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シニア向きクルマ旅
キャンピングカー旅の実際とノウハウ

キャンピングカーで長旅をしてみませんか?
リタイアを契機に夫婦でクルマ旅を始める人が増えています

ボクのクルマ旅の実態とノウハウを紹介します

目次
1.疲れない長旅のコツ
 「自宅と変わらない生活を」
   @「車」ではなく「家」
   A快眠
   B食事
   C寛ぎ
   Dトイレ
   Eキャンピングカーも我が家
 「スローライフ」
   @走り過ぎない
   A目標も効率も要らない
2.長旅の実際とノウハウ
   @P泊(車中泊)の場所
   A車上生活のパターン
   B電気
   C水(積載量、使用量、給水)
   Dゴミ
   Eトイレ
   F入浴
   Gテレビ
   H着替え
   I家財道具・持ち物
   J旅先の情報源
   K留守宅の備え
   L趣味
   M夫婦仲



1.疲れない長旅のコツ

「自宅と変わらない生活を」

まず「1週間程度の旅と、1ヶ月以上の長旅とは、全くの別物」という理解が必要だ。
短期の旅というものは、「旅の疲れは自宅で癒す」ことを、無意識にせよ前提にしている。
不自由な車上生活、無理な長距離走行、過密な観光計画・・・これらは短期旅だからこそ可能なのであって、そのツケは自宅に持ち帰ることが出来る。
しかし長旅となれば、自宅をアテにせず、キャンピングカーで全生活を完結させなければならない。
電気や水の不足、それに、寝不足・疲れ・ストレス・溜まったゴミ等を、自宅に持ち帰るわけには行かないからだ。
長旅の車上生活は「持続可能」でなければならない。

一般の短期旅行というものは、日常よりもお金を使い、ご馳走を食べ、贅沢をして、疲れをためて帰宅する、いわゆる「ハレの日」だ。
しかしクルマでの長旅はハレの日ではなく、日常的な車上生活なのである。


@車ではなく「家」
たまの休日に親子連れで数日間のキャンピングカー旅をするのなら、不自由なキャンプ生活も面白いし、教育的でもある。
しかし、シニアが長旅を楽しもうというのなら、不便を忍ぶ生活ではなく、自宅同然のリラックスした、疲れない生活が可能でなければならない。
経験のない人には「クルマ旅は疲れるもの」という思い込みがあるが、車上生活を自宅なみに便利にすれば、長旅をしても疲れなくなる。
そうなると面白いもので、「帰宅してホッとする」ことも少なくなる。
自分の経験だけから言えば、これを実現するのは一般のバンコンでは無理で、キャブコン(またはバスコン)クラスが必要だろうと思う。
ただしキャブコンの走行性能は良くない。(参考→ご注意!「バーストと横転」)
時間は幾らでもあるのだから、「家」を引いているつもりで、いつもノンビリと走ることにしている。

A快眠
ウチの場合、バンクにカミさんが寝て、ボクはリヤのベッドで寝ている。
バンクベッドは2畳間の広さがあるが、リヤベッドは狭い。
二人の寝床は4メートル離れていて、その間にはカーテンがあるから互いの寝息も聞こえない。

冬はFF暖房機を使えば、一晩中一定の室温に保つことが出来るので、築30年の我が家よりも安眠できるかもしれない。
コルドバンクスは居室の窓全部が「二重ガラス+遮光スクリーン」構造の、実質的3重窓となっていて、真冬でも結露しないし、窓から冷風が吹き降りて温度ムラが生じるようなこともない。

夏は居室の窓とドア、全部で9ヶ所が網戸になる。
各ベッドは両側に窓があるので風が通り抜け、通気性は申しぶんない。
強力なベンチレーターがあるから、全部の窓を網戸にしてファンを回して寝れば、室温はたちまち外気温なみに下がる。

クルマよりもホテルの方がぐっすり眠れると思っている人が多いが、実際はその逆である。
最近のホテルは、寝具を羽毛布団1枚で済ませて、エアコンで室温をコントロールさせようとする。
タオルケット一枚でちょうど良いような室温でも、布団しかなければ冷房が要る。だから、布団を掛けた部分が暑くて、出した部分が寒いという妙なことにもなる。
ホテルが変れば、寝具もエアコンも変るから、毎日同じ状況で寝ることは難しい。暑すぎたり寒すぎたりすることが多い。
キャンピングカーは自分の家、自分のベッドだから、ホテルや旅館を転々とする旅よりも確実に良く眠れる


B食事
たまの短期旅行なら温泉旅館の豪華なご馳走も良いが、毎日続けたら病気になるだろう。病気にならないまでも、食べ疲れしそうな気がする。
外食も、たまに土地の名物を食べるぐらいにとどめないと、すぐに飽きる。
というわけで、長旅の食事は車内で作ることが多くなる。

車内では普通、油や煙の出る料理(炒め物・焼き物)は難しいものだが、ボクのクルマには車外に飛び出すガス台が設置してある。→引出し式ガステーブル
短期旅なら車内でやれる調理だけで十分だが、長旅ではいろんな調理が出来ないとストレスがたまるから、このガステーブルはとても役に立っている。


C寛ぎ
これも経験しないと理解できないことだが・・・・
日が暮れると照明をつけ、窓の遮光スクリーンと遮光カーテンを全部閉めてテレビをつける。
こうすると車内は、自宅の居間同然のアットホームな雰囲気に変わる。
不思議なほどに車外のことが気にならなくなり、そこが海岸だろうが、町中の駐車場だろうが、全く意識しなくなってしまい、雨戸を閉めた自宅の居間と同じような居心地で寛げるのである。

この場合に大事なのは、車内空間が車外(駐車場)と隔絶されていることだと思う。
自宅の居間で寛ぐ時は家の外を気にしないが、それと同じことで、キャンピングカー内で過ごす時に車外を意識するようでは、アットホームな寛ぎに浸れない。
車外の光や音が侵入するようだと気が散るし、逆に、車内の明かりが車外に漏れていて、他人の興味を引いているのではないかと気になるのも良くない。
だから、車内外を隔てるような構造と工夫も大事である。
遮光スクリーンや遮光カーテンは効果的だし、テレビをつけるのも車外が気にならなくなる良い方法だ。

夫婦二人使用のキャブコンは、居間とベッドが完全に別なので、いつでもすぐに寝られるのが有難い。
これもクルマ生活のストレスを少なくしてくれている。
カミさんがベッドに入ってからボクがパソコンを続けることもあるし、カミさんがテレビ鑑賞しているのに、ボクが先に寝ることもある。

寛ぐために入浴も重視している。
風呂で温まると緊張がほぐれ、身体が芯から柔らかくなるような気がする。
身体を清潔にすることよりも、寛ぎが主目的だから、シャワーで済ます気にはなれない。
その日の事情により、食事前だったり就寝前だったりするが、入浴は欠かさない。
今年(08年)の北海道旅行では49泊で49回入浴、うち48回が温泉で1回が銭湯だった。


Dトイレ
ボクは夜中にトイレに起きるので、トイレは必須設備だ。
雨の夜中に傘をさして外のトイレに行くような生活は続ける気になれない。
カミさんは日中でも「外のトイレに行くのは嫌」だそうで、近くに公衆トイレがあっても車内のカセットトイレを使うことが多い。
水・電気・トイレがあれば、車外の施設に全く依存せず、車内だけで過ごすことが可能だ。
トイレ無しで過ごす人も居るが、長旅のキャブコンは生活する「家」なのだから、トイレの無い家など、ボクには考えられない。


Eキャンピングカーも我が家
「そろそろ帰ろうか」と言ったら、カミさんが「クルマに居ても家に居ても同じだから、急ぐことはないでしょ」。
二人で居れば何処に居ても我が家、という気持ちになると、帰巣本能が薄れる。
長旅になると、「自宅に居たって、何もしない日があるよね」と言いながら、ほとんどを無為に過ごす日もある。




「スローライフ」

@走り過ぎない、無理しない
疲れのモトになる走り過ぎと夜間走行はしない。
クルマ旅には宿や交通機関の予約がないから、観光ポイントを大急ぎで次々に巡るバスツアーのような走り方はせずに済む。
予定の日だからと、雨の中を眺望の良い山に登ったりもしない。絶景を眺めたい場所があれば、近くで晴れの日を待つ。
船酔いが嫌なので、なるべくカーフェリーの予約もしない。海上が穏やかなのを確認してから、当日乗船している。

クルマ旅は家を引いているのだから、疲れればいつでも横になれるし、昼寝も出来る。体調に合わせた走り方が出来るので、虚弱な人や高齢者でも長旅が可能だ。
今のボクは1日平均100キロほどを走っているが、観光スポットを一通り回り終えれば、あまり走らない滞在型に変わって行くと思う。


A目標も効率も要らない
リタイアして時間はいくらでもあるのに、現役時代のクセが抜けきれないのか、まるで仕事のように忙しく遊ぶ人を見かける。
目標を立て、目標達成のプロセスを決め、スケジュール表を作り、効率優先で取り組む。
道の駅を全部制覇する、全ての国道を走破する、などがその例で、目標達成率を算出して励みにしているようだ。

せっかくリタイアしたのだから、ボクは目標必達も効率アップもご免である。
目標を意識しすぎると、プロセスが単なる「手段」に堕ちてしまい、楽しめなくなるような気がするからだ。
大事にしたいのは、いつものんびりと楽しむこと。
お使いの途中で道草ばかり食っているような子供になりたいと思っている。



2.長旅の実際とノウハウ

@P泊(車中泊のノウハウ)
快適なクルマ旅をするためには、常に優良なP泊候補地を多めに手持ちしていることが大事だ。
暗くなったのに寝場所が決まっていない、という状況に陥るのは大きなストレスになるからで、Aがダメでも1時間走ればBがある、というふうにしておくのが良い。

暗くなると、P泊地の駐車場所・給水・ゴミ処理・危険箇所などの状況把握が出来ないので、必ず明るいうちに到着する。
夏場でも午後4時にはP泊場所に着くようにしている。
駐車場は排水を考慮して傾斜をつけている場合があり、この傾斜がきついと車内生活に支障があるし安眠できないので、なるべく平坦な場所を選ぶ。
傾斜地にとめざるを得ない場合は、手持ちの傾斜修正板に車輪を乗り上げて水平にしている。

寝場所は主に駐車場。一番多いのが道の駅や、きちんと管理されている大型の公園で、たまに有料駐車場もある。
漁港は平坦でとめやすいし、釣りも楽しめるから、きれいなトイレがあるのなら、ボクには面白い場所だ。
いよいよ困ったときには、ローカル線の鉄道駅やフェリーターミナルも使える。
キャンプ場も料金が安ければ使うことがあるが、寝場所はテントサイトではなく駐車場である。
いずれの場所も、朝のトイレだけは車外を使いたいので、トイレ完備が必須条件になる。
ボクはネット検索で、全国の全県に各10ヶ所以上の候補地リストを作ってから旅を始めた。リストアップの条件は@静かなことAトイレがあることB入浴施設が近いこと、だった。

P泊地は、安眠のため「静けさ」を最重視している。
敬遠したいのは・・・通行量の多い国道沿い、そばに信号や上り坂があるところ、夜間に大型車が入ってアイドリングする駐車場、走り屋が出没する場所・・・などで、初めての場所でも可能な限り、地図ソフトやネット検索で事前調査している。
ボクは万一に備えて、枕元に耳栓を用意している。
実際に現地確認したP泊地には自分なりの評価をつけ、ホームページに掲載しているので参考にされたい。→評価つきP泊リスト
なお、道の駅で売っている、ゼンリンの「道の駅 旅案内 全国地図」1050円は、クルマ旅の必携品である。


A車上生活のパターン
安全と疲労防止のために、原則として夜間走行はしない。
P泊地に風呂が無い場合は、あらかじめ調べておいた温泉などに途中で立ち寄る。
4時前にはP泊場所に着き、明るいうちに周辺の状況を調べ、食事の準備にかかる。
食後にはテレビを見たりパソコンに向かって、9時ごろには就寝。
電気節約もあって夜更かしはしない。
旅を続けていると自然に夜は9時就寝、朝は5時半起床のパターンになる。


翌早朝、道の駅が閑散としているうちに洗顔、朝食、トイレ、そして清水の補充作業、必要ならブラックタンク(トイレ)の処理。
すぐに出発しない日は、7時前後に始まる直売所の搬入を見物しながら、朝採り野菜や手作り食品を物色する。
野菜は直売所で買うが、他の食材は町のスーパーで調達している。


B電気(サブバッテリー、ソーラー、インバータ、発電機)
生活の電源は3つのサブバッテリーだ。
サブバッテリー3個を並列接続しているので、電子レンジを使っても安心だ。
130Wのソーラーパネルをつけているので、晴天に恵まれれば、2連泊が可能である。
バッテリー3個が満充電でも、雨の2連泊はきわどく、走行充電しないと電力不足に陥る。

一番の電気喰いは電気式冷蔵庫。
もし電気冷蔵庫が無くて、しかも晴天続きなら、工夫しだいで1週間程度の居座り連泊が可能だと思う。
だから電力不足対策のカギは、冷蔵庫との付き合い方にあると言ってもよいだろう。→参考アイデア
ガス冷蔵庫は電気を喰わないが、プロパンガスにはまた別の問題があるようだ。

130Wのソーラーパネルの発電量は僅かなものだ。
一日平均の発電量は20AH以下だから、その日の照明とテレビを賄うのがせいぜいだろう。電気冷蔵庫が夏場の1日に消費する電力の、たぶん半分以下しか発電しないと思う。
それでもソーラーをつける人が多いのは、自宅の駐車場にとめているときも発電し続けるので、いつでも満充電で出かけられるというメリットがあるからだ。(→130Wソーラーパネル

発電機は周囲に迷惑なので、ほとんどのP泊場所では使えず、「非常用」の位置づけになる。
サブがカラになると、人の居ない場所にクルマを移動して発電機から充電することになるが、充電には長時間かかる。
だから発電機を買ったが、使っていないという人が多い。
ボクは発電機をやめて、今はアイドリング充電をしている。
オルタネーターの発電電圧は14ボルト程度なので、サブを満充電にするには、最後の一押しが足りない気はするが、走行充電並みの充電が出来る。
小型トラックの場合、アイドリングと発電機の燃料消費は同程度のようである。

サブバッテリーは直流12Vなので、1500Wのインバーターをつけて交流100Vを取り出している。
100Vを使うのは、電子レンジ、テレビ、パソコン、掃除機、携帯電話やカメラの充電・・・など。
大電流が流れる電子レンジはバッテリーを痛めるので、一日の使用時間は10分程度に自粛している。


C水(積載量、使用量、給水)
ペットボトル入りの飲料水を別にすれば、清水の消費量は1日平均30リットル弱である。
清水タンクは20リットル+20リットル+5リットル+5リットル、の合計50リットルを載せていて、5リットルタンク2本で水運びをしている。(→タンクの写真
道の駅のうち、タンクに水を汲めるような水汲み場を備えているのは3分の1以下だろう。
設備はあるのに蛇口を使えないようにしている駅もある。P泊車は歓迎されていないのである。
トイレの洗面台から取水出来ないことはないのだが、気分が悪いのでボクはやらない。
道の駅で取水出来ないときは、公園や運動場で水汲みをしている。町の野球場や運動公園には、利用者のために水飲み場が備えてあるものだ。
なお、ボクの評価つきP泊リストには給水の情報も載せてある。


Dゴミ処理→参照:長旅でのゴミ処理法


Eトイレ
専用ルームのトイレは同乗者に気兼ねなく使える。
簡易な水洗式のカセットトイレは快適だ。
我が家の場合、2泊ごとにブラックタンクの処理(水洗トイレに流す)をしているが、きちんと薬剤を入れて小用に限定して使えば、苦になる作業ではない。
薬剤の詳細は→こちら
ブラックタンク処理の詳細は→こちら

F入浴
無料温泉パスポート付きの雑誌があるが、これはクルマ旅に絶好である。
走行計画と組み合わせれば、無料温泉のハシゴ旅がたっぷり楽しめる。
北海道なら、HO(ほ)。
西日本なら、温泉博士。
北東北なら「北東北・日帰り温泉」。
東北関東を中心にした広域では、自遊人(企画のあるときだけ可能)。


Gテレビ
長旅でのテレビは番組を見るためだけではなく、大事な寛ぎのツールでもある。
日が暮れて窓を閉めた後にテレビをつけると、不思議なほど車外が気にならなくなり、ダイネットはアットホームな雰囲気に変わる。テレビは癒しの小道具だ。
町中などでは地デジ放送を見ているが、野鳥観察が趣味のボクは山間部でのP泊も多く、そんな場合はBS放送を見ている。
BSはどんな場所でも受信できるのが有難い。
BS放送の受信方法については→こちら
地デジの受信方法については→アンテナはこちら   受信設定はこちら

H着替え
洗濯はもっぱらコインランドリーを利用し、公共の駐車場で車外に洗濯物を干すようなことはしない。
毎日取り替える下着や靴下は、1ダース程度を用意している。コインランドリーは大きな町やホテルにしかないが、10枚以上あれば広い北海道でも間に合うはずだ。着替えが少ないと少量で洗濯機を回すことになり、不経済でもある。
衣類は軽量なのだから、暑さ寒さ対策の着替えは幅広く多めに揃えたほうが良い。
パジャマも常時、夏物と冬物の両方を積んでいる。
予想外に寒いときは重ね着すれば済みそうなものだが、長旅の場合は臨時的な服装は避けて、ゆったり寛げるようにしたほうが得策だと思う。


I生活用品・積載物
1ヶ月を超える旅を快適にするためには、自宅なみの生活用品が必要だ。
長旅になれば髪も爪も伸びる。
体調を崩すこともあるから、薬や健康保険証も要る。
長雨や嵐にも出会うし、虫の来襲もある。
遊び道具や暇つぶしの本もあったほうが良い。
どんな状況でも快適に過ごせるように、想像力を働かせて準備している。
ボクの積載品リストは400品目ほどになるが、出かける度に積むのは大変なので、その大部分は積みっぱなしだ。
もし大地震などで自宅が壊れたとしても、すぐにクルマで生活が出来る。


J旅先での情報源
ボクが持参している書籍類は、道路地図、道の駅、観光案内(るるぶ等)、釣り案内、キャンプ場ガイド、探鳥地案内、など。
短期旅は出発前に綿密な計画を立てることが出来るが、長旅では難しくなるので、なるべく多くの情報を持参したほうが良い。
道の駅には観光パンフレットなどが置いてあり、周辺情報が入手出来る。
ボクの場合は、パソコンで常時インターネット検索を可能にしているので、情報環境は自宅と変わらない。


K留守宅の問題・・・長旅の場合は、自宅に留守番が居ないと問題が多いので対策を。
最重要は防犯対策。侵入は防ぎきれないという前提で、貴重品は置かない。
新聞を止める・・・それでも長期になると郵便受けがチラシなどであふれ出すので、郵便受けを超巨大にする。
宅急便(特に中元・歳暮)の不在票がたまらないように手を打つ。
夏場に数ヶ月も留守にすると、流し台の排水管にあるトラップの封水が蒸発してしまい、下水臭が排水路から逆流し、室内に強烈な悪臭が染み付いてしまうので、流し台の排水口をラップで密閉して蒸発を防ぐ。また、シンク下の収納庫は臭いがこもりやすいので扉を開いておく。
換気の無いトイレの場合は、ドアを開放したままで出かけないと、トイレルーム内に悪臭がこもる。
庭の散水ホースの元栓を閉め忘れると、水圧でホースがはずれて水が出っぱなしになることがあるので注意。
深夜電力の給湯器を休止する。
待機電力の停止・・・トイレの温水と暖房便座、テレビなど。
充電機器を止めて火災防止・・・ヒゲソリ、電動ハブラシなど、常時充電しているような機器。
町内や所属団体での当番や、回覧板等の対策。
水やりの必要な鉢や、ペット・小動物。
生ゴミを自宅に置いたままで長旅に出るのは嫌なもの・・・出発予定日とゴミ収集日との関係にご注意。

期限切れの契約更新・月代わりや年度替わりの手続きなどに注意・・・自宅に居れば通知が来るものでも、出かけていれば気づかないまま日が過ぎてしまう。(その例・・・国民健康保険証の有効期限は毎年7月末に切れて、新しい保険証が自宅に書留で配達される。同様に公的年金の被扶養者確認書類は、返信しないと妻のぶんが支給されなくなる・・・など)


L趣味
北海道では、パークゴルフ、写真撮影、釣りなどを楽しみながら長期滞在している人が多い。
観光地巡り・温泉巡り・グルメツアーだけでは長続きしないので、何か趣味をやるのが良いだろう。

もったいないことだが、「自分には趣味が無いから」と、リタイアせずに定年後も慣れた仕事を続ける人が多い。
「仕事一筋」で来たのであれば、趣味に出会う経験が少ないのだから、趣味が少なくなるのは当たり前。ゴルフやマージャンのような、仕事がらみの趣味しか身に付かないことになる。
しかし、その逆もまた言えるだろう・・・仕事一筋をやめて、未体験の世界に踏み出せば、必ず気に入った趣味に出会える。
旅は新しい体験をさせてくれるから、少年のように心を弾ませたり、新しい趣味に出会うことが出来ると思う。
(参考→1年を10倍に生きる方法


Mリタイア後の夫婦仲
「クルマ旅をしたいけど、奥さんがついて来ない」と言う人がいる。
夫婦でないと長旅は面白くないと思うが、旅の全行程が二人である必要も無いだろう。
嬉々として飛行場に奥さんを迎えに行く人を見たことがあるし、一人で趣味に没頭した車上生活をしていながら、たまに来る奥さんを大歓迎して接待に努める人もいる。
ずっと一緒に過ごしている人ばかりではないから、夫婦なりのやり方がありそうに思う。

余分な話・・・
「夫が外で働き、妻が家事」という分業でやってきた夫婦がリタイアすれば、分業体制も終了となる。
夫のリタイアと同時に、妻もまた専業主婦をリタイアしたと考えるのがスジなのだろうと思う。
だから、リタイア後の家事分担をどうするか・・・これは夫婦にとって、とても重要な問題だ。
稼ぎ手もリタイアすれば粗大ゴミ・・・こうならないように、夫は家事をこなしてカミさん依存を脱却し、自立するのが良い。
キャンピングカー旅を拒否する妻たちの理由には、「遊びに行ってまで、食事を作らされるのは嫌」というのが多い。
「夫のお守り役はご免です」と言っているのだろう。

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