home
movie
music
diary
book
friends
profile
sitemap

この画像をクリックするとamazon.co.jpの各商品紹介ページにジャンプします。視聴や解説、たくさんのレビューが読めますので、ぜひ参考に!
トップページ> 音楽> レビュー> 2004年> 12月
December, 2004
Original Sound Track by Massive Attack
Danny The Dog
Opening Title
Atta' Boy
P Is For Piano
Simple Rules
Polaroid Girl
Sam's Tunes
One Through At A Time
Confused Images
Red Light Means Go
Collar Stays On
You've Never Had A Dream
Right Way To Hold A Spoon
Everybody's Got A Family
Two Rocks And A Cup Of Water
Sweet Is Good
Montage
Everything About You Is New
The Dog Obeys
Danny The Dog
I Am Home
The Academy
Massive Attack公式サイト(英語)
映画公式サイト(フランス語)
Release Date [US] : 2004.10.26
ジェット・リー主演、リュック・ベッソン脚本で来年公開の
映画『Danny The Dog』のサントラになります。
(アメリカでは『Unleashed』という題になるみたい)

この映画の音楽担当が、イギリスを代表するテクノ・ユニット
マッシヴ・アタックということで、映画自体よりも
サントラのほうに目が向いてしまうんですよね、どうしても。
(最近のリュック・ベッソン映画は、どうもね…。)

オレにとって、マッシヴ・アタックとの出会いは
『Mezzanine』という傑作アルバムがきっかけでした。
あのアルバムを聴いてるとですね、
「夜の暗闇の中、獲物を狙って目を光らせているライオン」を
想像してしまいます。そして、それを聴いてる自分は
「ライオンににらまれて一歩も動けない小動物」と化して
いるんですよね。その音楽を前にして、
ただただ身を任せるしかないという、幸せな降伏。

それから数年、メンバーの脱退(3人→2人に)があったあとに
発表された『100th Window』は、
『Mezzanine』とはまた違った一面を見せてくれます。それは
「獲物を食って満腹のまま、夢の世界へ落ちてしまったライオン」
的な、マッタ〜リとした世界でした。

そして、今回。2人になったはずですが、このアルバムに
クレジットされているのはひとり(3D)+グループの片腕のみ。
DJであるマッシュルームは参加していないようですが
聴いてみて、その理由がわかったような気がします。

それは音が「リュック・ベッソン仕様」になってるからです。
今まで、リュック・ベッソン映画の音楽担当として常連だった
エリック・セラっぽい曲が多々見受けられたからです。
そういう曲調にするときに、DJ的な要素は必要ありませんから。
もしかすると、「セラっぽい曲を作れ!」っていう
製作者側からのリクエストだったのかもしれませんね。
でも、そんな中にもマッシヴ風味がピリリと効いた曲も
何曲かあり、一度"眠りに落ちてしまった"雰囲気を打破する
前準備になってるような気がします。そうであってくれたら
うれしいんだけど!

結論:
このアルバムは
「熟睡していたライオンが、寝ぼけまなこで起き出し、
 準備体操を始めたところ」
という風に位置づけたいと思います。

百獣の王ライオンには
早く目覚めて、獲物をガンガン追いかけてもらわねば!
posted on 2004.12.15
▲TOP
平井堅
SENTIMENTALovers
思いがかさなるその前に...
jealousy
言わない関係
君が僕に憑依した!!
瞳をとじて
青春デイズ
style
signal
鍵穴
nostalgia
キミはともだち
センチメンタル
公式サイト(日本語)
Release Date [JP] : 2004.11.24
「R&Bが苦手である」と公言しているわたくしが
なぜ平井堅を聴くのか?
そして、なぜ気に入るのか?
不思議ですよね。
かなり不思議。オレも不思議。

でもさ、あの声を聴いたら、
好きにならずにはいられないんっすよ!

とは言え、あの声を堪能できるスローバラードが好きなだけで、
ガチャガチャうるさいR&B系の曲とか、
ちょっとコミカルな曲("君が僕に憑依した!!"みたいなヤツ)は
この際どーでもいいんっす。

もうね、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の最後に流れた
"瞳をとじて"なんかね、もう、聴いただけで目頭がジンジン
きちゃうんだから、それだけで充分じゃないか、オレ!
って感じです。はい。ああいうの、大好き♪
もうね、ほんと、映画館では
映画に感動し、さらに平井堅の声に感動してしまったもんだから
電気がつくまで瞳が開けられませんでしたよ。

この人の声は優しい。
どこまでも優しいの。
オレのことを元気づけるわけでもなく、
興奮させるわけでもなく、
ブルーにさせるわけでもなく、
しっとりさせるわけでもなく、
ただ、すぐそばにいてくれる。
そんな感じがするんですよねぇ。

オレがオンナなら、まずあの声を聴いただけで
若干濡れてしまうと思います。
パンツにシミができちゃうと思います。
そんな声ですね。はい。
あ、お下品な発言ごめんなさいね。ウフ。
posted on 2004.12.06
▲TOP
東京事変
教育
林檎の唄
群青日和
入水願い
遭難
クロール
現実に於て
現実を嗤う
サービス
駅前
御祭騒ぎ
母国情緒
夢のあと
公式サイト(日本語)
Release Date [JP] : 2004.11.25
椎名林檎という人は、
今までずっと爆走してきた感じがします。
ウマで言えば、最初から最後までずっと先頭で走って
誰の後ろにもならずにフィニッシュしたいと思いながら
走るタイプなんじゃないかな。
でも、そんなウマはほとんどが
途中でスタミナが切れてしまって
最後はヘトヘトになって遅れていくんですよね。
(例外はオグリキャップぐらいかな?)
優勝できない上に、ヘボい(と自分では思ってる)ウマたちに
どんどん抜かれてしまうと、余計にストレスが溜まってしまって
そのうちに性格が歪み、やる気が失せ、体調も上がらず
本物の「駄馬」に成り下がってしまう。

そうなると、なんかかわいそう…。

椎名林檎も「このままじゃ、私、駄馬になってしまう!」
と思ったかどうかは知りませんけど、
"このまま一人でやってたら、近いうちに潰れてしまう"
みたいな危機感。あったのかなぁ?
なので、今回ソロではなくバンドとして再出発したのは大正解!
椎名林檎という、超パワフルで高性能なサラブレッドの上に
バンドメンバーが3人も騎乗し、その「1:3」の力関係で
ちょうどよいバランスが保てたのかもしれませんね。
前へ前へ!と行きたがる馬をうまく抑えながら、
ゴール前でトップスピードにもっていった最高の騎乗で
G1制覇!って感じだと思います。

競馬の世界、馬だけが良くてもダメだし、騎手だけが良くてもダメ。
バンドだって、みんなの体力と技術と気力が合わさって初めて
良いものができあがるはず。
東京事変には、これからも継続的ににがんばってほしいなぁ!
posted on 2004.12.03
▲TOP
U2
How To Dismantle An Atomic Bomb
Vertigo
Miracle Drug
Sometimes You Can't Make It on Your Own
Love and Peace or Else
City of Blinding Lights
All Because of You
A Man and a Woman
Crumbs from Your Table
One Step Closer
Original of the Species
Yahweh
公式サイト(英語)
Release Date [UK] : 2004.11.22
「原爆を廃棄する方法」というタイトル。
1曲目"Vertigo"の持つ、とてつもない突進力。

このアルバム、マジでヤバいっすよ!

世界を代表するロックバンドU2、4年ぶりの新譜であります。
デビューからすでに25年も経っているバンドなんですが、
このサウンドの若々しさたるや、一体なんなんでしょ!?
この夏、オレがノリノリで聴きまくってたJetが
おとなしくて、野暮ったく聴こえてしまいます…。

この歳にして、このサウンド。そしてこの歌詞。

「初心忘れるべからず」
U2がU2である理由はここにあるんでしょうね。

ほんと、このオッサンたちはエラいよ。
いつも必ず"時代の最先端を歩こう、見つめよう"という姿勢を
持ち続けてるんだけど、それを吸収し終わったなぁと思ったら
必ず一度後ろを振り返るんだよね。
そして、過去を振り返ったものと、現在手に入れたものを
完璧にミックスして、また新しいものを創り出すんだから!

すげぇよなぁ。
posted on 2004.12.01
▲TOP
new release | disc review | live review | artists | special
home | movie | music | diary | book | friends | profile | sitemap