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   名物編 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔名物編〕   大田南畝関係
     (動物・植物・食物・器物・鉱物等)
  【つ】※◯は欠字、◎は表示不能文字
名物詞書・詩歌出典巻・頁年月日
つき

 月 (別資料)
つくし
土筆
「筆頭菜 未知辛辣心 唯見青叢湿 若遇筆頭丹 自令盛吉泣」南畝集20
漢詩番号4478
⑤485文政2年
1819/05/
つつじ
躑躅
「大久保百人町のつゝじをみ侍りて まつかいにだるまの様ないはつゝじ花はもへんとほつすなるべし」巴人集②397天明3年
1783/03/24
「躑躅 神代にもみざるきかざるいはつゝじからくれなゐのくゝりざる哉」巴人集②437天明4年
1784/02/
「百夫街に躑躅花を看る 百夫街上百夫家 未有一夫無種花 躑躅細看紅躑躅 昔遊爛酔幾年華」
〈鉄炮同心の住む百人町、火薬製作に躑躅の木炭が最適とされる〉
南畝集17
漢詩番号3500
⑤200文化8年
1808/03/
「躑躅 春ふかき霧嶋つゝじしらぬ火のもゆるが如き花とこそみれ」
「白きつゝじ 花の名も所によりていはつゝじ浪華の平戸江戸の琉球」
あやめ草②102文政5年
1822/04/
つばき
椿 (山茶)
「盆中の山茶 先伯盆中樹一株 髫年拝賜種庭隅 (以下欠)」南畝集18
漢詩番号3621
⑤238文化9年
1812/04/
「すみだ川五百崎(イホザキ)のほとりに百椿の花ありときゝて
 玉つばき百種のみかは五百崎も八千代の数もいでんとぞ思ふ」
七々集②299文化13年
1817/02/
つゆ
「露 草の上の思ひもよらぬめでたさはめぐみの露のこぼれ幸」めでた百首夷歌①77天明3年刊
1783/01/
つりがねそう
つりがね草
「朝とく野べをありきしに、つりがね草といふ草をみて
 朝露のすはすはうごく風の間につりがね草を引あげてみる」
をみなへし②18天明1年?
1781/
つる

 鶴 (別資料)