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交遊編 【と】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔交遊編〕大田南畝関係
【滕温之】(とうおんし)(唐衣橘洲)(からごろもきつじゅう)【交遊】(文人サロン) ※◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・詩歌出典巻・頁年月日
「滕温之宅に梅雨中に韻を探る。岡公修と同じく賦す
 清樽一酔鳳城西 細雨霏微五月凄 下箸已憐魚鱠美 銜杯更聴子規啼 庭陰露滴黄梅熟 簷外煙斜緑樹迷
 莫道囂塵還近市 此中都不譲幽棲」

「同じく郵亭の残花を賦す。看字を得たり 駅亭花開花自残 残花片々送征鞍 暗香零落長亭雨 都作郷園夢裏看
〈滕温之は小島源之助(唐衣橘州)岡公修は岡部四冥。耆山上人の詩社・青蓮社の詩友〉
南畝集1
漢詩番号0050・1
③19明和9年
1772/05/
「午日、滕温之と同じく角筈の里に遊ぶ
 柏樹村西角里東 陂塘斜遶野橋通 鹿林非是尋常境 熊嶽曾移十二宮 蒲酒携来憐午日 松濤聴罷向清風
 悠然坐対滄池上 不与人間競渡同
南畝集1
漢詩番号0052
③20明和9年
1772/05/05
「夏晩、公修・温之と同じく舟を泛ぶ。八首 (詩は省略、交遊編の「交遊」参照)」南畝集1
漢詩番号0091-99
三餐余興
③31
⑧12
明和9年
1772/06/
「十七夜、温之と同じく公修を過る。前字を得たり (詩は省略、交遊編の「交遊」参照)」南畝集1
 漢詩番号0119
③40明和9年
1780/08/17
「九日、岡公修・大久君節・家弟公正と同じく金竜山に登る。秋字を得たり (詩は省略、交遊編の「交遊」参照)」南畝集1
漢詩番号0124
③41明和9年
1780/09/09
「至日前一夕、公修・叔成・君節と同じく温之に集ふ。隅字を得たり (詩は省略、交遊編の「交遊」参照)」南畝集1
漢詩番号0155
③54明和9年
1780/11/26
「首夏、公修・君節・温之・伯秀過らる。分ちて盃字を得たり (詩は省略、交遊編の「交遊」参照)」南畝集2
漢詩番号0176
③54安永2年
1773/04/
「雷雨新たに晴る。滕温之に集ふ。雲字を得たり
 城東雷雨鬱難分 倚檻新晴白日曛 万樹全含滄海気 層陰忽散太山雲 歌中絶調能知我 坐上清樽此対君
 不比陽春偏寡和 一時相遇賦南薫」
南畝集2
漢詩番号0177
③64安永2年
1773/04/
「梅雨。岡公修・関叔成・滕温之・井伯秀と耆公の山房に集ふ。韻を分つ (詩は省略、交遊編の「交遊」参照)」南畝集2
漢詩番号0181
③65安永2年
1773/04/
「五日前一夕、公修・君節と同じく温之に集ふ。風字を得たり (詩は省略、交遊編の「交遊」参照)」南畝集2
漢詩番号0179
③65安永2年
1773/05/04
「七夕、公修・叔成・周夫・温之・井伯秀・雨安之と同じく竜隠庵に集ふ。声字を得たり
 (詩は省略、時候編の「七夕」参照)」
南畝集2
漢詩番号0211
③74安永2年
1773/07/07
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