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詞書・詩歌 | 出典 | 巻・頁 | 年月日 |
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「中秋寓直」に擬す 中天華闕積陰晴 万井青梧丹鳳城 已使列星分宿直 更懸明月照簪纓 清朝一裛金茎露 高閣遥伝玉漏声 良夜風光真可惜 誰将封事待鶏鳴」 | 南畝集1 漢詩番号0118 | ③40 | 明和9年 1780/08/15 |
「中秋月無し。伴忠順を訪ふ | 南畝集2 漢詩番号0228 | ③79 | 安永2年 1773/08/15 |
「中秋、井玄里・大久君節・山道甫・山士訓・蘇百順・河益之・辺公僚・栗子弘と同じく高田に郊行し、鼠山に至るの作。十首 野外同人且自将 清風当飲勧飛觴 怪来片片浮雲散 恰是東林月出光 【高田の一村を棣棠村と曰ふ。相伝ふ、吾が家の灌公、雨に遇ひて蓑を借りし処と】 | 南畝集3 漢詩番号 0395~0404 杏園詩集一 | ③139 ⑥40 | 安永4年 1775/08/15 |
「中秋、関之輿・山道甫・山士訓・河益之・辺公僚と同じく形氏に過り、郊行して落合村に至るの作。清字を得たり 橋外無塵車馬少 留飲忘却世人情」 | 南畝集3 漢詩番号0494 望月帖 | ③170 ⑳332 | 安永5年 1776/08/15 |
「中秋諸子と同じく安子潤に宴集す。誰字を得たり 其の二。庭字を得たり | 南畝集4 漢詩番号0562・3 | ③197 | 安永7年 1778/08/15 |
安永八年(1779)八月十三夜 ~ 十七夜 高田馬場 五夜連続 月見の宴 | |||
「十五夜、安子潤の一壷亭に集ふ 遮莫清光時隠見 氷心長在一壺亭」 | 南畝集5 漢詩番号0836 | ③289 | 安永9年 1780/08/15 |
「中秋、山士訓に過りて関叔成を懐ふ 碧雲深鎖佳人隔 遙夜天涯有所思」 | 南畝集5 漢詩番号1001 | ③342 | 天明1年 1781/08/15 |
「十五夜月 | 狂歌若葉集 蜀山百首 | ①310 | 天明2年刊 1782/01/ |
「十五夜、酔月楼に宴す 多少人間良宴会 無如是処美遨遊」 「中秋、月を弄す 幽人独在蓬蒿下 看弄清光度幾年」 | 南畝集6 漢詩番号1126-7 杏園詩集二 | ③388 ⑥67 | 天明2年 1782/08/15 |
「望月の夜の空さだめなければ 「その夜思ひの外にはれわたりければ 海原をいでし三五の月の影あんじるよりもうむのやすさよ | 巴人集 徳和歌後万載 | ②414 ①27 | 天明3年刊 1783/08/15 |
「十五夜、懐ひを書す 別有年年秋思客 向人難説此時情」 「月下吟 浮雲倐忽掩光輝 一半蒼煙浮暗水 此時◎望不見君 空傾百盃酒半醺 酔裏欲眠階徐下 風飄玲露白紛紛」 | 南畝集6 漢詩番号1283-4 | ③441 | 天明5年 1785/08/15 |
「中秋賦八体 五言古 忽有同心子 過我命壷腸 逍遥縦情志 世事都相忘 淡水鑑交情 大音遺宮商 一酔楽今夕 何必慨以慷 七言古 山林縦在市朝外 日月寧無魏闕心 聞道黄金求駿骨 不使世儒多汨没 若披宿霧覩青天 似払浮雲対明月 明月之光照草堂 桂林一枝花正発 揮竃把酒時一看 無限秋風吹短髪 五言律 七言律 偏覚広寒宮裏近 瓢瓢更欲駕竜車 五言絶 七言律 六言絶 六言律 良会雛同幾処 幽情独在誰辺」 | 南畝集7 漢詩番号1359-66 杏園詩集三 | ③469 ⑥87 | 天明5年 1785/08/15 |
「中秋 | 南畝集7 漢詩番号1472 | ③506 | 天明8年 1788/08/15 |
「十五夜、月を望む。紀菶仲酒饌を載す | 南畝集8 漢詩番号1687 | ④67 | 寛政2年 1790/08/15 |
「八月十五夜、甘露門に遊ぶ。灰韻を得たり 四五明宵蟾兎欠 先判縦飲此忘回」 | 南畝集9 漢詩番号1811 | ④113 | 寛政4年 1792/08/15 |
「中秋、宿衛の作 「月に対して懐ひ有り | 南畝集9 漢詩番号1867-8 | ④131 | 寛政5年 1793/08/15 |
「十五夜、興正寺に過りて月を看る | 南畝集12 漢詩番号2049 蘆の若葉 | ④186 ⑧234 | 享和1年 1801/08/15 |
「中秋、江楼に登る 杳然自有無窮思 莫使玉人吹玉簫」 「江楼の晩眺 「中秋、墨水に舟を泛ぶ | 南畝集13 漢詩番号2169-71 | ④228 | 享和2年 1802/08/15 |
「十五夜、浪華の客舎に月を看て感有り。馬田 昌調 青洋の韻を次ぐ 「浪華客舎。月下の作。馬青洋・佐重甫に似(しめ)す | 南畝集14 漢詩番号2499 2522 | ④328 333 | 文化1年 1804/08/15 |
「中秋、雨を喜ぶ 荒年穀兮豊年玉 底事庶民愛異珍」 | 南畝集15 漢詩番号2715 | ④395 | 文化2年 1805/08/15 |
「中秋、芦中主人【近藤正斎】の池亭の宴集。八体を賦す | 南畝集16 漢詩番号2929- 2936 | ⑤29 | 文化3年 1806/08/15 |
「中秋、姫路侯の月亭の宴集。君侯の韻を次ぐ 正是金門三五夜 当筵授簡未成章 附けたり 原詩 姫路侯源忠道 文化兎年八月望 管絃詩酒恋賞長 佳時病起懐逾壮 雨後新晴影益光 盟約不爽酔李白 献酬無量張華陽 更期玄対道人至 筆留好景促詞章 席上、魚韻をえたり 「辺 瑛 玄対の蟹を画けるに題す 附録 蟹を画くの作に和す 姫路侯源忠道 蟚蜝横一世 作賦仮虚空 能入文君夢 相和琴瑟中」 「姫路侯の韻を和し奉る 原詩 姫路侯 中秋南畝倚南楼 南畝酔中与月游 良夜声々何所吐 数篇詞賦献還酬」 | 南畝集16 漢詩番号3082-5 | ④76 | 文化4 1807/08/15 |
「十五夜、姫路大守の高どのにて | をみなへし | ②28 | |
「己巳中秋、大草 公弼 篤夫・花禅翁 万彦・鈴木 恭 士敬・犬冢 遜 印南・井上 玖 子瓊・鈴木 文 猶人・中邨 亮 子寅・植木(三字欠)諸子と同じく建部君の朝白園に集ふ 濛々不絶糸々継 已及十三十四辰 忽有晴光入隙中 戸寝驚見朝日紅 側肩趨市誰家子 抃瓦出門何処童 餅果将設月光位 笙歌応賽応神宮 屈指秋天正三五 恰是名園会群公 名園傍川臨小石 簷前獄雪朝々白 幽壑陰森翠作屏 疎松羅列茸如席 貴賤少長各自殊 主人不挟泛愛客 旧来結網好打魚 網得諸賢談更劇 厨傾飯顆授芳餐 酒代茶水置千石 舒窃糾兮会賞心 共言今夕是何夕 桂輪乍飛杏壇上 大成殿東引領望 流光未散駿台金 清影猶遮雲母帳 此時老子興情催 此夕少年神気王 平生得喪多不平 満腹宿債一時償 百年天地幾中秋 莫使陰晴徒惆悵」 | 南畝集17 漢詩番号3257 | ⑤129 | 文化6年 1809/08/15 |
「十五夜月くもりけるに森山のふもと朝白園にて | をみなへし | ②44 | |
「釣伯園に釈奠の胙を喫ふ【学問所知事鈴白藤の分かつ所】 「中秋月無し。冢 遜 印南・鈴 恭 白藤・諸子と同じく建部君 広順 の釣伯園に集ふ。露字を得たり 芳桂黯難攀 秋毫茫失数 声扶勧酒歌 色入催詩句 不著謝荘篇 唯裁神女賦 徒将雨与風 抹却中秋趣」 | 南畝集17 漢詩番号3390・1 | ⑤169 | 文化7年 1810/08/15 |
「十五夜、諸君と同じく釣伯園に集ふ 連篇累牘耽佳句 処々楼台成不成」 | 南畝集18 漢詩番号3544 | ⑤216 | 文化8年 1811/08/15 |
「中秋、諸君と同じく釣伯園に集ふ 「中秋、河 世寧 寛斎・池 桐孫 五山と同じく釣伯園より歩して大窪 行 詩仏の玉池の池亭に過る 借問此盟誰是主 海東詩仏字天民」 | 南畝集18 漢詩番号3666-7 | ⑤251 | 文化9年 1812/08/15 |
「十五夜、諸君と同じく建君の釣伯園に集ふ 更待一輪三五月 大成殿昰広寒宮」 | 南畝集18 漢詩番号3809 | ⑤292 | 文化10年 1813/08/15 |
「中秋、諸君と同じく釣伯園に集ふ | 南畝集19 漢詩番号4074 | ⑤367 | 文化12年 1815/08/15 |
「十五夜、独酌 | 南畝集19 漢詩番号4198 | ⑤401 | 文化13年 1816/08/15 |
「十五夜、諸君と同じく建部君の釣伯園に宴し、月を賞す 此会有和三五月 満堂歓謔酔忘還」 | 南畝集19 漢詩番号4298 | ⑤428 | 文化14年 1817/08/15 |
「中秋、月無し。病に臥して感有り 「又 | 南畝集20 漢詩番号4403-4 | ⑤462 | 文政1年 1818/08/15 |
「この比鴻の池の酒屋より、すやまといへる印の酒を贈れるが、此ほどの病に酒をいましめけるに、十五夜なれば | 紅梅集 | ②350 | |
「己卯八月十五夜、月蝕す。鎌孫の韻を次ぐ 有酒無魚三五夕 不知長鋏向誰弾」 | 南畝集20 漢詩番号4496 | ⑤490 | 文政2年 1819/08/15 |
「十五夜、月を望む 「中秋、有感【木星、月を貫つ】 | 南畝集20 漢詩番号4555-6 | ⑤506 | 文政3年 1820/08/15 |
「中秋、鎌孫と句を聯ぬ 筵消酷暑堪安枕 路浥軽塵未作泥 今夕二星将度漢 陰晴不定使人迷」 | 南畝集20 漢詩番号4611 | ⑤522 | 文政4年 1821/08/15 |
「十五夜月の月 | あやめ草 | ②89 | |
「中秋月無し。病中の作 | 南畝集20 漢詩番号4670 | ⑤538 | 文政5年 1822/08/15 |
「十五夜月 分厘の雲さへはれてそろばんのたまの三五の十五夜の月 隅田川こぎ行船の行末は月を待乳の山の夕ぐれ」 | 一簾春雨 | ⑩500 | 不明 |