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トップページ> お友達トップ> バックパックとともに旅するオトコ> 2002.05.01
2002.05.01
四季のある街「メルボルン」その1
朝7:00、大陸南の果て、「メルボルン」に到着。
さすがに二日も列車の中で過ごすとつかれる。
列車を降りた第一印象は

「寒い!」

今までは、半そで・短パンで地方を渡り歩いてきたが、
いっきに南下したここメルボルンは、今は秋なのだ。
道には落ち葉が敷き詰められ、
なんとなくもうすぐクリスマスっていう雰囲気が漂っている。
四季がある所に来たのだ!

そんな気分をぶち壊すかのように、
例のコロンビア人が「レッツ・ゴー」を繰り返す。
どうやら行き先は分かっているらしい。
われわれは「トラム」に乗ってヤツの友人宅に向かう。
「トラム」というのは、いわゆる路面電車のことで、
メルボルンの街中を縦横無尽に走っている。
その数100近くのルートがある。
まさに、トラムにも渋滞が起こる。

われわれがその友人宅に到着すると、
彼はさっさと身支度をして
学校に出かけて行ってしまった。
なんてことはない。
彼の部屋は単なるせまっちぃ1ベッドルームなのである。
しかし今はとにかく眠りたかった…

が、また例の「レッツ・ゴー」
はぁ????

次の日、彼が出かけて行った後、
この家のオーナーを名乗る中国人がやってきた。
ヤツは
「おまえらこの部屋に泊るんだったら金払え!」
「話が違う!彼はただで泊めさせてくれるといった!」
「関係ない」

俺は決心しました。
もうこんな奴等には用はない。さらばじゃ。
荷物をまとめて出て行こうとすると、「トゥギャザー」。
もう聞き飽きたが、とりあえず街までは一緒に行ってやる。
しかしトラムに乗ってまもなく、
「レッツ・ゴー」といって降りようとする。
(街まで行くといっただろうが!!)
俺は無視をした。

コロンビア人は、多分チケットの見回りを怖がったのだろう。
勝手に降りていった。ただ乗りするからいけないのだ。
おれはまたつぶやいた。

(さらばじゃ)
posted on 2002.06.01
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