丹沢・塔ノ岳から鍋割山 2001年2月17日 日帰り

2月17日 晴れのち曇り

7:15 大倉バス停をスタート(高度計:255m, 温度計:15.5℃)

すべりやすい道
すべりやすい道
しばらくはフツーの道だったが、見晴茶屋より上では日陰になると雪混じりの道が出没。雪と泥が混ざり合っていて、見た目にはどちらともつかない。しかもこの時間ではまだ凍っているのでよくすべる。

8:39 駒止茶屋に到着(845m, 10.2℃)

くっきり富士山
くっきり富士山
天気は申し分なく、小屋の少し上、左手には富士山が裾野まできれいに見えた。

9:00 堀山の家に到着(905m, 7.6℃)

階段地獄
階段地獄
大勢の人がアイゼンを装着している場面に遭遇する。道を見上げると、まだ石ころ道が続きそうだ。アイゼンどころか、雪のついているところの方が少ない。だれか一人が着けたのを見て、他のパーティも真似たのだろう。
大倉尾根は南に面しているためだろうか、雪の付きが少ないようだ。丸太の階段が剥き出しになっている。階段というだけでも疲れるのに、ときおり雪が混じってすべるため、歩きづらいことこの上ない。

9:46 花立山荘着(1290m, 12.0℃)

花立山荘より
花立山荘より大山(左)、三の塔(右)を望む
展望のとてもよい花立山荘に到着。振り返ると富士山から相模湾までが一望できる(ぐるぐる写真)。花立山荘より上の道は全て雪に覆われている。思ったより深い。相棒Kはここより軽アイゼンを装着する。

10:39 塔ノ岳到着(1485m, 13.1℃)

塔ノ岳より西方
塔ノ岳より西方
さっきまできれいだった富士山に雲がかかってしまった(大きな写真)。しかし、南アルプスが一列に並んで見え、すばらしい(ぐるぐる写真)。南は相模湾がすべて見渡せ、伊豆大島もうっすらと見える。東は京浜地方、空は大気汚染のせいだろうか、黒々としている。風は強く、寒い。プロトレックの温度計は一時1.6℃を示した。
ここから丹沢山まで行って雪遊びをするつもりであったが、腿まで雪につかるという情報。そこで丹沢山は中止、かわりに下山ルートに鍋割山を経由することにした。そうすれば標高1,200m以上の稜線を1時間以上楽しめる。

12:14 塔ノ岳を出発(1485m, 9.0℃)

大丸への雪深い登り
大丸への雪深い登り
予想通り、人はほとんどいないうえ、踏み跡もしっかり付いていて、道に迷う心配なし。尻セードなどで楽しむことができた。ただ、雪質が少し柔らかいところがあった。人気のスノーシューの踏み跡もあったが、評判通り、沈みが少ないように見うけられた。

13:39 鍋割山荘着(1270m, 11.8℃)

鍋割山荘
雪に埋もれた鍋割山荘
雪道で遊びすぎたせいか、予定時間を30分くらいオーバーして鍋割山に到着。富士山はすっかり雲の中で、眺望はいまひとつであった。いつもは活気にあふれている山荘も、雪に埋もれてひっそりとした雰囲気。営業していないのかと思った。

14:32 後沢乗越に到着(800m, 13.6℃)

またまた予定をオーバー。この下り道は雪と泥の混じったたいへんすべりやすい道。慎重に歩く。

15:21 二俣(485m, 13.7℃)

杉林の中を下る
杉林の中を下る
後沢乗越から杉林の中をだらだらと下り、二俣に到着。まっすぐに育った木は見事だ。かつりんは花粉に弱いのだが、この日は大丈夫だった。
二俣から林道をだらだらと一時間ほど歩けば大倉バス停だ。
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