スミゾメハキリバチ(墨染葉切蜂;ハチ目ハキリバチ科)

多磨霊園の墓域を区切る石材の上に、黒い大きな蜂がいた。初めはオオハキリバチかと思ったが、オオハキリバチは胸部によく目立つ黄橙色の毛があること、夏後半から秋に見かけることから否定された。胸部には黒い毛があること、腹下面に橙色のスコパ(scopa 花粉採取毛)が豊富にあることなどを加味して、スミゾメハキリバチであろうとした(「成城の動植物 (ここ)」や 「東京23区内の虫 2 (ここ)」を参考にしました)。ただし、スミゾメハキリバチはムナカタハキリバチの亜種♀で、♂では区別できないという(『日本産ハナバチ図鑑』p323)。

('17) 5月28日撮影 於府中市
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