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No.99 檜洞丸
我家のすぐ近くから丹沢を眺めることが出来ます。このところ、雪が目立つようになったので、雪を目当てに檜洞丸(1601m)に登りました。

日時 2008年(平成20年)1月31日(木)
天候 晴後曇
同行 なし

所要時間
西丹沢自然教室(6.45) ←1時間→ (7.45)ゴーラ沢出合(7.50) ←1時間10分→ (9.00)展望台(9.05) ←1時間10分→ (10.15)頂上まで0.8km地点(10.20) ←25分→ (10.45)石棚山分岐(10.45) ←30分→ (10.15)檜洞丸頂上で昼食(12.00) ←1時間→ (13.00)展望台(13.10) ←35分→ (13.45)ゴーラ沢出会(13.55) ←55分→ (14.50)西丹沢自然教室

山行概要

檜洞丸頂上付近
檜洞丸頂上付近のブナ林
頂上付近のブナ林の一部にはまだ枝に雪が残っていた
自宅を4時30分に出たら丹沢湖を過ぎてもまだ真っ暗なので、中川温泉で20分ほど車を止めて時間調整をしました。それでも西丹沢自然教室前の駐車場には6時半前に着いてしまいました。周りはまだ薄暗く、少しぐずぐずと準備をし、隣に車が1台止まったのをきっかけに、歩き始めました。
周りの山に雪は付いていますが、ゴーラ沢出合まで登山道に雪はありません。ゴーラ沢を越え、石段を登った先の固定鎖場から雪が現れ始めましたので、少し先にある休憩用ベンチでアイゼンをつけました。昨日、西丹沢自然教室に雪の状態を確認したところ、標高1500mから上は積雪が50cmを越えているので6本爪以上のアイゼンが必要といわれていたので、アイゼンは8本爪簡易の両方を持参していたのですが、取り敢えず簡易アイゼンをつけました。
展望台までは、登山道の雪が時々消えますが、展望台を越えると登山道はずっと雪道になります。雪道といっても登山道を軽く覆っているだけで、しばらくは、いわゆる雪道を歩いている感じはしません。やがて檜洞丸まで0.8Kmと表示された導標のある休憩所に着きました。この辺りまで来ると登山道の積雪量は10cmほどになりますが、簡易アイゼンで全く支障はありません。下着が汗でぬれていて長居をすると寒くなるので、一休みの後、先へ進みました。次の目標の石棚山分岐までは一息です。
ルートマップ石棚山分岐まで来ると雪は多少多くなりますが、さほどではありません。木製の階段や木道は雪に埋もれておらず頭を出しています。少々拍子抜けをしました。ここまで来れば、頂上まであとわずかです。写真を写しながら、木道の上をのんびり歩いて頂上へ向かいました。頂上へ着いて写真を写していると、登山者が一人登ってきました。私と同年輩で、この日であった唯一の登山者です。お互いに特に言葉を交わすでもなく、私はいつものように湯を沸かしてラーメンを作り、昼食にしました。天気予報では、今日は来た風が強くなるとのことだったのですが、無風で陽射しはありませんでしたが、そう寒くはありません。昼食の後、インスタントの甘酒を一杯飲んで心休まるひと時を過ごし、下山しました。帰りは、箒沢で箒杉を見て、久しぶりにぶなの湯に入りましたが、この日はガラガラでした。

ゴーラ沢出合までの登山道 ミツマタのつぼみ西丹沢自然教室からゴーラ沢出合までの登山道は枯葉のじゅうたんで雪はなかった
ミツマタの白いつぼみが目に付いた
丹沢では3月になると開花し、間近で見ると意外に美しい花である
休憩用ベンチ 休憩用のベンチ
ゴーラ沢出合から15分ほど歩いたところにある
今回は、ここで簡易アイゼンを装着した
この後しばらくは、雪道と雪無し道が交互に現れた
展望台 展望台
手持ちの高度計では1079mと表示されていた
ベンチの前が開けていて、富士山(下の写真)が良く見える
展望台から見た富士山 この日富士山が見えたのは、これが最後
このあとは、雲がかかり見えなくなった
800m地点休憩所 頂上まで0.8Km地点の休憩所
ここの高度は手持ちの高度計で1418m
休憩用のベンチがあり、大室山や犬越路が目の前に見える
この日は、その向こうに南アルプスが良く見えた
ここまで来ると頂上まではあと僅か
この辺りから雪が多くなったが、道が埋もれるほどの積雪量ではなかった
雪の登山道 石棚山分岐への登り
木製の階段が多くなり、登りがきつくなる
シロヤシオが多く生えている
檜洞丸に登るのはこれが4回目になるが、まだ一度もここのシロヤシオの花を見たことがない
石棚山分岐 石棚山分岐
高度計の表示は1513m
この先は木道が続き、檜洞丸の頂上まで急な登りはない
ここの導標には、檜洞丸まで0.6Kmとある
ここまで来ても木道や木製の階段が雪の中から頭を出しており、積雪量は多くない
同角ノ頭 同角ノ頭
石棚山分岐を過ぎると眺められる
丹沢では比較的目立つピークだが、あまり知られていない
高さは塔ノ岳と同じで、1491mある
木道 木道
石棚山分岐を過ぎると、しばらく木道が続く
大きなブナの木が多く、気持ちの良いところである
木道の上の雪が少なく、アイゼンを付けて歩くのは、少々気が引けた
頂上までの丘 上の写真の木道が終わると、小高い丘が現れ、これを登りきったところが頂上
木の枝に雪が残っていて、青空を背景に美しかった
檜洞丸頂上 檜洞丸頂上
雪の中に踏み跡があったが、僅かで、新しく雪が降ってからは、登ってきたのはほんの数人と思われた
頂上には休憩用のベンチが10台近く設けられている
西〜北側が開けていて、晴れていれば富士山が良く見えるが、この日は生憎雲の中
手持ちの高度計は1609mを示していた

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