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スリランカ料理『トモカ』のレシピー    かしゃぐら通信
パリップ






パリップ
●どんな料理?
リップというのは惹き割りにされた豆のことですが、どんな豆かと言えば緑豆の形をを思い出していただければだいたい間違いはありません。スリランカでは鮮やかな橙色をしたものが使われますが、これが輸入に頼っているというのは悲しい現状です。今はご飯がエネルギー源の大本ですが、かつては豆がその中心にあったと考えられます。クラッカンもそうした豆(種)の一つですが、パリップはより重要な主食足り得ていた時代があったものと思われます。「パリップを飲む」という言い方をする歌がありますが、これがなくてはスリランカ料理たりえません。

材料
 パリップ、玉葱、粉唐辛子、コリアンダー、カラピンチャ、ターメリック、青唐辛子、ポルキリ、クミン・シード、シナモン、鰹節、ポルキリ、(植物油)

作り方
@器に入れたパリップ60gを水でよく洗います。乾いた豆はすぐに水にふやけますから手際よくすすぎます。
A洗った豆にひたひたになるぐらいのポルキリ、唐辛子粉1T、小口切りの青唐辛子2〜3個、微塵に刻んだ玉葱30gを入れ、これにスパイスとしてクミン・シード1/2T, シナモン1欠片、コリアンダー1T、カラピンチャ数枚、ランペ1片を入れて火にかけます。
B煮あがったらターメリック1/2Tを加えて塩で味を整えます。
C鍋に油を引き、カラピンチャ、ランペを少量の微塵に切った玉葱と共に炒めます。玉葱が色付きカラピンチャの甘いかおりが立ったらBを入れて、一煮立ちさせて出来あがりです。   

食べ方
皿に盛ったご飯に掛けて、ご飯と指でよくからませてから口に運びます。

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