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 和平復興関連No17 


2003-09-06
日本の明石康平和特使,11日にコロンボ入り
援助金の完全履行を目指して会議を開催


 スリランカ政府報道官GL・ピーリス大臣はこの木曜日,好例の記者会見で日本の明石康平和特使が9月11日、コロンボを訪ね、6月の東京援助国会議で約束された援助基金の完全履行を進める会議を開くことになったと報じた。
 この会議には援助各国とLTTEの参加も予定され,復興開発援助金の配分と速やかな履行に関して議論が交わされる。会議は12日,コロンボで開催される。
 報道官はまた,日本の明石特使がスリランカ政府要人とLTTE指導者とも会談を希望しているとし、東部地区のアンパライとカルムナイにいるモスリム指導者との会談も持たれるとした。

 また同報道官は,ノルウエーのウィダール・ヘルゲッセン外務福大臣とエリック・ソルヘイム平和特使が9月17日に3日間の予定でコロンボ入りし、スリランカ政府とLTTEの間で膠着している平和会議を立て直す予定だと述べた。(タミル・ネット9月4日から / ディワイナ9月5日付けにも同様の記事が掲載された)

**駐スリランカ大塚大使は6月30日,キリノッチでLTTEのSPタミルセルワン政治局指導者に対して和平交渉に戻るよう説得した。また、日本政府は7月にスリランカ和平交渉再開を働きかけるため矢野哲朗外務福大臣をスリランカに派遣した。


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