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交遊編大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔交遊編〕大田南畝関係
(大田南畝、あるいは大田直次郎として交遊のあった人)
【れ】※◯は欠字、◎は表示不能文字
交遊詞書・漢詩・狂歌出典巻・頁年月日
れいいっかん
鈴一貫
 鈴一貫 (別資料)
れいしょうほ
鈴章甫
「鈴章甫の四川営作の吏に従つて三河に之くを送る
 秋風吹送雁南帰 千里関河木葉稀 駅路斜連滄海遠 輶軒遙逐白雲飛 鳳来山古余仙跡 燕子花空冷客衣
 借問遊方従使者 何如侍坐在庭闈」
南畝集5
漢詩番号1024
③351天明1年
1781/09/
「夏日、広子純・井子瓊・鈴章甫・甥義方と同じく白馬の竜隠庵に遊ぶ。韻を分つ
 (詩は省略、交遊編の「交遊」参照)」
南畝集6
漢詩番号1221
③420天明4年
1784/06/
れいぜん
冷然上人
「夏日、浄立寺に集ふ。冷然上人に呈す
 (十四字欠) 緑槐柯下黄粱夢 一枕薫風五十年」
南畝集18
漢詩番号3781
⑤284文化10年
1813/05/
れいたくろう
麗沢楼
「早春、麗沢楼の小集
 十二街中避世囂 小楼杯酒此相邀 紅塵四合呉門市 麗沢旁流日本橋 故態狂生堪攘臂 新年雪少不封条
 只今闤闠詩書満 共詠康衢撃壌謡」
南畝集6
漢詩番号1167
③404天明4年
1783/01/
れいゆうじん
鈴猶人
 鈴木猶人 (別資料)
れきえん
櫟園
「櫟園の寄せらるゝ韻に和す【欄外。岸良右衛門、土岐家臣】
 誰か道ふ東方九千歳  桃を窃で三度世の中に遊  功名已に金銭と共に擲ち  日月徒に質物に随て流る
 桔梗の御紋瓦を看て入り  櫟園の言葉狂を学で稠(シゲ)し  先生寐惚て臍を噛むこと久し
 未だ毛唐の四百州に到らず

  原詩 蜀山人寝惚子に寄す   櫟園狂生
 先生の趣きは東方朔に似たり 世を玩び年来面白く遊ぶ  一段の機嫌酒浴るかと疑ふ
 百篇の狂詠筆流るが如し
 近郷在町風を聞て起ち  遠国波濤社を結ぶこ稠し  犬を打つ児童も寝惚を知る  名は六十有余州に高し」
七々集
万紫千紅
巴人集拾遺
②254
①289
②493
文化12年
1815/09/