スター・トレック ネメシス S.T.X

ロムラン帝国の中心である惑星ロムスとレムス。しかし外交の場に出てきたのは、ロムス人のみであった。
惑星レムスで育ったシンゾンはロムラン帝国を掌握するとすぐに宇宙連邦に和平を求めてきた。ピカード率いるエンタープライズは和平のための準備と調査のため、ロムラン帝国へと派遣されたが、待っていたのは巨大な戦闘艦だった。
果たしてシンゾンとは何者なのか、また彼の目的は?

「スター・トレック ネメシス S.T.X」は、偶数番目が当たりと言われるスター・トレック映画の10作目。もちろんこれも当たりの映画だった。そのノヴェライズが本編である。
内容的にはウォーフとロムラン人医師のエピソードが追加になったくらいで、映画とほぼ同じ。個人的には、データとB-4にもう少し踏み込んで欲しかったところだ。

書名:スター・トレック ネメシス S.T.X (STAR TREK NEMESIS)
著者:J・M・ディラード(J. M. Dillard)
訳者:斎藤伯好
カバー:UIP映画
カバーデザイン:ハヤカワ・デザイン室
発行所:早川書房
印刷:信毎書籍印刷株式会社
製本:株式会社明光社
初版発行:2003年3月31日
ISBN4-15-011439-0 C0197
形態:文庫(ハヤカワ文庫SF1439 ウ-1-50)
定価:740円+税