2月11日 晴れ
8:25 鳥沢駅を出発
駅前には小さいがタクシー会社があった。またコンビニもあって、朝7:00からの営業。ちなみに酒類も販売していた。駅周辺の集落を抜けるとすぐに雪道になり、振り返ると富士山が頭を見せていた。ここからは舗装面と除雪されていない雪道とが交互に出現する。まだ朝早いため、前日昼に溶け出した雪が道の真ん中で凍っていた。
9:30 梨の木平に到着(高度計:555m, 温度計:15.8℃)
トイレ・ベンチあり。ここまでは四方津方面からは車で入れるようだ。ここからアイゼンを装着する人もいたが、まだしばらくは時折地面が顔を覗かせる道が続く。なんと12本爪をつけている人もいて、驚いた。10:16 水呑み杉(845m, 9.0℃)
水呑み杉という杉の大木に到着。周囲の木よりも随分と幹が太い。その下方には水場があり、水が湧いていた。この水場から少し道が急になり、ジグザグをきって登ってゆく。雪も一気に増えてきた。雪は凍っていて、油断しているとときおりすべる。
少しすると日当たりの良い、視界が開けたところがあり、そこには雪は全くなかった。富士山も見えたが、雲がかかってしまい、裾野がちょっぴり見えるだけになってしまった。
10:46 大久保のコルに到着(1065m, 11.1℃)
ここで進路を右(東)に変える。膝下くらいまで積もった雪に一本のトレースがついている。坂も緩やかになり、ほどよくしまった雪をさくさくと踏みしめて歩く。気持ちのよい道だが、木が多く展望はあまりない。11:01 扇山登頂(1125m, 13.9℃)
南には富士山、東には相模湖も見えた(ぐるぐる写真)。風もほとんどなくてぽかぽかと暖かかった。なべやきうどんで体を温めて、チョコレートとアップルティーでお茶をして、のんびりと過ごしながら展望の好転に期待をかける。
最初我々を含めて10数人だった山頂も、徐々に人が多くなってきた。