールはエチル水銀に分解するため毒性が心配されています。チメ ロサール保存剤を含んでいるワクチン接種により、過敏症(発熱、発疹、蕁麻疹等)があらわれたとの報告もあります。当院では、チメロサール減量ワクチンを 使用していますが、無添加ワクチンをご希望の方はお知らせ下さい。

2005年12月のワンポイントアドバイス

特定保健用食品、健康食品

医薬品は疾病の診断、治療、予防などへの使用を目的にし、成分や構造、用法、効能、副作用などの審査をへて国 の承認を受けています。一方、特定保健用食品は有効性や安全性についてのみ審査を受けた食品で、さらに、健康食品は製造、販売に許可や届出はなく、一般の 食品と同じ扱いです。これらは食品分類のため、治療効果はありません。副作用もソバアレルギーや牛乳の下痢と同じ扱いであまり調査されていませんのでご注 意を。

2006年1月のワンポイントアドバイス

AED(自動体外式除細動器)

健康人や子供にも起こる可能性がある心臓突然死。この主な原因は心室細動や頻拍などの不整脈です。これら不整 脈は早期にAED(自動体外式除細動器)を装着すれば正常脈に戻すことが出来ます。処置が早ければ救命率が上がり、5分以内にAEDを装着できれば50% が救命出来ると言われています。当院もAEDを設置します。AEDは誰でも使用可能な全自動の医療機器です。当院のビデオで使用方法が勉強できます。

2006年2月のワンポイントアドバイス

発熱と病気の重症度は関係なし

幼児では38度以上、年長児では37.5度以上が発熱と考えられています。発熱は生体が病原菌と闘っている証 拠であり、生体の抵抗力を高めており、発熱自体には悪い作用はありません。脳に障害がでるのは42度以上と言われ、熱射病とは違い、自分が発する熱により 障害が起こることはないと考えます。このため解熱剤は、熱を下げるためには使用せず、高熱による消耗や全身倦怠感を和らげるためにだけ使用します。

2006年3月のワンポイントアドバイス

歯周病と動脈瘤

歯周病の原因菌は、心臓病など全身の健康にも害を及ぼすことが最近解ってきました。歯周病の人には、心筋梗 塞、動脈瘤が多く、また、歯周病と動脈硬化との関連も報告されています。歯周病菌は、血流中に入り込むと、より強い病原性を持ちます。歯周病菌が作り出す 毒素成分(内毒素)が、血管壁などの細胞傷害などを起こすのではないかと考えられています。健康のためにも歯周病の予防と治療が大切です。

2006年4月のワンポイントアドバイス

浮腫(むくみ)

体の中の水分が皮下組織に異常にたまる事を浮腫(むくみ)と言います。腎機能障害、心不全、肝機能障害などか ら、女性では更年期障害や妊娠中毒症からむくみを生じる事があります。また、病気以外の場合は、栄養障害によるものもあります。病気以外の場合は水分では なく塩分の摂取過剰が原因です。塩、醤油や化学調味料を控えて、ミネラルバランスがくずれるのを防ぎましょう。栄養不足の場合は栄養のバランスを見直す事 がもっとも大切です。

2006年5月のワンポイントアドバイス

薬の副作用

医薬品医療機器総合機構の調査において、医薬品の副作用で最も多いのは皮膚障害(湿疹等)と報告されています (約38%)。次に多いのは視力障害 (約26%)、肝障害(約23%)です。また、被害を受けたときの年齢は、50歳代が18.8%と多く、60歳代17.6%、30歳代15.1%と報告さ れています。当院では副作用に注意して処方しておりますが、個人の体質などにより副作用が出る場合があります。湿疹などおかしいと感じたときは服用を中止 し、ご連絡下さい。

2006年6月のワンポイントアドバイス

麻疹(はしか)

麻疹が関東で集団発生し、全国への拡大が危惧されています。麻疹は非常に感染力が強く空気で感染します。潜伏 期間は約10~12日といわれ、発症すると重症で肺炎や脳炎を併発して死亡する場合もあります。200~1000人に1人の死亡率が報告されています。予 防接種未接種の方で麻疹に罹っていない方は、直ちに接種してください。予防接種をうけても100人に2~3人は免疫がつかない場合があり、また、接種後 10年以上経過すると罹ってしまうことがあります。

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