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トップページ> 音楽> ライブ> Ajico (2001.03.15)
at NHK Hall, Tokyo / 2001.03.15
本サイトにちょくちょく登場するAjicoのライブに行って来た。
チケットとるのにも、すげぇ苦労した。
汗と涙の結晶だ。
それでも、3階席の左端という、お世辞にもいい!とは言えない席。
その分しっかり聴いてやるぞ!とちょっと緊張気味にスタートした。

Ajicoとは、
元Blankey Jet Cityの浅井健一(g,vo)とUA(vo)が組んだバンドだ。
オープニングは浅井(以下ベンジー)がソロで登場、
甘酸っぱい感じの曲を弾く。
そのあとUA、TOKIE(b)、椎野恭一(ds)が登場。
UAはスナフキンみたいな格好をしてた。ちょっと苦笑。
その次の曲は、題名はわからないけど、とても有名なジャズの曲。
ここですでに、リズム隊のすごさが垣間見られた。
だって、ジャズだよ?グルーブ感がかっこよすぎ!
そんじょそこらのロッカーには手出しできない領域じゃないの?と思った。
特にTOKIEさんは、すっげぇ。TOKIEさんなしにAjicoは語れない。

「深緑」からの曲は「すてきなあたしの夢」からスタート。
次の"美しいこと"へのCDと同じ曲順は、とても聴きやすかった。
すでに大興奮!
アップテンポな曲、スローな曲が交互に演奏される中、
ベンジーのギターは鳥のように舞っていた。
Blankey Jet Cityでは、「ギターの疾走感」というものに
こだわってきたように思えるが、Ajicoではもっと自由自在に、
行きたいところにいける楽しさを味わっているようだった。

中盤にはUAの「悲しみジョニー」や「歪んだ太陽」、
おまけにBlankeyの「Pepin」までも演奏してくれた。
どれも大好きな曲ばっかり!
「悲しみジョニー」なんかは元々、とっても寂しい、静かな曲である。
それでも、Ajicoが演奏すると何か温かいものを感じた。

UAの歌声は、CDで聴いても十分すごいのだが、
生で聴くと、もうハンパじゃない。彼女が声を出した瞬間に、
ライブ会場の隅から隅までがUAワールドになるのが
目で見えるぐらいだった。
歌が好きで、没頭できて、それを自分のものとして表現できる。
しかも日本人離れした歌声。ほんと、うらやましいなぁ。
タンバリンなどの打楽器のリズム感もかっこ良すぎ(当たり前だけど)!

時間はあっという間に過ぎ、アンコールへ突入。
個人的に一番聴きたかった「庭」をやってくれた。
あの、"静かなんだけど、内なる炎が燃えたぎってる"感じが好き。
UAも燃えてくれてたような気がする。
最後はアルバムと同じ「カゲロウソング」で終わり。しっとり。

Ajicoは、混成プロジェクトのようなもので、
これからどんな活動をしていくのか、よく知らない。
でも、あのバンドとしての一体感は、
もう何年も一緒に活動してるかのようだった。
これからも、ヒマがある限りガンガン活動していただきたい!
そして、もっとたくさんの心に響く曲を創って、演奏してもらいたい。
そしたら今度も、死ぬ気でチケットとるよ!
01. (Opening)
02. Take Five
03. すてきなあたしの夢
04. 美しいこと
05. 青い鳥はいつも不景気
06. Garage Drive
07. 悲しみジョニー (UA)
08. メロディ
09. メリーゴーランド
10. Pepin (Blankey Jet City)
11. 歪んだ太陽 (UA)
12. 深緑
13. フリーダム
14. 波動
[ Encore ]
15.
16. カゲロウソング
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