名所 | 詞書・詩歌 | 出典 | 巻・頁 | 年月日 |
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すいすいろう 垂水楼 | 「垂水楼に題す | 南畝集18 漢詩番号3679 | ⑤256 | 文化9年 1812/09/ |
すおうなだ 周防灘 (周防) | 「九月朔、新たに晴る。周洋即事 | 南畝集14 漢詩番号2516 | ④330 | 文化1年 1804/09/01 |
すがも 巣鴨 | | |||
すさき 洲崎 | 「洲崎(スサイ)に遊んで新塩浜を観る 此の塩汲の多きを詠めて 知らる彼の賤の女の身を 塩衣裳も小裙も 心思ひを乾さざること頻りなり 誰か知らん世渡業 長くと焼塩と辛し」 | 寐惚先生文集 | ①348 | 明和4年刊 1767/09/ |
「洲崎に遊ぶ 弄珠人去誰相見 落日徘徊憶漢皐」 | 南畝集5 漢詩番号0845 | ③292 | 安永9年 1780/09/ | |
「暮春、諸君と同じく洲崎に遊ぶ | 南畝集6 漢詩番号1068 | ③375 | 天明2年 1782/03/18 | |
「土山沾之・流霞夫人・菅江・嘉十・文竿と同に望汰欄に遊ぶ。二歌妓を命ず。阿直と曰ひ、阿兼と曰ふ。潮退ひて、升・国共に紫貝を拾ふ。会東江子・滝口・杉浦等の亦至る」 | 三春行楽記 | ⑧34 | ||
「洲觜の春望 【洲崎に鶴歩楼あり。酒楼を望汰欄と曰ふ。今廃す】」 | 南畝集13 漢詩番号2236 | ④249 | 享和3年 1803ウ01/ | |
「洲觜の眺望 | 南畝集16 漢詩番号3067 | ⑤71 | 文化4年 1807/04/ | |
すずかやま 鈴鹿山 (伊勢) | 「行々鈴鹿山を経 | 改元紀行附録 南畝集12 漢詩番号1951 | ⑧139 ④160 | 享和1年 1801/03/08 |
「鈴鹿の野店、既酔の字を掲ぐ すゞか山ふりし昔に引かへて鬼の住べきかくれ家もなし」 | 小春紀行附録 南畝集15 漢詩番号2812 | ⑨95 ④423 | 文化2年 1805/11/05 | |
すなむら 砂村 | 「真桑瓜と西瓜とひちつさらにもりたるを見侍りて | 巴人集 | ②412 | 天明3年 1783/06/ |
すべりざか すべり坂 | 「伊丹すべり坂に蝸窟といへるがくかゝれるあり | 六々集 万紫千紅 | ②250 | 文化12年 1815/03/09 |
すま 須磨 (摂津) | 「須磨懐古 雨過長松風色老 天高絶壁鳥声哀 不堪江上聞吹笛 月下蕭条送落梅」 | 南畝集5 杏園詩集二 漢詩番号0964 | ③330 ⑥63 | 天明1年 1781/閏5 |
すみだがわ 隅田川 | | |||
すみよし 住吉 (大坂) | 「九月十三夜、墨江に遊んで月を看る 酔来聊欲裁詩思 天末秋高雁有無 住吉の春の海辺もしら菊の花さく比の月にしかめや」 | 南畝集12 漢詩番号2054 蘆の若葉 | ④187 ⑧243 | 享和1年 1801/09/13 |
「元日、馬国瑞・順宣師と同じく墨江に遊ぶ | 南畝集12 漢詩番号2080 | ④196 | 享和2年 1802/01/01 | |
するがだい 駿河台 | 「駿台に子規を聴く | 南畝集8 漢詩番号1543 | ④16 | 寛政1年 1789/04/ |
「分ちて「東都の楽事」を賦す。五首 駿河台に子規を聴く | 南畝集8 漢詩番号1553 | ④21 | 寛政1年 1789/05/ | |
「蜀山人の狂歌 こは架空子が咄家に聞きたりとて記しておこされたる歌なり。蜀山人駿河台に移りて後の作と見えたり」 | 零砕随筆一 続日本随筆四巻 | ④209 | 年代未詳 |