頭寒足熱 腹八分

野口整体 気・自然健康保持会

主宰 金井省蒼

 

2、シャワー・足湯・脚湯・肘湯

『月刊MOKU』2007年2月号
頭寒足熱 温めて体を整える
より

   

■ シャワーの浴び方

 

 

1、シャワーを背中に浴びて、背中の右側と左側で温度の感じ方の違いがあるか感じてみましょう。

2、同じようにシャワーを上から下まで当ててみて感じ方の違いがあるかをやってみましょう。

3、毎日続けると、同じお湯の温度でも、体の状態によって体感温度が変わることを感じられるようになります。その日の適温が大切ですね。

  


  

■ 足湯(あしゆ、そくとう)

 

 

1、足湯の前にコップ一杯の水を飲みます。

2、足湯は普段の入浴温度より2〜3度高い湯(42〜45度)に踝がかくれるまで6分間つけます。

3、湯は温度が下がらないように差し湯をします。

4、乾いたタオルでよく拭いて、赤みの薄い方の足だけ差し湯をし、一度上げて、もう2分間つけます。

5、よく拭いてから寝ます。

  


  

■ 脚湯(きゃくとう)

 

 

1、脚湯の前にコップ一杯の水を飲みます。

2、脚湯は普段の入浴温度より2〜3度高い湯(42〜45度)に膝がかくれるまで6分間つけます。

3、湯は温度が下がらないように、深い容器や浴槽で、差し湯または湯を沸かしながら行なえるとなお良いです。

4、乾いたタオルでよく拭いて、赤みの薄い方の足だけ差し湯をし、一度上げて、もう二分間つけます。

5、よく拭いてから寝ます。

*足湯・脚湯ともに就寝前に行なうのが一番効果的です。
途中で発汗したら乾いたタオルで背中などをよく拭きます。

  


  

■ 肘湯(ひじゆ)

 

 

1、長時間文章を書いていたりで、腕や肘に疲労を覚えた時に最適です。

2、普段の入浴温度より2〜3度高い湯(42〜45度)に、疲れている方の肘の少し上までを4分間つけます。

3、湯は温度が下がらないように差し湯をします。

 

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